予算特別委員会の質問等 第4日目(3月8日)午前

鈴木けんいち議員


住民合意のまちづくり、西新井の再開発等


 次に、共産党から質疑があります。鈴木(け)委員。
○鈴木(け)委員 私は、安全で住みよいまちづくりに関連してお伺いをしたいと思います。
 まず、綾瀬新橋付近の問題なのですけれども、ここは補助138号線の整備予定地、先ほど、自民党の鴨下議員からも、いつもよいまちづくりで力を合わせているのですけれども、ことしになって、いわば本格整備について説明会というか、綾瀬新橋のかけかえと周辺まちづくりに関する意見交換会、これが開かれた。先ほどはご答弁もありました。

綾瀬新橋のかけかえ、138号線整備について

 なかなか本格整備が行われないので暫定整備ということで綾瀬新橋の上に歩道ができて、その東側の道路にも歩道ができたということで、大変これは住民にとってはありがたいという声がいまでも上がっているわけですけれども、同時に本格整備の期待も強いわけです。この意見交換会が開かれましたら、これは議員は参加しておりませんので私は知らなかったのですが、翌日には、何か本格整備が決まったらしいという問い合わせが早速近隣の方からありました。大変期待が高いのだなというふうに思いますけれども、決して本格整備の日程が決まったわけではないと思うのですが、この意見交換会での反応はどんなものだったのでしょうか。
○計画調整課長 町会長さんに集まっていただきまして意見交換会をしたわけでございますけれども、やはり、地元の方が使いやすいような橋にしていただきたいということ、安全な橋、それから、いま現在は護岸が切れて陸行の状態になっているわけですけれども、そういう意味からも早期整備をお願いしたいという意見でございます。
 概略でございます。
○鈴木(け)委員 安全で使いやすい、それから早期にということで、特に立体交差ではなくて平面交差という案が提案されたわけですけれども、今後、この点については予定はどんなふうになっているでしょうか。
○計画調整課長 1月に町会長さんにご説明した内容と同じような説明を、実は、今年度中、ですから今月中になりますけれども、今月の末になると思いますが、綾瀬新橋周辺の皆様、お住まいの方、それから土地をお持ちの方等に第六建設事務所の方から説明をする予定になっております。
○鈴木(け)委員 わかりました。
 それから、実は、安全ということでは綾瀬川の堤防の問題がありまして、この堤防がちょっと薄いというか、反り立つように立っておりまして、地元ではかみそり堤防などとも言われております。大雨とか地震が起きたら決壊するのではないかという不安の声も上がっておりまして、実は、大雨のときは水かさが上がるせいか、ちょっと切れ目のようなところから水がちょろちょろと流れてくるのです。ということで、冬はこれが凍ってちょっと危ないということもあるのですけれども、大丈夫だろうかという声があります。
 ここ自体は東京都が管理する河川ですので、六建とか都の建設局が対応しているわけですけれども、区としてはどのように対応されているでしょうか。
○計画調整課長 潮の高いとき、あるいは水位が高いときでございますけれども、漏水につきましては、足立区の方も、当然、東京都の管理者の方も把握しております。潮の高いときなどは事前にわかるわけでございますので、パトロール等で点検しながら、漏水状況があった場合に、あるいは凍結が予想される場合には、それへの注意の喚起を促すような対策を講じるということで対処しております。
 なお、現在、東京都第六建設事務所の方では、川を見ていただくとわかるのですが、川側から薬液によります漏水防止工事を現在施行中でございます。
○鈴木(け)委員 ここは第27地区なわけですけれども、防災上も大きな被害が予想されるというふうに地区環境整備計画で指摘されております。一層都との連携を強めて、対応の強化に当たっていただきたいと思います。

