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●あだち若者サポートステーションの充実、保育料負担の軽減・認可保育所増設を、青井おひさま保育園の預け先の保証を−はたの昭彦委員(2011年10月10日)
◆はたの昭彦委員 おはようございます。共産党のはたの昭彦です。3回目の質問になりますけれども、何回やっても緊張します。どうぞよろしくお願いいたします。
あだち若者サポートステーションはNPOなどと連携して充実を
私は、最初に、あだち若者サポートステーションについてお聞きをしたいと思います。
足立区の若者の雇用対策は、全国的にも大変進んでおります。全国で最初に就労支援課をつくって取り組んだのも、この足立区であります。しかし、頑張っているから、そして、進んでいるかといって、それで満足だとはならないと思います。まだまだ改善や改良の余地があると思います。
先日、静岡県三島市にあります静岡東部若者サポートステーションに視察をしてまいりました。この三島市のサポートステーションも全国的に非常に特徴的な事業をしているということで視察に行きました。
ここでは、運営しているNPO法人が、清掃、製造、農業、喫茶、販売の事業所を持ち、そこと連携する形でジョブトレーニングを行っていました。実際に、サポートステーションの建物の中に、
[資料提示]
こういった機会を設置して、ここで地元の業者、企業と提携をして仕事を請け負っているというようなことをやっていました。又、販売という意味では、地域の特産品を仕入れて、お店を持って販売をして、それでジョブトレーニングをしている。又、喫茶店ということで、地元の企業が喫茶店を運営して、そこと提携する形で、これ代表の方とその喫茶店でちょっとお話をさせていただいた写真なんですけれども。その他にも、三島市が休耕地を借り受けて農業をやって、地元の農家から指導を受けて、その野菜をこの販売所で販売をするというような事業をしておりました。
大切なのは、地域の特性を生かして様々なメニューを用意して、そして、事業を行うということだと思います。足立のサポステにも、あだち仕事道場というのがあって、現在、区内業者2社と提携をしております。地域の特性を生かして実践の場を増やすという意味では、増やせるように区として支援をしていくべきだと思いますが、いかがでしょうか。
◎産業政策課長 委員のお話にありました静岡の東地区ですがサポステの事業もいろいろございます。まさに地域の特性でございまして、農業などはそうかと思いますが、足立の若者サポートステーションも、様々なセミナー以外に、いいことし隊ですとか、これはボランティア活動ですとか、はたの委員はもうご承知だと思いますので省略しますけれども、様々なものを全国に先駆けて考えておりますので、今後も、何ができるのか、どのような事業が組み立てできるのかということを、委託をしておりますNPOとともに考えていきたいと思います。
◆はたの昭彦委員 提携先を増やしていくところに支援をしていくという意味ではどうですか。
◎産業政策課長 提携先といいますか、恐らく協力先と言ったらいいんでしょうか。例えば先ほどの仕事道場は、もうご協力いただいておりますし、そういったような先、あるいは今後も時間帯も、就労しました後の定着をするためのしゃべり場を設けたり、これは土曜日の午後ですけれども、そういったもので様々なものをしたいと思います。
◎産業経済部長 はたの委員おっしゃられたように、先進的だからだといって、そこに安住するんではなくて、先に、先に、様々な取り組みをしていく必要があるだろう。その中で、協力先の拡大、委員おっしゃられたような農業なかなか厳しいものあると思うんですけれども、商店街との連携であるとか、そういうことについてはNPOと相談しながら積極的に進めていきたい、こう思っております。
◆はたの昭彦委員 是非、その方向でお願いしたいと思います。
この三島のサポートステーションの運営法人は、元々は、出発点はカウンセリングを主体としたNPOだったということもありまして、その経験を生かして一人ひとりの状況を細かく掴み、その人に合った支援策を行っているというお話でした。場合によっては、病院まで一緒に付き添うこともあるというお話を聞きました。
