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●介護保険料軽減基準改善を、生活援助時間短縮で介護サービス低下、施設の有料化や廃止反対、学校選択制見直せ、小台地区通学バス運行や路線バス増発を、南宮城公園トイレを洋式に、応急給水層の増設を−さとう純子委員(2011年10月11日)
低所得者に対する介護保険料軽減の基準改善を
◆さとう純子委員 おはようございます。私ははじめに、介護保険料について質問をいたします。
15万世帯に配布した区民アンケートには、生活が昨年より苦しくなった、その理由は年金や給与などの収入が減ったであり、税金や医療費、公共料金の負担を挙げています。
73歳の男性、「年々収入減の中で医療費、保険料等の値上げ、もう生活がいっぱいだ」、77歳女性、「年金は年30万円なのに介護保険料を5万8,200円引かれたら生活はやっていけません」、74歳女性、「子どもと一緒ですが、給料が安い、ボーナスは一度も出ず、私の年金は安いのに保険料が高くなった」など書き込まれています。
代表質問で、新年度予算の編成は基本理念には区民の暮らしを支える区民福祉の増進を図ることにすべきだと指摘しまして、板橋区を例に介護保険料の軽減策の拡充を求めました。足立区の軽減制度の申請実績で一番多い世帯の階層は、前年の収入が80万円以下の第2段階で預貯金額が80万円未満の世帯であり年額3万8,880円が、第2段階のB階層、年額2万640円になる世帯だと思いますが、いかがでしょうか。
◎介護保険課長 委員おっしゃるとおりでございます。
◆さとう純子委員 足立区の軽減制度は最高でも年収が80万円以下、これは1人世帯です。それから、80万円以上の預貯金があれば減額の対象にはならないということです。
板橋区の軽減対象者は年間収入の合計を130万円とし、1人増えるごとに60万円を加えた額としています。また、預貯金額は1人世帯350万円として、1人増えるごとに100万円を加えるとしています。
足立区の基準では、生活保護以下の収入になってしまいますが、せめて生活保護基準以下の年金収入、取り崩せば1年でなくなるよう預貯金額ではなく、板橋区のように引き上げるべきだと考えますが、いかがでしょうか。
◎介護保険課長 他区の状況もいろいろ調べておりますが、足立区の場合には、介護保険料の段階ごとに収入額を定めまして、それに応じた預貯金額を定めております。
この軽減につきましては、もちろんいろいろな形で呼応しておりますけれども、その預貯金額に関しましては、一定の基準額を下回った段階では随時軽減の申請を受けられますので、その都度、区としましては対応していきたいと考えております。
◆さとう純子委員 私は、80万円以下の収入でなければ減免が受けられないということになりますと、生活保護の基準で計算しましたら、70歳以上の方は年間90万円ちょっとなければ生活保護基準にはなっていないのです。生活保護基準以下の生活でないと減免ができないということではなくて、きちんと生活保護を受けなくても大丈夫という、そういう基準を設けるべきだということで質問をいたしました。
是非、他区の状況ということで見ているだけではなく、足立区の実態に合った軽減策を図っていただきたいと思います。
生活援助時間短縮で介護サービスが低下
次に、生活援助の時間短縮について伺います。
生活援助の介護の区切りが変わって、これまでは60分だったものが45分となりました。その結果、45分の時間短縮に当たり、私たちのところには、「これは何とかならないか」という声が届いていますが、足立区の方にはいかがでしょうか。
◎介護保険課長 区にもそういった問い合わせがございます。ただ、45分、介護報酬の報酬額におきます時間帯の区分が確かに変更になっております。これは全国共通の部分でございまして、60分を45分、それを元に戻すということは、足立区の判断ではできないものでございます。
この事案につきましては、基本的には必要なサービスの量というのは、ケアマネジャーが一つ一つサービスの時間数を勘案して決めるものでございますので、それを適切にアセスメントし、ケアマネジメントして欲しいということで事業者の方にはきちっと指導しているところでございます。
◆さとう純子委員 実は厚生労働省は、洗濯を干すまでの時間がない、45分ではできないと申しましたら、ヘルパーが行く前に、その介護を受ける方がスイッチを入れて待っていればいいと、こんなことを言ったのですね。これは有名な話です。
私の周りにも本当にたくさんの声が寄せられています。
