ごあいさつ | |
2005年度は公明党の忍足元副議長が議員の任期中に「あっせん収賄罪」で逮捕されるという足立区議会史上始まって以来の不祥事からスタートしました。日本共産党は「全容解明と再発防止は区民への議会の責任」との立場から、臨時議会の開催要求や百条委員会の設置など繰り返し要求をし、結果として「区立湯河原区民保養所の契約事務等に関する調査特別委員会」が設置され、現在までに3回の委員会調査を重ねています。 また、日本共産党は民主的な議会運営と改革の提案をおこない、各党と話し合いを進めました。 円滑で民主的な議会運営をお互いが協力する、議席に応じた役職配分をめざすという点では昨年よりさらに前進して合意に至り、日本共産党には委員長1、副委員長5が配分されました。 もちろん、日本共産党の11議席は、国会で言えば100議席に相当する大会派であり、議席に応じた役職配分ということでいえば、不十分ですが、正常な議会運営をめざすという合意を大切に考え、同意しました。今回、日本共産党議員の所属委員会、付属機関は次頁のとおりです。 足立区議会第2回定例会は、6月7日〜17日に開かれました。 都議会議員選挙直前の議会ということで日程も短縮された中でしたが、湯河原の汚職事件にたいする区長の政治姿勢、国の税制改悪により区民が受ける影響や、障害者自立支援法(現時点では国会解散により廃案)や介護保険法の改悪など、戦後の社会保障・社会福祉のあり方とそれに対する自治体の姿勢が大きく問われる中での議会でした。 また、それと前後して区民アンケートに取り組み、その集計結果にもとづいて緊急要望をまとめて区長に申し入れる、竹ノ塚踏み切り事故の悲劇を二度と繰り返さないためのとりくみや、鉄道高架化議連の結成、震度5強の地震の教訓から対策の申し入れや、アスベスト対策の申し入れなど、短い期間ですが大変凝縮した数ヶ月でもありました。 日本共産党足立区議団は、公約実現の立場から代表質問をはじめとする論戦に取り組みました。また、企業・団体から献金をもらわない、癒着のない清潔の日本共産党の存在が光る議会でもありました。 今回の区政資料にはこうした内容が紹介されております。区民のみなさんのご意見、ご要望をお寄せ下さい。 都議会議員選挙、解散総選挙と続き、区政資料の発行が遅れたことをお詫びします。 2005年9月
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