足立のサポートステーションも登録制度にかわりました。個々の状況をより一層把握できるようになったわけでございます。それを生かして登録者に寄り添い最後まで支援できる、そして、次につなげる支援ができるように、一層充実を図るべきだと思いますが、いかがですか。
◎産業経済部長 全くそのとおりだと思います。
◆はたの昭彦委員 是非、よろしくお願いします。
それと、足立のサポートステーションで現在行っております「就活 こころの相談」では、臨床心理士がカウンセリングを週2回行っております。しかし、もっと気軽に相談をできないかという声も一部には聞きます。電話相談窓口などを設置して拡充していくような考えはありませんか。
◎産業経済部長 NPOと良く話をして、その可能性について検討してまいります。
◆はたの昭彦委員 是非前向きに取り組んでいただければと思います。よろしくお願いします。
認可外保育施設利用者に認可保育園との保育料差額負担を、認可保育園増設を
次に、保育対策についてお聞きをしたいと思います。
改定版の待機児対策アクションプランでは、区として初めて待機児童実態調査を実施し、なぜ認可保育園以外のサービスを利用しないのかを把握したとしています。そして、アンケートから判明したのは、認可保育園以外の保育サービスに入所申し込みをしない保護者の理由としては、認可保育園のみ希望、保育料が高いの割合が高いとしておりますが、区は、このような声にどのように応えようとしているのでしょうか。
◎保育計画課長 私どもは、PRにつきましてはしっかり、先ほども申し上げましたけれども。
◆はたの昭彦委員 すみません、もう少し大きい声でお願いします。
◎保育計画課長 先ほども申し上げましたが、PRにつきましては、いろいろな形を通じて認可外保育施設のPRを進めてまいりたいと思っております。
また、認証保育所の保育料が高いということに関しましては助成制度がございます。今助成額の増額について検討中でございます。
◆はたの昭彦委員 日本共産党も毎年、何回かお話ししましたが、区民アンケートを行いまして、私たちのもとにも、この保育サービスに関する意見というか要望もたくさん寄せられております。その一部をちょっとご紹介したいと思います。
子育てしやすい足立区にして欲しい。安上がりな子ども一時預かり所のような保育園でなく、広い園庭のある公立保育園をたくさんつくってほしい。認可外に預けていますが、お金が高い上に2歳までしか預けられないです。私の家は共働きで、なかなか早く帰れずに、その都度に高い延長代を出しています。正直、それも厳しいです。保育園に入れない、イコール、子どもを産めないにつながっています。認証をつくっても保育料が高く預ける意味がない、認可を早く増やして欲しい。
区が行った実態調査は、私達に寄せられたこういった声から、何といっても保護者は保育料、いわゆる金額の点と保育の質の点から認可園を希望しているのだと思います。そこで、この保育料の負担について、ちょっと試算をしてみました。保育時間が、認可園が開いている午前7時半から午後6時半の11時間、認可園と認証保育園に預けた場合を比較しました。
例えば年収300万円で妻は非課税の枠内で働いていて1歳のお子さんがいて、そして、社会保険料負担が年収の約2割としますと、大体所得税は2万3,000円になります。この子どもを認可保育園に入れた場合は、保育料は所得に応じてなのでD3階層の月額1万5,000円になります。認可園に入れずに認証保育所に預けたとしたら、年長の保育所は年収に関係なく一律でありますので、足立区の認証は安いところだと、この11時間保育所に預けると月額5万6,000円、高いと7万5,000円もするところもあります。たしかに足立区には助成制度もあるといいますけれども、その差は大きく、親の負担が大変大きいものです。また、認証には、第2子は半額になるような制度もありませんので、複数の子どもがいる世帯では、もっと負担は大変だと思います。
本会議答弁で区は、認可外保育施設の保育料負担軽減の検討を示しているとしておりますけれども、一刻も早く、こういった差額の負担軽減を行う必要があると思いますけれども、いかがでしょうか。
