予算特別委員会の質問等 第4日目(3月9日)午前 三好すみお議員 |
東綾瀬スケート場の復活、青少年問題等について ○委員長 次に、共産党から質疑があります。三好委員。 ○三好委員 三好でございます。よろしくお願いいたします。 私は、まず初めに介護保険料の預貯金要件の緩和について質問いたします。介護保険料の生活困難者の対策として、第一段階、第二段階の被保険者に対し負担軽減策を行って1年が経過いたしました。以前に比べれば保険料の軽減対象者が拡大したと思いますけれども、当初の第二段階の減免対象者はどれくらいと想定されておりましたか。 ○介護保険課長 第二段階のB階層が800人、C階層につきましては1,400人と想定してございます。 ○三好委員 実際には、その減免対象者はどのくらいの数になっているのでしょうか。 ○介護保険課長 第二段階B階層でございますが378名、第二段階のC階層につきましては337名でございます。 ○三好委員 大体3割ぐらいということのようであります。 23区との比較なのですけれども、いただいた資料によりますと、300万円以下という設定は中央、中野、港、品川、世田谷といった裕福区だけではなくて、同じ下町の台東区や北区などでもあります。そのほかの区でも足立区の75万円よりも高い水準で設定されている区は千代田、新宿、墨田、江戸川、豊島、中野など、13区で足立を上回る減免基準が設定されています。 わずかな預金を持って自立して生活している高齢者が、せめて自分の葬式代ぐらいは用意しておきたい、入院したらお金がかかるので入院代ぐらいは貯金しておきたい、こういうふうに思うのは当たり前のことだというふうに思います。 地域保健福祉推進協議会の答申を昨年策定し実施をしてみて、該当者が少ない、利用しづらい、こういう実態が明らかになったと思います。そこで私は、改めて協議会に諮問をし直して、所得の基準はともかくとしても、預貯金の基準については緩和するように諮問をし直すということが大事だと思いますけれども、その点についてはいかがでしょうか。 ○介護保険課長 現在、低所得者対策につきましては社会保障審議会介護保険部会で論議されております。また、全国市長会におきましても低所得者対策の抜本的な見直しを国に要請しております。これらの動向を踏まえまして対応してまいりたいと考えております。 ○三好委員 社会保障の改悪が続いております。自立の困難さが増大しています。こういう中で、減免制度が生活保護を受ける前のセーフティーネット、こうした役割を果たしているということ、先日の委員会の中でもこうした支援策が重要だというふうに答弁されております。その方向で再度検討していただきたいというふうに思います。 次に進みます。スポーツ施設の充実、改善、そうした問題とかかわって青少年の居場所づくりについて質問をいたします。青少年を初め区民が気軽にスポーツに親しむ機会を支援していくことは大事なことであります。平成12年に策定いたしました第四次基本計画の中でも、生涯スポーツ、レクリエーション活動を支援するということで、健康に対する意識の高まりと余暇時間の増大等によりスポーツ人口は確実に増加している。その活動内容も従来の競技系スポーツに加え、運動に親しみのなかった人も気軽に楽しめるニュースポーツや健康志向の高まりによる健康づくりトレーニングなど、区民一人ひとりがライフスタイルやライフステージに応じて楽しむ生涯スポーツの時代を迎えている。こういう現状認識をしているわけであります。いま、新しい基本構想が議論されて基本計画も策定されようとしていますけれども、当然、こうした視点をさらに発展させて盛り込んでいくということが求められていると思います。 そこで伺いますけれども、区長は中高生の居場所づくりについて先日の本会議で、青少年の健全育成、非行化防止等の観点からも重要と考えており、基本構想の策定を待って計画をしていきたい、このように答弁をされていますけれども、どのように計画をしていくつもりですか。 ○体育振興課長 足立区では、平成14年9月に足立区生涯スポーツ振興計画を策定いたしまして、この中で、子どもから高齢者までのスポーツの振興策を立てております。この中の計画として中高生につきましても策を展開してまいりたいというふうに思っております。 ○三好委員 計画をつくっていく上で区民と一緒に考えていく。