ごあいさつ

 2003年度第一回定例会は、2月25日から3月19日までの23日間、開催されました。
今回の定例会は、鈴木区政4年の締めの年であり、いっせい地方選挙を目前にした時期の新年度予算案を審  議する重要な議会になりました。
また、今年度から始まった包括予算制度=投資的経費を除いた予算編成について、各部に権限を移譲するとした制度のもとで、配分された予算をコスト感覚で執行していくという中で、区民施策が削られているこの制度の矛盾を明らかにしてきました。
 この間、日本共産党区議団は2回にわたって区民アンケートを実施してきましたが、秋に実施した2回目のアンケートの内容は、3月5日時点での回収は674通ですが、10月から実施された老人医療費の値上げにより、春に実施したアンケートより区民生活がいっそう深刻になっている実態も明らかになりました。
 予算特別委員会をはじめ各常任委員会で、区民アンケートに託された切実な区民の声を質問にいかしてきました。そしてリストラ・倒産等で収入が激減し、子どもの入学金や学費がはらえない家庭を救うための(仮称)「緊急生活保障制度」の創設や、寝たきりの高齢者等を救う(仮称)「高齢者激励見舞金制度」の創設など、予算修正案にも反映させ実現をせまりました。道理と区民の実態にもとづく質問によって、区議会の論戦では日本共産党が一歩リードしてたたかうことができたと思います。しかし、鈴木区長与党の自民、公明、民主らは組替え案に対する質疑をいっさいせずに反対しました。
 このことは、鈴木区長とその与党には、区民の深刻な実態を一刻も早く解決しようとする態度も能力も欠けていると言わざるを得ません。
 今回の区政資料は、予算特別委員会における日本共産党委員の全質疑を紹介し、区長をはじめ執行機関の答弁もあますこところなく紹介することにしました。
 なお、本定例会の直後がいっせい地方選挙になったために発行が大変遅れてしまいましたが、御理解下さいますようお願いいたします。

2003年7月
日本共産党足立区議団