◎子ども家庭部長 今認可外保育施設、認証を初めとするいろいろなサービスございます。これにつきましては、区の方でも、それぞれのサービスの良さを今一つPR、ご案内することについて不十分さがあったと反省をしているところでございます。これにつきましては、担当課長ご説明しましたとおり、今そのご案内に強化をするべく努めているところでございます。
それで、認証と認可との保育料の負担の差でございますが、それたしかにございますので、これにつきましては、どの程度の負担軽減ができるのかにつきましては、今検討しているところでございます。もうしばらくお時間をいただきたいと思います。
◆はたの昭彦委員 是非一刻も早く負担軽減については行って欲しいなと思います。本当に、今所得が減る中で子育てする世帯の負担は、ますます大変になっていますので。
認証保育所などの保育者の負担軽減についてお聞きをしたいと思いますけれども、現在、区では3万5,000円以上の保育料を負担している保護者に、0歳児で月額1万7,000円、1歳児で1万5,000円などの利用者助成金がありますけれども、これは直接保育料が安くなるのではなく、後からまとめて保護者に振り込まれる仕組みになっています。今年度から支給回数が年3回から4回になりましたけれども、毎月5万円から7万円の保育料が安くなるわけではありませんので、保護者の負担感は大変大きいものです。保護者が助成金を引いた差額だけを保育施設に払うようにできないのでしょうか。後のやりとりは区と保育施設で行えば済むのではないかと思いますけれども、いかがでしょうか。
◎保育計画課長 毎月の保育料につきましては、保護者の方にとっても変動がございます。その関係もありますので、一応、今回まとめてやらせていただいたところでございますけれども、今年度、回数を増やしたこともございますので、もう少し様子を見たいと思っております。
◆はたの昭彦委員 すみません、変動があるっていうのはどういう意味ですか。
◎保育計画課長 預ける時間が月によって変わる場合もございますので、そういったところで変動があるというお話をさせていただきました。
◆はたの昭彦委員 認証保育所の場合の助成金額の話をして、3万5,000円以上は出ているということです。そこが変わるという話ではないと思います。
区内に、この春できた認証保育所で働いている保育士さんの方からお話を聞いてきました。これは区内の株式会社が経営する認証保育所なんですけれども、ここでは38.8度の熱があるのに3日間も子どもを預かったというんです。保育士の方が、何かあったらどうするんだと聞くと、園長は、他の保育園は預かってくれたと親御さんから言われれば、お客様の要望なので断れないと、結局は預けるのは親の責任だと言ったそうなんです。
同じ保育所で給食を担当する栄養士も、保育園での勤務経験がない方で、新規採用で補佐でということで採用されたのに、来てみたら、いきなり中心的な役割を担わされ、要領もわからず、毎日、泣きながら仕事をしていた。また、台ふきんは、公立では消毒が義務づけられているが、ここでは口をふくタオルと雑巾を一緒に洗っているという現状もあると言っていました。
この園は1カ月の運営費が30万円に決められていて、お金がないからと、押し入れにはおもちゃがいっぱい入っているのに、壊れると補充ができないからとボールやブロックなどという一部のおもちゃしか出さないようにしていたそうです。施設面では、マンションの一室、保育所として特別につくられたものではありませんので、ビニールプールも置く場所がなく、窓ははめごろしになっていて、逃げるときしか開かないというような実態があると聞きました。
こういう状況について話を聞いたことはありますか。
◎保育計画課長 伺ったことがございます。
◆はたの昭彦委員 私達も、認証保育所をすべて否定するわけではありません。昔から一生懸命とても良い保育を行っている認証保育所もあります。しかし、営利を目的とする株式会社が入ってくれば、このような事態も起こり得るわけです。子どものために必要な経費さえ削って利益を上げようとするのが株式会社ということが、この事例からもわかると思います。
