ごあいさつ

 2006年第3回定例会は、9月21日から10月20日までの30日間、開催されました。
 「改革」といって自民・公明政権がすすめた増税・負担増の結果、くらしが破壊され貧困と格差が広がりました。「住民税が8倍、介護保険料は2倍、国民健康保険料が4倍になった」など区民アンケートにも悲鳴の声がよせられています。
 自民・公明・民主が与党の足立区は、今議会で「住区センターの有料化をやめて」の2万人署名をつぶし、那須区民保養所の売却も強行しました。学力テストで予算に差をつける足立の教育のあり方が大きくクローズアップされました。
 今議会でも日本共産党11名の区議団の役割・値打ちを大きく発揮することができたと自負しております。住民のプライバシーを派遣会社に売り渡す「市場化テスト」による区民事務所の民間委託を中止に追い込み、青年雇用やマンションの耐震補強工事支援、子どもの医療、介護ベッドなど多くの分野で前進をきりひらきました。「足立区にお金がない」どころか、積立金が478億円もあることも明らかにし、「お金の使い方を変えれば区民の願いは実現できる」と具体的に提案も行いました。
 さまざまな団体との懇談や区民アンケートなどに寄せられた切実な声をとりあげ、区民の運動とむすんだ日本共産党のねばりづよい議会論戦や提案が区政を動かしました。
 今回の区政資料は、日本共産党区議団の提案や討論・発言の多さ・豊かさを反映し、ページ数も多くなりましたが、今まで同様に決算特別委員会における日本共産党委員の全質疑を紹介しております。
 区政を知る上で、区民のみなさんの参考資料として役立つことを願っています。なお、ご意見・ご要望がございましたら、お気軽にお寄せください。

2006年12月

日本共産党足立区議団


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