決算特別委員会 第6日目(10月11日)午後 鈴木けんいち議員の意見

○鈴木委員 日本共産党を代表して、第69号議案、第70号議案、第71号議案は不認定、第72号議案、第73号議案は認定の立場を表明し、意見を述べます。なお、本会議で改めて討論を行います。
今決算審査の中では、改めて、本来、財政はだれのためにあるのかということが問われました。鈴木区政は、区の財政は毎年度実質収支が黒字であるにもかかわらず、赤字と宣伝し、お金がないからと、無料だった寝たきりの高齢者の寝具丸洗い・乾燥消毒に1回100円の自己負担を導入し、わずか5万3,600円を削るという冷酷さです。
 我が党は、13年度予算を分析する中で、少なくとも一般財源歳入で32億円の過少見積もりがあることを明らかにしましたが、今決算では歳入過少見積もりは我が党の指摘どおりの結果となりました。また、本決算で特徴的だったのは、区長がみずから定めた年間180億円の投資的経費の縮減目標に逆行し、2倍以上上回る370億円にふやしたことです。我が党は、投資的経費への財源配分の異常な集中を指摘しましたが、その投資的経費の増大が区民生活を圧迫していることは明白であり、認められません。
 介護保険特別会計については、介護給付準備基金の活用も含め、介護保険特別会計に十分な負担軽減のための力があるにもかかわらず、低所得者への独自の負担軽減を拒否した冷たいものであり、認められません。
 国民健康保険特別会計については、収入未済額が前年比25.1%増となっていることに端的にあらわれているように、長引く不況のもとで何の対策も講じないままでの保険料値上げが区民生活を圧迫していることは明白であり、認められません。
 我が党は、住民福祉のために必要な仕事をやってこそ自治体と言えると考えます。区民生活重視の区政運営に転換することを求めて、意見の表明といたします。