ごあいさつ |
2004年第4回足立区議会定例会は12月1日から16日まで16日間、開催されました。今議会は足立区の憲法とも言える自治基本条例を制定する議会となりました。 日本共産党区議団は足立区の憲法にふさわしく、真の意味で地方自治の精神を明記すべきであることを提案してきましたが、条例にはわが党の提案が一定程度盛り込まれたものと考えています。 また、個人情報保護条例が改定されましたが、この条例にも自己情報コントロール権が明記されるなど、区民にとってよいものであると判断しました。 しかし、鈴木区政は保育料の40%もの値上げ条例をわが党の反対を押し切って強行しました。 わが党は子育て支援に反するものとして一般質問でも厚生委員会でも論戦を展開しました。これに対して自民、公明は値上げ賛成の立場をとりました。民主党は本会議を退場し、賛成も反対も示さないという無責任な態度をとったことも明記しておきます。 さらに、鈴木区政は上総湊健康学園を廃園にする条例案を強行しました。 これには自民、公明、民主の与党が賛成しました。わが党は上総湊健康学園の果たしている役割、廃止には根拠がないことを「陳情」によせられた声を示して撤回をせまりました。審議した文教委員会では付帯決議が付けられましたが、これは今後に役立つものと考えます。また、30人学級を求める陳情を自民、公明が不採択にしましたが、日本共産党、民主党は不採択に反対し、採択を求めました。 今回の区政資料はこうした第4回定例区議会の様子が網羅されております。 区民のみなさんのご意見、ご要望をお寄せください。 なお、第1回定例会の準備等で発行が遅れたことをお詫びします。 2005年3月 |
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