このお話をお聞きした保育士さんの方、余りにも内容がひどいということで、2カ月でこの保育所を辞めたそうなんです。何でこんなところに就職をしたんですかってお聞きしたところ、幾つも保育施設の募集の案内を見たんだけれども、ここが一番給料が良かったというんです。ですけれども、その基本給は19万円で、手取りだと僅か14万円ぐらいになってしまうと。保育士さんと同時に園長をやっている方も、非正規で給料は同じだと言っておりました。まさに、区が公的責任を投げ捨てて、こういった安上がりな保育に丸投げすることによって、結局は子どもや親、そして、そこで働く人が犠牲になっているとは思いませんか。
◎保育計画課長 私どもは、年2回、認証保育所等の巡回指導にも入っております。その中で、保育の内容、それから、質についてもしっかり検証して指導してまいりたいと考えております。
◆はたの昭彦委員 こういう施策が子どもや働く人、そして、親の犠牲の上に成り立っているんだということを質問したんですけれども、その点はいかがですか。
◎教育長 認可外の様々な認証保育を含めたサービスというのは、それなりのやはり特性なり特徴を持っているわけですので、先ほど来、保育計画課長の方もお答えをさせていただいておりますけれども、そういったメリットの部分も十分に出していく必要があると思います。また、おっしゃられる問題のある保育の質に関わるような実際現実があるとすれば、それについては、私どもも厳しく指導していきたいと、このように考えています。
◆はたの昭彦委員 今の質疑の中で明らかになったのは、保護者は保育環境や負担の面から、何といっても認可保育園を希望していることだと思います。だとすると、認可保育園を増やさないと、待機児は減らないし、希望にも応えられないと思います。認可保育園を保育政策の柱にして増設をすべきだと思いますけれども、いかがですか。
◎教育長 これは再三お答えしていますけれども、保育のニーズ、働くフルタイムからパートまでいろいろな勤務形態があるわけでして、それに応じたサービスの展開をしているところです。全ての保育需要について認可保育園で応えるというのは、経費の面でも実際的ではないという、こういう判断でございますので、これについては、実際の我々の計画の中に明記をしてあることでございますので、是非ご理解をいただきたいと思います。
◆はたの昭彦委員 待機児童対策アクションプランの中に実態調査ということで、認可保育園に入らず認可外の保育サービスに入れたという方にアンケートを聞いて、そのほとんどが認可保育園までのつなぎだというようなお答えをしているんですけれども、その点についてはどのようにお考えですか。
◎教育長 認可保育園を希望する保護者が多いということは私も承知をしておりますが、実際に、その方々の指数、実際の保育ニーズ、こういったものと十分にやはり突き合わせて適切なサービスを選択していただくというのが、この制度全体の基本でございますので、そういった点をご理解いただきたいと思います。
◆はたの昭彦委員 それでは親御さんの希望に沿えないということを指摘して、次の質問に移りたいと思います。
足立区の低所得世帯の保育料は高い、住民税非課税世帯の保育料を無料に
認可保育園の保育料についてお聞きしますが、母子世帯の多くは区民税が非課税や均等割という世帯です。この場合は、非課税世帯だと保育料は月額で3,600円、均等割のみだと6,700円、1カ月の保育料ですけれども、になります。住民税非課税の世帯は、他区では生活保護世帯と同じように保育料の徴収がないところもありますけれども、23区中で何区が非課税世帯の保育料を無料にしているかご存じでしょうか。
◎保育課長 23区で有料にしているのが当区を含めて5区でございますので、18区が無料でございます。
◆はたの昭彦委員 そうですね。23区で、私が調べたのは19区だったんですけれども、課長が18区と。いずれにしても、大変、無料の所が多いということだと思います。
そして、均等割世帯の保育料についても足立区は、3歳未満、第1子は、先ほど出しましたけれども、6,700円なんですが、この金額が23区で最高額だということはご存じですか。
◎保育課長 承知しております。
