ごあいさつ | |
2005年第一回定例会は、2月23日から3月24日までの30日間、開催されました。 今回の定例会は、小泉内閣がすすめる定率減税の廃止、配偶者特別控除、老年者控除の廃止などの増税・負担増路線が実施段階に入り、区民への影響が深刻さを増す中で、区民生活をどう支えるのかが問われていました。ところが鈴木区政の2005年度予算は、将来の財政不安をことさら強調し、区民生活を支えるどころか、保育料の値上げなど新たな区民負担をかぶせるとともに、国や都による負担増分はそっくり区民に背負わせる内容となっていました。 日本共産党区議団はこの間、4回にわたって区民アンケートを実施してきましたが、予算特別委員会をはじめ各常任委員会で、区民アンケートに託された切実な区民の声を質問にいかしてきました。 区民運動と結んだ日本共産党区議団の道理と区民の実態にもとづく質問によって、小中学校の普通教室と保育園のクーラーの設置、前立腺ガン検診の実施、特養ホームの建設、区立の若者雇用支援センター(ヤングジョブセンター)の設置、小規模工事契約希望者登録制度の創設など区民施策を前進させてきました。 予算特別委員会では子ども医療費助成を中学生まで拡大すること、介護保険の低所得者減免制度の提案、地震に強い住宅改良助成制度の充実、社会教育団体やスポーツ団体の施設利用料減額制度の創設などを予算組替え案にもりこんで実現をせまりました。 自民、公明、民主の与党は組替え案に何の反論もなく否決しましたが、第一回定例会は日本共産党が論戦をリードした議会であったと考えます。 今回の区政資料は、予算特別委員会における日本共産党委員の全質疑を紹介し、区長をはじめ執行機関の答弁もあますこところなく紹介することにしました。 区政を知る上で、区民のみなさんの参考資料として役立つことを願っています。なお、ご意見、ご要望がございましたら、お気軽にお寄せください。 2005年5月
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