実際にその居場所を利用するでありましょう青少年に積極的にかかわってもらうということが大事だというふうに思いますけれども、この点についてはいかがですか。 ○体育振興課長 具体的には、まず例としましては、いま進めております総合型地域スポーツクラブ、これは地域に根差した活動をする地域の方々が自主的、主体的に運営するクラブでありますけれども、こういったところにも小中生の参加を呼びかけてまいりたいというふうに思っております。 ○三好委員 具体的な現場の話ではなくて、これから計画をつくっていくという上でそういった青少年の参加を求めていく、知恵を借りていくということで質問したのですけれども。 ○体育振興課長 学校、それから地域の中で、そういう中高生の意見の集約という機会があれば求めていきたいというふうに思っております。 ○三好委員 先ほども出しました本会議の中で、これからそういう基本構想、基本計画の中に反映させていきたいという答弁がありましたので具体的な計画についてお伺いをしているわけですけれども、私はちょっと提案をしていきたいのですが、実は青少年が積極的にかかわっていくという問題、新基本構想の中でも若干触れられておりまして、青少年の居場所や活躍の場所をつくること、それから地域コミュニティーの場の確保、集約を図ることで、若い世代や新住民に参加の場を提供するということの必要性が言われているのです。その観点からも、若者に直接参加してもらう、そういう場として、仮称ですけれども青少年の居場所づくり計画委員会、こういったものを立ち上げていくというのはどうか。そしてまた、その計画を進める保証となります調査費、こういったものを計上していくということではどうかという提案なのですが、いかがでしょうか。 ○教育委員会事務局副参事(特命) ただいまのご提案につきましては、スポーツ施策という段階を超えまして青少年の居場所づくりでございます。そういう部分の青少年の意見を聞く、それから参加していただく、この辺についてはちょっと次元が違うかと思いますが、少なくとも青少年皆さんの意向、それから考え方、こういうものにつきましてはつぶさに調査させていただきまして、計画の中に反映させていきたいというふうに考えております。 また、そういう計画と資金の調達につきましては、今後、居場所づくりを計画していく中で考えてまいりたい、そのように考えております。 ○三好委員 次の質問に進みます。東綾瀬のアイススケート場の問題について質問させていただきます。私は議員になる前に東綾瀬公園に近い診療所で働いておりまして、天気のいい日などは昼休みに散歩をしたり、また仕事が終わってからは、野球場がありますのでナイターを見ながら帰ったりということで知っているわけですけれども、あの東綾瀬の公園はゲートボールもありまして、またテニスコートもあります。樹木もたくさん植わっている大変いいところなのです。夏休みになりますと、子どもたちが屋外のプールで本当ににぎやかに元気に遊んでおります。ところが冬になりますと、野球はシーズンオフ、水泳は屋内ということになってしまって、閑散としているのです。ちょっと前まではそこにアイススケート場があった。大変にぎわっていたということなのですが、閉鎖になってしまったということなのです。 そこで幾つかお伺いしたいのですけれども、この東綾瀬公園アイススケート場は平成13年に閉鎖されたということなのですが、開設したのはいつなのでしょうか。 ○体育振興課長 平成4年でございます。 ○三好委員 平成12年まで営業をしていたということですから、たったの8年間で営業をやめてしまったということです。区制60周年の記念事業としてつくられたというふうに聞いておりますけれども、この設置目的はどんなものでしたか。 ○体育振興課長 ウインタースポーツの振興のためでございます。 ○三好委員 もう一回お願いします。 ○体育振興課長 区民のウインタースポーツの振興に寄与するためでございます。 ○三好委員 当時の設置条例にはもう少し書いてあったのじゃないかというふうに思います。区民の健康と体力の増進を図っていく、体育・スポーツの振興に寄与していく、ウインタースポーツだけではなくてそういった体力の増進、それから健康に寄与していく、そういうことも設置条例には触れられていたかというふうに思いますけれども、そうした中身というのは、先ほど紹介いたしました基本計画で触れられている趣旨にも合致するもので、大変すばらしいものだというふうに思うのです。