ごあいさつ

 足立区議会臨時会は、区長選・区議選後初の議会として開催され、議長、副議長、監査委員などの議会役職を決定する議会でした。
 日本共産党区議団は前議会から続いている日本共産党を議会役職から排除している異常な議会運営を改めるよう民主的な議会運営と改革の提案をおこない奮闘しましたが、自民、公明、民主の鈴木与党は密室協議で日本共産党をふたたび、議会役職から排除する暴挙を行いました。
 日本共産党はすじを通し、提案した改革の提言どおりの行動をとりました。今回、日本共産党議員の所属委員会、付属機関は別途資料の通りです。

 足立区議会第2回定例会は、6月13日〜30日に開かれました。
 内外の情勢はイラク戦争と世界の平和秩序の展望、北朝鮮問題、小泉政権の二年間と政治的焦点がするどく問われる中、イラク戦争をめぐって明らかになった国際的無法をゆるすなという国際世論の高まりや小泉内閣のすすめる有事法案を廃案にする国民的な運動、またその発動や具体化を許さないたたかいが進む中での議会でした。
 また、社会保障負担増中止、リストラに反対し大企業の社会的責任をもとめるたたかいの最中での議会でもありました。
 日本共産党足立区議団はこうした情勢の下で、公約実現の立場から代表・一般質問をはじめとする論戦に取り組み、いくつかの貴重な成果を収めることができました。
 例えば、「緊急生活保障制度」の創設を提案するなかで、応急小口資金での教育費への貸し付け限度額を15万円〜30万円に増額、商店街街路灯への電気代補助の増額検討、若者の雇用機会拡大約束、小児科夜間診療の「早期実現」を約束、介護保険利用料の低所得者への負担軽減策3%の据え置きなど多くの実績をつくることができました。
 また、区がまちづくり基本条例を制定するにあたり、日本共産党の提案をまとめて提出しました。(別途資料)
 今回の区政資料にはこうした内容が紹介されております。区民のみなさんのご意見、ご要望をお寄せ下さい。

2003年8月
日本共産党足立区議団