4 区長提案の議案などに対する討論 ③学童保育室の入室に関する異議申し立ては「妥当」とする少数意見報告書 (7月10日 橋本ミチ子議員) |
6月29日総務委員会において留保した少数意見を下記のとおり、会議規則第75条2項の規定により報告します。 記
1 諮 問 第 1 号 学童保育室の入室に関する異議申し立てについて 2 意 見 の 趣 旨 足立区は、児童福祉法の精神にもとづき放課後の保育に欠ける児童を学童保育室に措置しなければならない責任があり、児童の健全育成は地方自治体の責務です。 不安な社会情勢の中で子どもにかかわる事件や事故も増え、社会経済状況を反映して共働き家庭やひとり親家庭が増加しており、学童保育室の役割はますます重要になっています。 今回、入室不承認となった2人の方から異議申し立てが出されました。事情を聴取すると、昨年まで入室していた学童保育室に今回は入室できず、子どもが慣れ親しんだ学童保育室から別の学童保育室に行かなければならなかったということです。 今年度の待機児は、4月1日現在163人になっています。学童保育室は低学年児童が自分の足で通わなければならないため、学区域内に設置されることが求められます。入所条件を満たした児童が指数が低いからと、希望する学童保育室に継続入所できないことは、子どもの権利擁護の観点から真に重要な問題と受け止めるべきです。 区は、行政不服審査法にもとづく「意義申立て」が毎年出される事態を重く受け止め、今後の区政施策に生かすべきと考えます。 従って、諮問第1号の学童保育室の入室に関する異議申し立てについては妥当と答申すべきです。 |
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