ヘルパーさんの声ですが、「45分になって収入が減り、戸数を増やさなければ食べていけないので、移動時間の少ないところを回るようにしたが、時間に追われて精神的にまいってしまい体を壊して仕事をやめた。お年寄りは言葉かけが大切なのに、その時間がとれない。これではどんどん認知症の人を増やしてしまうと思う」、またサービスを受ける方は、「以前は掃除、洗濯、買い物、調理などまとめてお願いしてきたが、調理を中心にして他の仕事は何日かに分けて仕事をしてもらうようになった。また、洗濯機で洗えないものはコインランドリーに行ってもらうが、乾燥までの時間が足りないと言われてしまった。ヘルパーさんはいつも全部できなくごめんねと謝ってから帰る」、こんな声です。
区はケアマネジャーが必要なプランを立てている。先ほども答弁しました。45分でできなければ追加を支払えばいいと言いますが、これ以上どこも節約するところがないと暮らしている方に、例え僅かな負担でも我慢しようと思うのは当然のことだと思いますが、いかがでしょうか。
◎介護保険課長 先ほどもちょっと申し上げましたけれども、今までやっていたサービスを少し工夫をすることで時間を短縮するということも可能かと思います。
また、それができない場合には、必要な時間数をサービスとして組み合わせる、それは1日だけではなくて、1週間とか1カ月のスパンで検討できると思います。
そういった意味で、このケアマネジャーの方の力量が非常に大きく関わってくると思いますので、その辺の情報交換というのでしょうか、うまいやり方などはケアマネジャーの研修等で徹底を図っていきたいと考えます。
◆さとう純子委員 今、るるヘルパーさんの声などもお伝えしたのですけれども、実態をしっかりと見て、きちんと区でできること、それからまた国に要望することを考えていただきたいと思います。
本当に消費税増税とセットで出された社会保障制度改革推進法は、国庫負担の削減がまだ狙われています。サービス利用者の負担増がまた懸念されます。誰もが安心して介護が受けられるように、区が役割を果たすことを求めて次の質問に入ります。
社会教育施設の有料化や廃止は「絆」かかげる足立区の予算にと矛盾
社会教育、障がい教育に関わる絆について質問させていただきます。
2011年度の予算のタイトルは「子ども・くらし・まちづくり 縁をつなぎ明日への絆を結ぶ」と題しました。
絆を育む重要な役割を果たすのが、学習の場や交流の場であると考えています。しかし、社会教育施設の利用料の有料化、住区センターの有料化、学校施設の有料化、宿泊施設などの廃止と、次々と進めてきました。遂に唯一の野外交流の場である鹿沼野外レクリエーションセンターまで廃止するとしました。
区民から届いた声を紹介します。「合宿で利用していました。ショックです。費用をかければ合宿先はあるけれども、親にかかる負担、私たち指導者も負担がかかります。行政がスポーツをしている団体に助成金を出してくれたらいいのに、毎年楽しみにしていた合宿を中止にはできないし困った。体育館付の施設が魅力だったのに」、また、他の方からも「鹿沼のレクリエーションセンターはほぼ毎年利用していた。そもそも区はあれだけ素晴らしい施設があるのに、利用促進のための広報は何もしていなかったように感じている。今の区長になってからお金を使わない方向にシフトしていて、必要な部分の予算も削っているように見えて区民としては不安です」、これらの声に区は何と答えるのでしょうか。
◎地域文化課長 私、野外活動レクリエーションセンター、こちらの事業の終了をお願いした経緯がございます。
こちらの施設につきましては、非常に老朽化ということもございまして、建て替えの資金も大変かかる。それから、毎年5,000万円程度の赤字もかかってくるということで、今後の経営について非常に厳しい状況がございましたので、資金の有効活用等も含めまして廃止を決めさせていただいたものでございます。
◆さとう純子委員 今この声にどう答えるのですかと言いました。
そしたら、野外レクリエーションセンターを廃止することの答弁というのは、おかしいんじゃないですか。
このような声にどう応えるのですかと質問をいたしました。どうですか。
◎スポーツ振興課長 鹿沼のレクリエーションセンターを使っていた各種スポーツ団体につきましては、鹿沼市の自然体験交流センターの利用、又は鹿沼市のスポーツ施設につきましては、鹿沼市との交流を目的とした事業であれば、全てのスポーツ施設の利用料をただにしていただく等々の便宜を図ったところでございます。
◆さとう純子委員 鹿沼の施設を頼りにするなんてとんでもないことじゃないですか。
私、これ区長に対して意見も言っているのです。今の区長になってからお金の使わない方向にシフトしている。また、広報が足りなかったんじゃないか。老朽化になる前に足りなかったんじゃないかという意見もありますが、区長、この声にどのようにお答えになりますか。
◎地域のちから推進部長 鹿沼について申し上げますれば、毎年巨額の赤字が出ているということでございまして、それが結局納税者の方の負担にかかっていくということで、他の事業について、それも影響が及ぶということで、総合的に判断して現下の状況でそうしたわけでございます。