いまになってもうそれがないということですから非常に残念なわけですけれども、この東綾瀬公園アイススケート場が閉鎖されてから丸3年経過したわけですが、現在はどうなっているのでしょうか。 ○体育振興課長 特に代替のものは実施しておりません。 ○三好委員 何もされていない、放置されているということですね。 ○体育振興課長 ただ、代替策ということではなくて、現在、プールの方にはトンボのヤゴを育成するためにマコモという草とそれから土を入れております。 ○三好委員 アイススケート場の設備の方はどうなっているのですか。 ○体育振興課長 施設の機材というのは購入してございます。 ○三好委員 アイススケート場に必要な水を凍らせて氷をつくる機械とか、あるいはアイススケート場を設置するいま言った機材、こういったものはまだあるということでよろしいですか。 ○体育振興課長 そのとおりでございます。 ○三好委員 そうしますと、いまからでも使おうと思えば、アイススケート場にしようと思えばできるということだと思います。大変もったいない話だというふうに思います。 最近のアイススケートの人口の動向なのですけれども、どうなっているかご存じでしょうか。 ○体育振興課長 申しわけありませんが、とらえておりません。 ○三好委員 私は幾つかのアイススケート場を調査いたしました。国立の代々木競技場、神宮のアイススケート場、それから区営でやっている江戸川のアイススケート場などの最近の状況を聞いてみたのです。そうしましたら、ちょうどこの東綾瀬公園のアイススケート場が閉鎖された平成13年のころから利用者が徐々にではあるがふえてきている、こういうことでありました。2年前に冬季のオリンピックがありまして日本の選手も活躍いたしましたけれども、こういったオリンピックのある年はふえるとか、それから最近では木村拓哉が出演しているテレビドラマ、アイスホッケーのドラマをやっているそうです。そういった影響もあるのではないかというようなことで、若干ふえてきているスケート人口のことを言っておりましたけれども、実は、伊興に住んでいるあるお母さんが私に話してくれたのですけれども、「プライド」という題名だそうです、このドラマは。木村拓哉にあこがれて、野球バットを持って、これをスティックのかわりにして公園とかでアイスホッケーごっこをしている子どもが多いのよというふうに言っておりました。 私は、何でもそうですけれどもきっかけというのが本当に大事だと思うのです。オリンピックを見てアイススケートをやりたいな、ドラマを見てあこがれの俳優がやっているから自分もやってみたいな、こういうきっかけをやっぱり大事にしなければならないのではないかというふうに思うのです。そのきっかけがあって、オリンピックで金メダルを取るということもあるかもしれません。こういう夢があると思うのです。 区長にお伺いしたいのですけれども、区長はこういう夢についてどのようにお考えでしょうか。 ○教育委員会事務局次長 もちろん子どもにはさまざまな可能性、能力が秘められていますから、そういったものをできるだけ引き出して、子どもの夢をかなえ将来に実現させたいということは、私ども教育に携わる者として考えております。 しかしながら、いまの施設の関係で言えば、これは財源の関係でやむを得ず閉鎖した関係がございますので、そういう夢はまた別のところで実現をさせていただきたいと思っております。 ○三好委員 夢というのは何もないところには生まれないのです。やはり、スケート場があって初めてスケートの夢が果たせるわけでありまして、スケート場をなくすということはその夢を奪うということにならざるを得ません。 私は、先日ある青年の話を聞く機会がありました。青年は、その東綾瀬公園アイススケート場を閉鎖しようとした当時そのアイススケート場に通っていた常連の小学生、中学生の一人であります。また、その夢を奪われた一人でもありました。当時、ボールペンも自分たちで買って、机も出して、大勢の人がスケートを楽しむ中で、その滑りたいという気持ちを我慢して仲間とともに交代しながら署名を集めたそうであります。署名用紙には、足立区の財政改革のため、すいすいらんどアイススケート場が今シーズンで閉鎖となってしまいます。そのため、来シーズン以降も営業をしてもらうために足立区長にお願いしたいと思います。