議員提出議案の継続(審議未了廃案)への反対討論 鈴木けんいち議員 |
○鈴木けんいち議員 ただいま議題となりました、議員提出の平成18年第10号議案「足立区介護保険条例の一部を改正する条例、第15号議案「足立区障害者自立支援に係る利用者負担額の助成に関する条例、第16号議案「足立区保育所の保育の実施に関する条例等の一部を改正する条例」、平成19年第1号議案「足立区痛みやわらげ手当支給に関する条例」につきまして、継続に反対し、可決を求める立場から討論を行います。 これら4議案はいずれも増税・負担増で困難になっている区民の実態から、さまざまな負担を軽減するため、日本共産党足立区議団が、議案提案権を活用して、やむにやまれず提出したものであります。そもそも地方自治体は、「住民の福祉の増進を図ることを基本として、地域における行政を自主的かつ総合的に実施する役割を広く担う」と自治法に書かれています。わが党提出の4議案は、住民福祉増進の立場から、高齢者、障害者、子育て中の区民など幅広い区民への支援策として、区が自主的・総合的に行うべき行政そのものであります。 しかるに、4年の議員任期最後の議会である今議会で継続審査とされることは、審議未了・廃案を意味し、否決されることと同じであると判断せざるを得ません。しかも委員会の中では、自民、公明、民主の委員はほとんど質疑もせずに先延ばししてきました。態度を明確にしないまま自動的に廃案となるのを待つことは、うずまく区民の声と願いに議員が背を向けることになると言わざるを得ません。よって日本共産党足立区議団は、4議案は継続審議にするのではなく、今議会で議員各位の態度を明確にして可決されることを期待して討論を終わります。 |
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