住民合意のまちづくりは地域住民と充分協議を

 次に、新田のまちづくりに関してお伺いします。
 この新田のまちづくりは、旧都市基盤整備公団、現在の都市再生機構、ここと足立区が基本協定を結びまちづくりを進めております。その中で、小学校及び中学校の整備について相互に協力するというふうにうたわれておりますが、現状はどのようになっているでしょうか。
○施設管理課長 現状は、機構とは直接まだ学校の関係に関してはお話をしておりません。
 ただ、地元の新田のまちづくりの中に学校部会がありますけれども、こことは何回もやりとりをしております。
○鈴木(け)委員 いま、お話が出ましたけれども、まちづくり連絡会、それから、その中に学校部会もありまして、この連絡会とそれから学校部会の方から昨年末に要望書が提出をされたと思います。 この要望の中には、ぜひ、新田小と新田中建設を、平成21年の4月の開校を実現してほしい。それから、校舎の合築による混乱を避けるため校舎を分離して建てること、それから、校舎の分離が不可能な場合は小学生と中学生の動線が重ならないよう配慮してほしいというような要望が寄せられております。こういう要望が上がっているわけです。こういう要望についての検討はなされているでしょうか。
○施設管理課長 要望については12月にいただいたところですけれども、スケジュールにつきましては、来年度4月以降、早い時期にご提示させていただきたいと思っておりますけれども、校舎につきましては、この要望の中の、校舎の分離が不可能な場合は小中学生の動線が極力重ならないよう配慮するということは、当然、行っていきたいと考えております。
○鈴木(け)委員 ぜひ、こういうまちづくりや学校部会の方々、地元の方々の要望、意見を十分に考慮してよく協議をする。住民合意のまちづくり、住民合意の学校づくりを進めていただきたいと思います。
 次に、西新井駅西口周辺地区のまちづくりについてお伺いをいたします。
 先ほどもちょっとほかの方からもご質問がありましたけれども、ここは平成9年の都の防災都市づくり推進計画で重点地区と位置づけられ防災まちづくりとされたということなのですけれども、その内容を読みますと、災害に強く良好な住環境を備えた住宅市街地を実現する、それから、地区内住民と一体となった防災まちづくりの展開を図っていくということがうたわれております。このようにうたわれて、そして進められてきたというふうに思いますけれども、どうでしょうか。
○都市整備部副参事(西新井開発担当) おっしゃるとおりです。平成9年から地区で防災まちづくり連絡会というものをつくりまして、地区の方と相談をしながらまちづくりを進めているということでございます。
○鈴木(け)委員 そうですね。
 それで、吉田区長時代に事業がスタートをした。そのときも、日清紡移転を契機に防災の拠点とするという説明が行われた。その後、区長はかわりまして鈴木区長になられましたけれども、そこで初めての説明会が開かれました。そこでは、規制緩和、特区ということで、これを利用して大学病院も誘致できますと、そういうこともありますので医療や文化の拠点にという説明が区の方からあって、参加者からは非常に喜びの声というか拍手もわいた、歓迎する声が上がったというふうに聞いております。
 それから、その後、例えばここにこういうゾーニング図というものがあるのですけれども、やっぱり地元商店街と競合しないショッピングセンターにする、この開発地域を。それから、区内唯一の映画村、シネマコンプレックスを入れようとか、救急医療、それから休日夜間診療、小児医療、こういうものを備えた病院の設置、さらには認可保育園、こういうことで、やっぱり、地域商業とか住民の声を生かした計画づくりが進められてきたというふうに思いますけれども、この点はいかがでしょうか。

