ごあいさつ

 2006年第一回定例会は、2月23日から3月24日までの30日間、開催されました。
 小泉政治が「痛みに耐えれば明日がくる」と言って5年。「勝ち組、負け組」をつくり格差や貧困が広がりました。自民・公明・民主党が与党の足立区では、これに追いうちをかけるように高齢者や障害者のサービスを切りすて、住区センターまで有料にしました。一方、コミュニティアーツなど特定事業者には根拠のないお金まで支出するなど、逆立ちした政治を進めています。
 鈴木区長は今議会で、2006年度予算・2005年度最終補正予算と合わせて、一気に153億円を積み立て、足立区の積み立て基金(貯金)は総額で438億円になりました。区民をささえるお金はあります。
 日本共産党区議団は、政府の増税政策で、のべ32万人の区民が影響を受けることを明らかにし、こうした負担の痛みから区民を救済する何らかの対策が必要だと強調。「痛みやわらげ手当」の支給や「次世代育成クーポン」の交付、介護保険料値上げストップ、障害者自立支援法による負担の軽減策など積極的に提案し、予算くみかえ案も提出してがんばりました。区民の世論と運動と結んで、日本共産党区議団があきらめずに何回も質問や提案を行う中、住宅改良助成が大きく前進、子ども医療費の拡充、区民健診の改善、青年雇用の充実をはじめ沢山の区民施策を前進させてきました。
 自民、公明、民主の与党は組替え案や条例提案を否決しましたが、第一回定例会は日本共産党が論戦をリードした議会であったと考えます。
 今回の区政資料は、日本共産党区議団の積極的な提案や討論・発言の多さ・豊かさを反映し、ページ数も多くなりましたが、今まで同様に予算特別委員会における日本共産党委員の全質疑を紹介しております。
 区政を知る上で、区民のみなさんの参考資料として役立つことを願っています。なお、ご意見、ご要望がございましたら、お気軽にお寄せください。

2006年5月

日本共産党足立区議団


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