ごあいさつ |
足立区議会第4回定例会は2001年12月3日より21日まで19日間開かれました。 今議会は鈴木区政が「目前の危機」であった財政危機から「構造改革路線」に転換し「足立区の構造改革戦略(討論素材)」を本格的に始動させ、小、中学校の新入生から学校選択の自由化、産業振興部の創設、基本構想の策定に着手することを明らかにした議会でした。 さらに補正予算編成では、前議会で明らかになった国保会計の黒字財源を24億円取り崩し、投資的経費にその大半を投入しました。その結果、投資的経費はついに300億円を超え、鈴木区政はじまって以来、最大規模の予算を組むに至りました。 これは、財政健全化計画にも反する開発優先の政治に歯止めがかからなくなったことを意味し、公約違反をここでも自ら実証したものです。 日本共産党足立区議団は区財政はいっかんして黒字であり、区民要望に応えられる余力があることを繰り返し、明らかにしてきました。 代表質問にはさとう純子議員、一般質問には鈴木けんいち、伊藤和彦議員を質問に立て、鈴木区政の行財政運営を批判するとともに、具体的な提案を示してきました。 とりわけ、鈴木けんいち議員の学校施設の危険性を指摘し、施設の修繕を求めた質問に対して、自民、公明、民主から「事実無根」の質問をしたとして、議事録削除を求める動議を強行し、さらに問責決議まで数をたのんで強行したことは重大です。 日本共産党は、本会議の反対討論をおこない議事録削除や問責決議の道理のなさを指摘しました。 本資料は、そうした第4回区議会定例会での主な論戦を収録してあります。 区民の皆さんのご意見、ご要望をぜひ、お寄せください。 2002年1月10日 |
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