こんなはずじゃなかった西新井西口再開発

○都市整備部副参事(西新井開発担当) 都市機構の開発につきましては、ただいまおっしゃいましたシネマコンプレックスですとか医療系施設、この辺につきましては区内で検討部会を設けまして、さらに15年の秋にパブリックコメントも行いました。こういうものを受けまして、昨年3月、都市機構に対しまして、こういう施設をつくっていただきたい、こういう施設の誘致につきまして要望書を出しているというところでございます。
○鈴木(け)委員 いま、都市機構というお話がありましたけれども、実は、都市基盤整備公団のもとで事業が始まったわけですけれども、いま触れられましたように、この公団が独立行政法人に変わってしまうということで、大丈夫なのかという声が大分地元から上がりました。それに対して区としては、大丈夫ですと、心配ありませんというふうにおっしゃって説明をしてきたと思いますけれども、この点どうでしょうか。
○都市整備部副参事(西新井開発担当) いまの点でございますけれども、確かに独立行政法人に昨年7月に都市機構の方が変わりました。そういう内容でありますけれども、それ以前から区と都市機構の間では基本協定ですとか覚書ですとかいろいろ約束を取り交わしておりまして、そういう約束の中で良好なまちづくりを進めていくということでございます。
○鈴木(け)委員 いま、ちょっと幾つか確認をさせていただきましたけれども、実は、最初の、本当に防災の拠点にする、防災のまちづくりを行う、地元とも地区住民とも一体となって進めるという観点でいろいろな要望が実現もするという計画になっていて、本当に歓迎する声があったわけです。ところが、いま地域を回りますと地域の方々の声は違うのです。そこで、いまちょっと改めて確認をさせていただいたわけです。
 この地域は、いま都市再生機構が所有する開発地域、それから、それ以外も含めた地域が西新井駅西口周辺地区まちづくりとして地区計画が決定をされております。これがその書類でありますけれども、そして、この地区計画を見ますと、この地区計画の特徴は何かというところに、当地区の防災まちづくりの将来像は、安全で快適、新たなる活力、潤いのあるまちだと、このように述べられています。そして、しかも、この地区計画は、その実現に向けて地区全体を対象とした目標方針を定めることだというふうに書かれております。本当に、この点を読んでも住民としては期待が広がる内容になっているわけです。
 ところが、計画が進むにつれて、どうも安全とか快適とか潤いという言葉には反しまして、例えば、突如、東関東一のイトーヨーカドー、ショッピングセンターができるという話が出てきた。それから、この都市機構の開発地域においても、当初の説明よりも高い住宅、マンションができるという話が出てきた。向きも縦型だったのが横型に向きが変わってきて、ちょっと目の前をふさぐような感じに変わってしまった。それから、汚染物質、これは基準が変わったからということで新たに発見されたということなのですけれども、本来は汚染物質は全部除去して開発が始まるはずだったのが、その後からまた出てきたということもあった。それから、病院も、病院ではなくて診療所になるのではないかという方向です。あと、ちょっと地域を歩きましたら、地元の商店街、道路を広げる関係で商店の方は立ち退かなければいけないのですが、やっぱりここで商売したい、この地域に移転したいというのですけれども、まだ移転先がはっきりしないという感じ。認可保育園もちょっとなかなか進まない。おとといお聞きしましたら、1回計画が出されただけというような状況です。
 なぜこうなってしまったのかということなのです。そして、どうすればいいのか。その点では、いまからでも原点に立ち返って改善できる点を改善していくということが重要なのではないか、そういうことでご質問したいと思います。
 第一に、この地域は、G街区が63メートル、E街区は64.5メートル、それからF2の街区は46.5メートルです。これに加え、先ほど触れました日清紡所有地に高さ30メートルのイトーヨーカドー、巨大ショッピングセンターができます。都市機構の開発の北側に住んでいる方は、目の前にはちょっと高いのが建つけれども向こうはあいていると思っていたのですが、そこにもできちゃう。そのまた向こうは、もう既にアーバンライフの公団の住宅がやっぱり30メートルちょうどあるのです。だから、全部ふさがれてしまうことになっちゃう。こういう、様相が変わってしまう、話が違うという、いま、気持ちにかられているわけです。