こう手書きで書かれていたそうであります。ノートを継ぎ足して、そして署名を集めていたのです。そして実に7,000名を超える署名が集まったそうであります。その青年がこう言っておりました。「あのころのスケートの仲間はいまばらばらになっちゃいました。いまでもやっている連中は江戸川や千葉の方に行ってやっています。後輩の中には、私の後輩ですけれどもと言って、小学生ですけれども、千葉にアイスホッケーのチームがあるので時間をかけて電車で行って夜の10時ごろまで練習をして帰ってくるのです、小学生がですよ。」こう怒って言っておりました。また、東綾瀬公園のアイススケート場、氷の質がいいということで評判だったというふうに言うのです。昔スケートの選手だった人がいて、きちっと氷をチェックしてつくっていてくれたということです。いまからでも再開してくれるのだったら、多少料金が上がったって近くにあればみんな利用しますよ、こういうふうに言っておりました。 私は、いまでもこういう要望が強くあるのだということを改めてわかりました。区長はどのようにお感じですか。 ○教育長 子どもに夢を与えていく、これは我々本当に重要なことだと思っております。ただ、この東綾瀬公園アイススケート場を廃止した経過につきましては、既に議会でも何回も論議をいただきましてご了解をいただいているところでございます。私たち行政を執行する者にとって一番悪いのは、費用対効果等を考えずに、一度やりだしたことをずっとやりだすという傾向がございます。やはり区民の大切な税金を使っているわけですので、費用対効果、そういったものも考えながらバランスよく運営をしていきたいというふうに思っております。 ○三好委員 この間行われた基本構想の区民グループの分科会の中でも、東京マリンもなくなってしまって若者が集まれるところがなくなった、球技大会とかスケート場とか、みんなが集まってだれでも参加できるようなものがほしい、こういう要望も出されているのです。若者の要望の強い、そしてやろうと思えばできる、この東綾瀬公園アイススケート場をぜひ再開していただきたいと思うのです。 屋外のアイススケート場はこの23区で足立区だけだというふうに聞いています。いまでもあれば23区で唯一の屋外アイススケート場、それこそ近県からも注目をされて人が集まり、観光資源としても大変有効になることは間違いないというふうに思います。 産業経済の担当の方にお伺いしたいのですが、この予算特別委員会でも、足立区には観光資源がない、こういうふうにいろいろ提案されておりますけれども、この屋外のアイススケート場こそ足立区の観光資源になるのではないか、足立区のネームバリューを高めることになるのではないか、このように思いますが、いかがでしょうか。 ○経済観光課長 観光の資源になればどれだけお金がかかってもというようなお話ではございませんと思いますので、逆に、綾瀬周辺につきましては緑の空間などを活用したような形での観光資源の開発ということは考えられると思います。 アイススケートだけでそれなりの集客力というのはちょっと難しいのかと考えてございます。 ○三好委員 私は、アイススケートだけでというふうに言っておりません。先ほどの青年の取り組み非常に大事だと。さまざまなことに取り組みながら、しかし、いままであったアイススケート場、そしていまもやろうと思えばすぐにできる、そういう施設がある。これを活用していくということが少年や青年の夢を実現する、そういうものにつながるのではないかということで質問をしているのです。 先ほどもお話しましたけれども、この夢の話、夢とかあるいはきっかけとか、もっと言えば出会いとか経験とか、そういうものというのははかりにかけることができないのです。お金とどっちが重いのかてんびんにかけることができないものですよね。そしてなかなか目に見えにくいものです。しかし、子どもたちの人生の中では大変大きな財産となることは間違いありません。その経験とか出会いがその子の将来を決定づけるものになることだってあります。 毎年200万人前後の人たちが利用していたそうでございます。平日の利用とか、もっと工夫をすればもっと多くの人だって使うことが可能ではないか、このように思います。ぜひ東綾瀬のアイススケート場の再開をお願いしたいと思います。 次の質問に進みます。次は健康保険料の値上げの問題についてお伺いをいたします。