■定例会一覧■
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●●足立区立江北公園の一部及び荒川鹿浜橋緑地の一部の指定管理者の指定に反対する−伊藤和彦議員(2011年12月22日)
◆伊藤和彦議員 ただいま議題となりました第98号議案 足立区立江北公園の一部及び荒川鹿浜橋緑地の一部の指定管理者の指定について、日本共産党足立区議団を代表して、反対の立場から討論を行います。
この議案は、都市農業公園を新たに指定管理化し、その管理業務を民間株式会社に委ねるものです。
現在、都市農業公園は、自然環境館では当公園や周辺河川の自然を紹介し、自然とともに生きる、学ぶ、遊ぶ公園として区民に親しまれ、過去最高では30万人が利用しております。身近で自然を体験できると、あだち広報にも紹介されている区内4施設の中の1つで、教育的な内容を持つ施設です。
緑の相談所・ハーブ園は、図書コーナー、熱帯温室が設けられて、植物に関する図書をたくさんそろえて、相談員による園芸相談や植物観察を実施し、ハーブ教室を開催しています。畑では、サトイモ、長ネギをつくるなど、NPO有機農業の研究会で栽培した野菜を販売し、遠くから区民が買い求めてくるほど好評です。
工房棟では、陶芸、紙すき、染色など学び合っています。
都市農業公園は、地域に愛され、支えられている公園です。園内にあるレストハウスは、地域のイベントを行って地域と密着する要となってきた。なぜ区内業者でやらないのか、の声も寄せられています。
現在、運営は正規職員など12人で行い、公園の清掃はシルバー人材センターに委託し、特殊なものとして、自然環境館運営、農作業管理、古民家薫蒸事業、秋の収穫祭会場設営など事業によって31件、区が委託して運営してきました。都市農業公園の管理運営は、行政の腕の見せどころとなっていたものです。指定管理者で管理業務を民間事業者に委ねれば、株式会社は利益を生み出すために人件費削減、質の低下が予想されます。
自然を学ぶ教育的な公園であり、区民の貴重な体験の場として、地域コミュニティを育成してきたものを壊すべきではありません。
また、結果的に区内業者を排除するようなやり方であり、公園管理業務を民間株式会社に全てを任せないで、区が行政責任を果たすよう求めまして、討論といたします。