 しかも、もともとこの開発地域は1,300台近い駐車場ができて車が出入りする。それに加えてイトーヨーカドーの方にも1,600台の駐車場ができる。合わせると3,000台近い車の駐車場への出入り、ここから来る排気ガス、大気汚染、それから車の渋滞、これはどうなってしまうのだろうということになってきているわけです。
 そこで、結局、一つ一つの街区とか事業というのは基準を満たして計画されているわけです。しかし、こうやっていろいろなものが一遍に一つの地域にできるとなれば状況は変わるわけです。そういうもとで、改めて、日照、圧迫感、それから風害、電波障害、交通渋滞、それから排気ガス、大気汚染、総合的な影響を明らかにし、説明会を開く、そして、原点に立ち返った安全、快適、潤いを確保する立場から対策を講じていく必要があるというふうに思います。そして、そういう統一的な対応というのは区が役割を果たしていく必要があると思うのですけれども、いかがでしょうか。
○都市整備部副参事(西新井開発担当) いまのお話の、特に北側にお住まいの方に対します複合してかかる悪影響でございますけれども、これにつきましては、担当部署間で連携をとりまして事業者を指導して、連携をとった対応をするように指導してまいりたいと考えております。
○鈴木(け)委員 いま、連携というお話があったのですけれども、現状ではどうなのですか。
 例えばG街区64.5メートルのマンションが、もともと63メートルが64.5に変更になっちゃって、それ自体驚いたというのですけれども、そこでのG街区の説明はあったということなのです。しかし、それぞれの街区の説明会は行われている。イトーヨーカドーの説明会も行われている。 しかし、住んでいる人にとっては、それぞれ一つ一つからの影響だけではなくてまち全体の影響があるわけです。まちが変わる、影響が変わっていくということなのです。そういうもとで一体的に統一的にとらえて影響を調べる、そして対策を講じるということが必要なのではないか、そういう連携になるのでしょうか。
○環境課長 全体の案ということとはちょっと離れるかもしれませんけれども、いまお話がございましたイトーヨーカドーに関しましては、駐車場台数の関係で環境アセスメントの手続に入っております。ただいま、たしか計画書の段階かと思いますけれども、こちらにつきまして入っております。 このアセスメントの段階の中で、いま委員ご指摘のような、全体にかかわる、車両、それから大気汚染、そういったところの住民の方々のご意見を聞く、そういった機会が制度として設けられておりますので、そういった中でかなりの部分担保されていくものではないかというふうに考えております。
○鈴木(け)委員 ぜひ、イトーヨーカドーの駐車場の影響、アセスメントをきちんとやってほしいと思います。同時に、そのイトーヨーカドーの駐車場の環境影響、それから、こちらの都市機構所有地の開発地域、ここにも1,300台の駐車場ができるわけです。そうすると、住んでいる人は両方の影響を受けるということなのです。ですから、両方の影響を含めた影響を調査し明らかにし、そして対策を強めていくということが必要なのではないですかということなのです。どうでしょうか。
○都市整備部副参事(西新井開発担当) 都市機構の開発でありますけれども、いまのところ設計が決まったのはG街区だけでありまして、まだG街区しか設計に関しては説明会を行っていないということであります。
 今後、ほかの街区も決まってまいりますので、この辺は都市機構の方で調整をとって説明会を開いていくということでありますし、その辺は、イトーヨーカドーさんとも連携をとった説明とかその辺も検討していきたいというふうに考えております。
○鈴木(け)委員 連携ということですので、ぜひ、両方の影響を含めた影響調査、そして、その発表、説明、そして対策ということで進めていただきたい。それができるのはやっぱり区だと思うのです。それぞれの事業者任せでは、なかなかそうはならないと思います。その内容については、いま、排気ガス、大気汚染の関係の話がちょっと中心になりましたけれども、その他の問題もありますので、全部、電波障害なども含めて連携をしていただきたいと思います。
 次に、イトーヨーカドー、巨大ショッピングセンターの問題なのですが、予定地は日清紡所有地内ですので、そのせいか急に建てるというような話になったのかもしれませんけれども、このヨーカドーの真ん前が第七中学校です。それから、反対側が本当に細い路地のようなところを隔てて民家が建っている。それで、学校の前といいましても本当に真ん前というか、そして、学校側のところが、要するに一種の歓楽街のようなきらきら光って音楽も流れるというような雰囲気のアミューズメントというか、楽しむ場所になるわけです。これに対しては、親御さんからもお話がありましたし、学校の先生方も心配をしているわけです、本当にどうなっちゃうのだろうと。
