2、日本共産党区議団の条例提案など B 足立区小中学校等入学祝金の支給に関する条例 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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「足立区小中学校等入学祝金の支給に関する条例」の提案理由説明 2月25日 さとう純子議員 |
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ただいま議題となりました議員提出第3号議案「足立区小中学校等入学祝金の支給に関する条例」につきまして、提出者を代表して提案理由をご説明いたします。この条例は、日本共産党足立区議団所属議員全員が提出者となって提案するものです。 本条例は、小学校、中学校ならびに特別支援学校小学部、中学部に入学する児童、生徒の入学を祝い、支給対象となる児童、生徒を扶養している保護者に対し、一人につき10000円の入学祝金を支給するものです。 少子化が指摘されて久しくなりますが、その大きな要因に教育費など経済的な負担の重さがあります。 小・中学校の入学準備に必要なお金は、平均約18万円前後といわれ、ランドセルひとつとっても2万円前後です。中学生となると決められた制服、運動着、靴、カバンなど絶対に必要なものに加え、文化・スポーツ部活動のための教材やユニフォームや靴などの費用が必要になります。 こうした負担に追い討ちをかけるように、30歳から40歳代の子育て世代平均年収が1990年代には600万円台だったものが2005年には300万円台にと激減しています。入学祝い金はこの経済的な負担のほんの一部分ですが軽減を図り支援するものです。 いま、子どもを持つ親たちは、経済的な問題に加えて、子どもの将来への不安、命と安全の問題など多くの悩みをかかえながらも、「どの子も大切に育てたい」と願っています。こうした中で、入学祝金は、足立区として子どもたちの成長を祝福し、さらなる成長を願う気持ちをあらわし、励ますものとなります。 未来をになう子どもたちは足立区の宝です。足立区次世代育成支援行動計画は、基本理念で「だれもが子どもを産み育てることの尊さと喜びを持てる社会をめざす。」と述べています。今こそ、この基本理念にそった施策が必要ではないでしょうか。 議員各位におかれましては、夢と希望、期待に胸ふくらませる子どもたちを応援するために趣旨にご賛同いただき、すみやかにご決定いただけますようにお願いいたしまして、提案理由の説明を終わります。 |
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