足立区国民健康保険条例の一部を改正する条例が区民環境委員会で質疑がされたわけですが、改めて質問をさせていただきます。23区共通の改正ということですが、この値上げによる区民への影響をどのように考えていらっしゃいますか。 ○区民部参事(特命) 所得割で4ポイント、それから均等割で800円前年比で増加したことは事実です。それだけ分差額は区民の負担増になる、こういうことでございます。 ○三好委員 その差額というのは小さいというふうに感じておられますか。 ○区民部参事(特命) 保険料はご承知のように医療費との見合いでございますから、医療費の増大に伴って保険料負担もふえるということでございますから、大きい少ないということではなくて保険の理屈からこういった負担がふえてくるというふうに考えております。 ○三好委員 区民への影響のことで聞いているのですけれども、区民への影響が小さいのかどうかということでお伺いしました。 ○区民部参事(特命) 特に、お尋ねは低所得者層対策だと思いますけれども、低所得者層対策としましては、制度の中に均等割の軽減措置等も含まれておりますので、その辺につきましてはちゃんと制度の中で救済しているところでございます。 ○三好委員 そういった低所得者対策の限度そのものもこれによって引き上がるわけですから、いま、国民の生活は大変だと思うのです。大企業は史上最大の利益を上げているかもしれませんけれども、それはリストラ合理化が大きなウエイトを占めています。働いている労働者へのしわ寄せであります。中小零細企業は経営そのものが大変で、純利益を上げるどころではないというのが実際です。国民がこれだけ経済的理由で苦しんでいるときに社会保障の面でも年金の保険料の値上げや給付の引き下げなどを計画し、国民の生活をさらに圧迫しようとしています。度重なる医療の改悪も行われてまいりました。こうした中で、保険料を引き上げるということがボディブローとなって一層滞納者をふやすことになるのではないかというふうに思いますが、いかがですか。 ○区民部参事(特命) 滞納の問題と保険料の問題は直ちに関連しないとは思いますけれども、そういった社会情勢、リストラ等による経済状況の悪化ということで去年要綱を改正いたしまして、保険料の減免を見直したところで、実施しておるところでございます。そういったことを通じまして、真に保険料の納付に困った方があればそういったことで対処する、こういうことでございます。 ○三好委員 区長にお伺いしたいのですけれども、保険料をめぐっては、23区の一体性が崩れるとか医療費の増に伴う制度になっているのだからやむを得ないという意見もございますけれども、これだけ医療費の負担が増大した要因には、国が国庫負担を大幅に減らしてきた、こういう背景があるわけですから、国にしっかりと物が言える、そういう23区にしていかなければならないと思います。大事なのは区長の姿勢だと思うのです。区長が区長会の中で、64万区民の期待を背負って、負担増の仕組みに問題がある、値上げはすべきでない、こういう立場で発言をしているでしょうか、区長お願いします。 ○区長 こういう問題は一区長が何か言ってもだめなのです。23区の区長会として国に対したりいろいろ提言していかなければいけない、これはもうずっとそういう立場をとっています。 ○三好委員 その23区の区長会の中で、足立の区長がどういう立場で臨んでいるかということをいまお伺いしたのです。 ○区長 国民健康保険が成り立たなくなるようなことでは困るわけでありまして、大前提として国民健康保険がしっかりと運営できるような、いまの状況を見ますと一般会計から多額のお金を国保の方へ組み込まなきゃならない、これはちょっと異常な状況でありますから、こういったものがさらにふえないようなことを考えていかなければいけない、そういう思いであります。 ○三好委員 保険料は、この10年間で均等割が1.9倍、所得割が1.6倍に増加しています。区民環境委員会の質疑でも明らかにされましたけれども、負担の限界という問題が既に顕在化をしているのではないか。 ○委員長 三好委員、残り1分です。 ○三好委員 こういう認識に立って、区長がしっかりと区民の立場に立って区長会に臨むことを要望していきたいというふうに思います。 時間がありませんので、これで終わらせていただきます。 |
![]() |
![]() |