◆はたの昭彦委員 実は、足立区の認可保育園の保育料は、これらの低所得世帯では他区に比べて特に高くなっている。非課税世帯、18区が無料と先ほど答弁いただきましたけれども、均等割世帯の保育料は足立区では6,700円と先ほど言いましたけれども、次に高いのは大田区なんですが3,900円です。その次が、豊島区の3,400円、そして、23区中、実に17区は1,900円以下の保育料になっています。区長は子ども施策重視と言っておりますけれども、とんでもないことだと思います。その他の階層の保育料についても、2日目の決算特別委員会の質疑でさとう委員から指摘したように、23区でも保育料は上位に位置しております。足立区の保育料は、どうして他区に比べてこんなに高いのでしょうか。
◎保育課長 当区の保育料につきましては、17年から、審議会、それから、議会の慎重な討議を得て決まり、激変緩和措置を経て20年度から現在の価格になってございます。それぞれの区で、いろいろなお考えがあるかと思いますが、当区につきましては、そういった慎重な議論を経た上で、その議論の中では、食材費相当分を入れるような考え方、そういったものもございましたので、この金額については妥当と考えてございます。
◆はたの昭彦委員 まさに今ご答弁いただいた、それぞれの区の考えがここにあらわれているんだと思います。どう子育て世代を応援していこうかということが、やっぱりあらわれているんじゃないかと思います。
初日にも指摘をいたしましたけれども、収入が減る中で負担が増える区民の生活は、ますます厳しくなるばかりです。このような実態を考えれば、保育料を引き下げ、負担軽減を図ることが優先されるべき施策と思いますけれども、いかがでしょうか。
また、住民税非課税世帯の子どもは7月末現在で第1子が842人、第2子が165人であります。約4,000万円の経費をかければ、この世帯を無料にすることができます。23区中では18区が無料なわけですから、足立区も是非、無料にしていただきたいと思いますけれども、いかがでしょうか。
◎子ども家庭部長 今委員、保育料の点についてご指摘、ご発言がございましたけれども、区の子育て支援施策は、一つ保育料のみで判断されることではないと考えております。様々な子育て支援施策を区民の皆様に提供することによって子育てを支援していくということで考えてございますので、この保育料については、現時点では改定の考えはございません。
◆はたの昭彦委員 そういう故意に答えていないから、アンケートとか実態調査でも認可保育園を増やして欲しいという声が多いんだと思います。
3歳で卒園となる青井おひさま保育園の預け先の保証を
次に、青井おひさま保育園についてお聞きしたいと思います。
私のブログに、青井おひさま保育園に子どもを預けている方からメールをいただきました。内容を紹介しますが、3歳以降については本当に不安です。せっかく入園でき日々の生活に慣れ始めましたが、3歳以降のことを考えると、来年4月入園募集で転園希望を出さないといけないのではないかと考えています。実際、区からは、この保育園卒園後、優先で認可保育園には入れませんとはっきり言われました。でも、我が家には幼稚園に入れるお金の余裕はありません。こういう内容でした。
区は卒園後について運営法人に任すとしていますが、実際は近所の保育施設を紹介するだけで、入れる保障はありません。3歳以降の行き先については、どのようにお考えなんでしょうか。
◎保育課長 青井おひさまの3歳以降につきましては、開設当初から保護者の方々にはご説明させていただいているところでございますが、今、委員のお話にもございましたように、その方々に適切な次の施設、それから、そういった情報を的確に周知、伝えていきたいと考えてございます。
◆はたの昭彦委員 入れるやっぱり保障をしていかないと、例えば働いている方が、次の預け先がなくなれば仕事を辞めざるを得ない、いま……。
○しのはら守宏委員長 あと1分です。
◆はたの昭彦委員 0歳から2歳の方が包括で大変苦労をしていると、そういうのをやっぱり3歳のお子さんをお持ちの方にもさせるのかということだと思います。区が認可保育園を正面に据えないで認可外の保育施設ばかりに頼ろうとしているから、区立無認可保育施設をつくることになり矛盾を生じました。3歳児問題も生じてきています。保護者の願いに真正面から応える姿勢に立つことを求めて、質問を終わりたいと思います。
ありがとうございました。