7、日本共産党区議団の区長への提案・申し入れ

②妊婦健診に関する緊急要望
2008年4月7日
足立区衛生部長 中田善樹様
日本共産党足立区議団
妊婦健康診査の公費負担14回実施に伴う自己負担に関して

 日頃より区民の衛生・健康維持増進のためご尽力くださり敬意を表します。
 さて、4月からの妊婦健康診査の公費負担14回への拡大は、切実な区民要望として議会でくりかえし取り上げられ、また陳情も提出されて実施されたもので、区民にとって大きな支え・喜びとなっています。ところがこれに関して3月末、一部自己負担が生じる可能性のあることが明らかになりました。
 本事業当局者の足立区衛生部としても、実施間際に認識するにいたったとのことで、まさに実施前日の3月31日に区民向け説明文の差し替えを行うという慌ただしさでした。
 理由としては、全都的に公費負担を14回に拡大する自治体が増える中で、この公費負担制度に関する文書に、「一定金額を上限として助成するもの」であると書き込まれ、その解釈として、検査費用が上限を超えた場合は、受診票に記載されている検査項目であっても自己負担となるからだということです。
 しかし、区民にとっては、受診票に記載されている検査項目は無料で受けられるのが妊婦健診の公費負担制度であり、それが14回に拡大されたところに価値があるわけで、一部であっても自己負担が生じるようなことがあってはならないと考えます。
 つきましては、足立区衛生部として、区民が自己負担の発生しないよう関係機関との協議を行なうなど、あらゆる手立てをとられるよう申し入れるものです。
以上