4、意見書、決議について
日本共産党区議団提出の意見書案

@シルバーパスの負担軽減を求める意見書(案)

 高齢者の通院や社会参加のため大事な役割をはたしているシルバーパスについて、東京都は今年度予算において、1,000円パスをすでに利用している高齢者については、住民税課税となったばあいも料金をすえおくことを決定した。その結果、1,000円から20,510円にはねあがる事態を防ぐこととなった。
 しかし、今年度はじめて交付をうける高齢者については、適用外とされており、不公平が生じることが、大きな課題となっている。
 また、住民税課税者は一律20,510円という制度自体を改善することも求められている。
 シルバーパスの利用者は、高齢者人口がふえているにもかかわらず82万人(1999年度)から75万人(2005年度)まで減少し、対象人口にたいする利用率は5割台におちこんでいます。
シルバーパスの負担軽減をもとめる高齢者の切実な要望にこたえる緊急の措置として、つぎの事を行うよう強く求めるものである。

@、 税制改定にともない住民税非課税から課税となる高齢者のシルバーパスについては、はじめて申請するばあいも1,000円にすえおくこと。
A、 住民税課税者のシルバーパスは、所得に応じて3千円、5千円パスを導入し、負担軽減をはかること。

 以上、地方自治法第99条の規定により、意見書を提出します。


  年  月  日
議長名
東京都知事 あて