ごあいさつ

 2006年第4回足立区議会定例会は12月1日から19日まで19日間、開催されました。
 今議会は鈴木区政のもとで、日本共産党区議団は政府の増税政策で住民税が上がり、連動した負担増に区民が苦しんでいる問題を代表質問で取り上げ、500億円をこえた区の貯金の一部を回して、区民生活を応援する姿勢を示せと要求しました。しかし、 区はそういう考えはありませんと冷たい姿勢を示しました。
 そうした中でも、「応益」の名による大幅な負担増など欠陥が明らかになっている障害者自立支援法について日本共産党の質問に、「国におきましても見直し策が実施される」「応益負担について国は新たな負担軽減策を実現する」と区の答弁がありました。
 抜本的な見直しではありませんが、障害者みなさんの運動と国民の声が動かしたものです。日本共産党は国会でも地方議会でもくりかえしとりあげ要求してきました。
 社会問題になっている「孤独死」についても区が関係する部や課が調整会議を開いて連携を強め、孤独死対策を強化していくと、前進しました。
 また、政務調査費の不正使用で目黒区では公明党議員が全員辞職したことをきっかけとして、わが党の提案で「議会制度のあり方検討会」が設置され、政務調査費の領収書添付の義務づけなどを提案し、現在検討に入っています。
 党区議団は今議会に、区民施設の廃止、統合及び売却に関する住民投票条例案、障害者の『自立支援』法による負担を軽減する条例案、保育料の値上げストップと第2子の保育料を免除する条例改正案などを提案し、区政をリードしてきました。
 今回の区政資料はこうした第4回定例区議会の様子が網羅されており区政を知る上で参考資料として役立つことを願っています。
 区民のみなさんのご意見、ご要望をお寄せください。

2007年2月

日本共産党足立区議団


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