 それから、30階建ての建物ができまして、その隣に学校があって屋外プールがある。やっぱり見えるわけです。盗撮というか、そういう心配もあるのではないかという声も上がっているほどなのです。
 それから、イトーヨーカドーからすると裏口に当たるような搬入口、ごみを出す場所とか駐車場になるようなところに民家が隣接をしているということで、いまは2階建てぐらいのデニーズがありますけれども、今度は30メートル、5階建てですけれども30メートルができるわけです。ですから、こういうところの影響というのは本当に大変なことになると思うのですけれども、まずこの認識はいかがでしょうか。
○都市計画課長 ただいまご案内のありましたイトーヨーカドーの計画につきましては、概要として、高さ30メートル、ボリュームとして10万余の平米数という形で示されておりますが、個々の計画の見下しだとかごみ置き場の関係だとかという詳細についてはまだ計画が固まっていないと伺っております。
 現在は、地区計画の用途変更を含めた地区整備計画の申請が出ているというところでございまして、こちらの方の計画で申し上げれば、用途地域等においては近隣商業という計画でございますので、歓楽街になるようなことはないと考えているところでございます。
○鈴木(け)委員 学校の前で、単なるお店というよりはショッピングセンターですよね。なるべくお客さんを集めよう、楽しんでもらおうということで施設ができるわけですから、そういうところで学ばなければいけないということを考えると、それは相当の配慮が必要だというふうに思うわけです。
 この点では、まだ固まっていないということですので、一つ一つそういう住民の不安、要望をよく聞いて、そして解決に当たる、そして計画を固めていくということ、この点、本当に改めて要望したいと思うのです。
 そして、住民合意のないままイトーヨーカドーの建設計画を進める、強行するというようなことはしないよう、区として、区が求めていくべきだというふうに思うのですけれども、いかがでしょうか。
○産業振興課長 出店に際しましては、大型店の立地に関する法律というものがございまして、これを適法遵守するということは当り前のことであります。したがいまして、それに伴ってすべての住民合意が必要かということになると、そこまではこの法は要求していないわけでございますので、ある部分すべての方のご要望を、または、ある部分すべての方のご合意をいただかないまま出店するということもあり得ようかと、こういうふうに考えてございます。 
○鈴木(け)委員 ちょっと頼りないというか、不安がよぎる答弁ですけれども、どこまでの合意かということはあるのですけれども、これは実は住民の方の意見、区長あてに出されたものですけれども、この方もいろいろ言っていますけれども、100%満足は得られないとしてもとやっぱり言っています。そこまで100%全部おれの言うことを聞けということを言っているわけではないわけです。しかし、話し合いの場を多く設けて種々の不安が解消されるまでは許認可を与えず、開発内容の見直し、変更の英断を望むものです、こういうふうに言っているのです。率直な気持ちだと思うのです。こういう立場での対応を区に求めたいと思うのですけれども、いかがでしょうか。
○産業振興課長 いま答弁したようなことでありますけれども、これまでも、ヨーカドーの出店については、地域の町会・自治会、さらには商店街各位におかれまして説明会を自主的に開いていただいておりますし、私どもの方も同行してございます。総じて出店に対しては良好な感触を得ているというのが私どもの感覚でありまして、今後も、このような出店に伴う情報が入り次第、地域並びに商店街の皆様方に情報を積極的に提供するという姿勢に何ら変わりはございません。
○委員長 最後です。
○鈴木(け)委員 やっぱり、こういう大規模な開発はこれからも行われると思うのです。したがって、個々の事業は基準に合致している、しかし、その開発地域全体から受ける影響というのは予想を超えるものになる場合があり得ると思うのです。 ですから、地区計画の上位計画である、今度つくられる予定のまちづくり基本条例に、こうした一エリア全体の良好な環境を確保すること、そのために環境影響を知らせる必要があるのだというようなことを盛り込むべきだと思うのですが、この点いかがでしょうか。
○都市計画課長 仮称でございますが、まちづくり基本条例につきましては、現在、制定に向けて準備を進めているところでございます。
 現在、大規模開発につきましては要項の中で対応をしているところでございますが、近隣紛争が起きないよう精一杯指導していきたいと考えているところでございます。
○ 委員長 ご苦労さまでした。