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開会あいさつ−12月2日
◎近藤やよい区長 平成22年第4回足立区議会定例会の開会に当たりまして、所信の一端を申し上げます。
10月の政府月例経済報告によれば、景気が「足踏み状態となっている」として、1年8カ月ぶりに下方修正されました。特に憂慮されるのは、企業の利益が減少することにより雇用が抑えられ、更に消費を冷やしてしまうという連鎖でございます。雇用の改善は待ったなしの課題と認識しております。
厚生労働省及び文部科学省の大学等卒業予定者の就職内定状況調査によりますと、来春卒業予定の大学生の10月1日時点での就職内定率は、前年同期を4.9ポイント下回る57.6%と、政府が調査を開始して以来最低となり、就職氷河期をも下回る厳しい状況となりました。短大生の就職内定率も、前年同期より6.5ポイント下回る22.5%であり、過去最低となっております。
区では、6月、7月、9月に新卒未内定者の若者世代を対象に、「就職力アップ→企業面接」集中プログラムを実施いたしましたところ、合計100名の方にご参加をいただき、12名の方が正規雇用として採用されました。
また、11月からは、2カ月間の研修と3カ月間の就業体験により、キャリアアップを図り、正社員への就職を目指すという、就職予定派遣の手法を活用した若者正社員就職サポートプログラムを実施しております。1人でも多くの若者が新しい可能性に向かって挑戦し、ビジネススキルを磨き上げ、即戦力として正規雇用されるよう、期待しております。
来春卒業予定の高校生の就職支援につきましても、年度内の実施の可能性を検討しており、今後も引き続き、様々な工夫を図りながら、若年者の雇用対策を着実に進めてまいります。
次に、大学連携についてご報告申し上げます。
旧東部工事事務所の用地と施設は、東京未来大学の運営母体である学校法人三幸学園と契約を締結することにより、子どもや保護者、不登校、発達障がい、待機児童、実学教育等をキーワードに最新の知識と技術を提供することにより、生涯学習や社会人教育を実施する環境を創出したいと考えております。
また、旧第十六中学校の用地と施設につきましては、学校法人東京電機大学と契約を締結することにより、東京千住キャンパスから至近距離にある地の利を生かして、「区内事業者と大学の交流事業」「企業と大学との共同研究・技術相談」「技術連携・技術移転」の機能を強化し、地域で新たな産業創造を目指す起業家に対して、技術的及び経営的な支援を行う環境を創出していきたいと考えております。
大学との連携は、区民や区内事業者のニーズを踏まえた上で、大学という知識の府としての特性が十分に生かされた事業、すなわち大学の教育研究活動によって獲得、蓄積された知識が地域社会に還元されることを基本とし、地域経済の活性化、区民生活の改善や福祉の向上につながる事業を中心に展開してまいります。
また、大学は地域社会の一員として地域に開かれ、理解されていることが必要でございます。そのため、可能な範囲での施設利用や、防災協力をはじめとする学生のボランティアとしての地域参加などにつきましても、働き掛けてまいりたいと考えております。
次に、あだちエンターテイメントチャレンジャー支援事業につきましてご報告申し上げます。
来年1月から、将来プロを目指している若手アーティストを中心に、練習などの場として、東京芸術センター天空劇場を活用した「あだちエンターテイメントチャレンジャー支援事業」を開始いたします。
事業の参加には、無料公演の実施などを通じ、区民還元にご協力いただきたいと考えており、区の文化芸術振興と活気あるまちづくりに寄与していただくことによって、区のイメージアップを図ってまいります。
次に、一般会計補正予算案の主な内容を申し上げます。
対象者の増加による生活保護費給付事業31億円余、子ども医療費助成事業3億円余、私立幼稚園就園奨励事業6,000万円余、中国残留邦人等生活支援事業6,000万円余、児童育成手当の支給事業5,000万円余のほか、引き続き厳しい財政状況を考慮いたしまして、財政調整基金への積立金21億円余などの経費を追加計上いたしました。
これらの財源につきましては、都区財政調整交付金や国庫支出金の生活保護費負担金などの歳入を充てております。
また、債務負担行為として、学校管理維持委託経費、構内電話交換設備賃借経費、東京拘置所連絡橋整備工事経費などを追加計上いたしました。
ご審議いただく一般会計補正予算は43億1,700万円余の増額補正、介護保険特別会計補正予算は400万円余の増額補正、後期高齢者医療特別会計補正予算は1億400万円余の増額補正でございます。
なお、今回ご提案申し上げます議案は22件、報告3件、諮問1件でございます。各議案の提案理由につきましては、参与より説明させていただきますので、慎重にご審議の上、ご決定くださいますようお願い申し上げます。
閉会あいさつ−12月20日
◎近藤やよい区長 平成22年第4回足立区議会定例会の閉会に当たりまして、一言ごあいさつを申し上げます。
議員の皆様方には、19日間にわたり、平成22年度一般会計補正予算など多数の重要案件につきまして、慎重にご審議の上、ご決定をいただきまして、心から御礼を申し上げます。
本会議並びに各委員会を通じて承りました皆様の貴重なご意見、ご要望につきましては、その意を十分に体しまして、今後の区政運営、並びに来年度新年度の予算編成に臨んでまいります。
厳寒に向かう折から、くれぐれもご健康にはご留意の上、明るい新年をお迎えになられますよう心からご祈念を申し上げまして、ごあいさつといたします。
ありがとうございました。