区民の陳情の採決を求める緊急動議

ぬかが和子議員


○ぬかが和子議員 緊急動議。賛成者は34番針谷みきお議員、36番鈴木けんいち議員です。
○しのはら守宏議長 36番ぬかが和子議員。
○ぬかが和子議員 ただいま議題となりました日程第56は、40種類の継続審議になった区民からの陳情の議決ですが、議会運営委員会では、慣例だからと一括して継続審査扱いで本会議で簡易採決をすることにされました。私たちは、通常の最終本会議では、本来、継続審査ではなくて、採択すべき案件ではあっても、次の議会で採択できる機会があるからという理由で、簡易採決にも同意してきました。しかし、4年の議員任期最後の本会議で継続審査にすることは、審議未了、廃案にすることと同じです。私たちは陳情を審査した委員会でも、緊急性かつ重要性から、直ちに採決すべきと主張した案件が多数ありました。したがって、このすべてを簡易採決で継続に異議なしとすることは、とうてい同意できません。よって意見の分かれるものについては、簡易採決ではなく、起立採決で行い、簡易採決で継続審査に付す陳情と分けて採決を行う、そういう議事運営を求めるものです。

※動議は否決され、議長の「ご異議ありませんか」の呼びかけに「異議あり!」の怒号が渦巻く中で、議長が「異議なしと認め継続審査と処する(=審議未了廃案)」と決してしまいました。