■定例会一覧■
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●2001年度
第4回足立区議会定例会
第3回足立区議会定例会
●第1号議案、第2号議案、第4号議案についての反対討論−橋本ミチ子議員(2011年3月1日)
◆橋本ミチ子議員 ただいま議題となりました第1号議案 平成22年度足立区一般会計補正予算(第4号)、第2号議案 平成22年度足立区国民健康保険特別会計補正予算(第2号)、第4号議案 平成22年度足立区後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)について、日本共産党を代表して反対の立場から討論を行います。
この最終補正予算は、この1年の歳入歳出状況を精査し、最終調整を行った決算に近いものであり、近藤区政のお金の使い方の結果があらわれているものです。
本補正予算は、東京芸術センターなどのむだ遣いは続けながら、区民の願いには背を向け続ける区長の姿勢があらわれた補正予算であり、賛成できません。
今区民のくらしの実態は、製造業も小売業も建設業もサービス業も大変厳しく、区内の倒産動向は、今期は件数では21件と前年より11件増加、負債額は22億3,400万円と15億6,100万円増加しました。こうした経済状況のもとで、「仕事が欲しい」が一番の悩みになっている区民に対して、全国で実施され、経済効果が24倍にもなると即効性が確認されている住宅リフォーム助成について、区は拒み続けました。
また、一貫して認可保育園増設を拒否し続けた区長の政治姿勢の結果、今年の認可保育園入所不承認は第一次発表でついに1,578名になりました。他区では、国有地等を活用し認可保育園を増設して対応しているのに、近藤区政が冷たく拒否してきた態度は、子ども重視と言えるとは思いません。一方で、財政調整基金26億円、地域福祉振興基金10億円、緑の基金10億円、そして、住民が望みもしない小中一貫校を強行し、少人数学級も見通せないような姿勢のもとで、ずさんな計画の結果、大幅な教室不足となった新田学園について、同じくらいの規模の学校を緊急につくらなければならなくなる事態が発生し、それに対応する義務教育施設建設資金積立基金27億円の積立て、本補正予算で73億円の積み増しを行い、基金総額は史上最高の1,084億円余となることも明らかになりました。
区民の生活を支援するための施策は拒否し、新たなため込みに走った結果であり、認められるものではありません。
国保特別会計は、平均7.2%、1人平均6,223円の値上げで、過去5年間に例のない大幅値上げが行われたもとでの最終補正予算です。払いたくとも払えない人などが増え、4世帯に1世帯が滞納世帯となっています。
また、後期高齢者医療保険特別会計は、民主党政権のもとで本来廃止されるべきものでしたが、4年先送りとなり、昨年4月から4割の人が負担増になってしまったもとでの最終補正です。いずれも、くらしが大変なこの時期に到底認めるわけにはいかないことを述べて、討論を終わります。