それから、料金等のお話もされましたが、事業で何でも経費がかかるわけでございまして、それが一般の納税者の方の税が投入されているわけでございます。その施設について、又はいろいろな学習センターにつきましても、それを利用しない方も納税者として払っているわけでございますので、そこを利用する方が特別にその部分についてお支払いいただくということは、これは受益者負担の原則でございまして、地域の力とはまた別の問題だと思います。
◆さとう純子委員 そこが、考えがおかしいでしょうということなんですよ。利用する人が、赤字だからと。区民の全部が鹿沼レクリエーションセンターに行くわけではありませんよ。じゃあ道路を通った人が、そこで10円払えというようなものですよ。そういうことで、私、はっきり言ってこれは絆のことで質問したかったのです。
それで、区民の声もあるように、私も実は学童保育室の父母の会の合宿で何度も使いました。本当にそのときに普段の交流がなかった父親たちも合宿に参加することによって、それを契機にして地域での活動も始まりました。そして、今でもその人たちとの交流があって、本当に絆を育んできたのです。
その施設の修繕を5,000万円だとか何とかと言っていますけれども、もっともっと広報をして、もっとたくさんの人に利用してもらう施設として充実させて再開すべきだと思いますが、もう一度答弁をお願いいたします。
◎地域文化課長 先ほどからご答弁申し上げましているとおり、例えばこの施設のリニューアルということでは4億2,000万円余の資金が必要でございました。それから、毎年の赤字額も5,000万円余ということでございまして、これをリニューアルして再開していく、それから、お客様につきましても、今安い宿が民間にたくさん出ております。そういった中で私どものこの価格が、競争力が、宣伝をして非常にたくさん増えるという見込みも非常に厳しい。こういう状況を考えれば、私ども廃止をさせていただいたのは当然だろうと、そのように考えてございます。
◆さとう純子委員 そういうやり方が区政の当然だと、絆を結ぶという予算を立てながら、絆をずたずたにするのが、足立区のそういう予算だということですね。
学校選択制を見直せ
学校選択について伺います。
開かれた学校づくり協議会の構成員や放課後子ども教室の指導員から、「学校選択制により学区域内の子どもがいなくなるのと同時に、防犯パトロールや交通安全、子どもの見守りなど、地域活動の参加や協力が得られない。いじめの問題でも地域の連携が必要。震災のときの通学路、避難の対応が心配」などの声があります。
また、町会の子ども会や青少年団体の役員からも、「子どもの頃からの絆は、子どもの成長にも大人の交流にも大切なもの」と、学校選択制の見直しを求める声がありますが、区にはこのような声は届いているでしょうか。
◎学務課長 学校選択制につきましては、ここ3年間、アンケートを実施させていただきました。そのアンケートの実施結果でございますけれども、86%を超える方から、学校選択制について賛成のお声をいただいているところでございます。
◆さとう純子委員 そのアンケートは私も見ました。87%と言いますが、これは児童生徒、小学校1年生、2年生、中学校1年生、2年生の児童生徒とその保護者が対象であって、学校選択制度について、そのものの改定とか改善などについて設問しているわけではありません。
それから、学校選択制は2000年前後から、東京、埼玉を中心にして拡大しました。東京都内では23区中19区が、26市中9市が導入して、2007年度の調布市が最後となっています。
全国的に見ても2008年度から学校選択制を入れる自治体は激減し、見直し、廃止が相次いでいるのが現状です。
杉並区では廃止の方針を公表して、2016年には廃止するとしています。杉並区が昨年、校長、PTA会長など学校関係者へのアンケートでは、継続が27.5%に対し、廃止が38.1%、見直しが34.4%と、7割以上が否定的な評価を下しました。
廃止の理由です。良く聞いてください。「地域とともに学校をつくるため」、それが49.2%と最も多く、「指定校変更を柔軟に運用して対応ができる」、これが21.3%となっています。
これらの廃止の理由について区はどのように考えるのか。また、選択制について見直しも必要だと思いますが、いかがでしょうか。
◎学務課長 私も杉並区のまとまった意見については読ませていただきました。その中で、今委員も言われましたように、学区域外の学校を希望する場合、指定校変更で対応できるということですけれども、逆にそうするとまた混乱を招くのではなかろうかと考えております。
また、学校選択制ですけれども、私どもについては、こちらについては若干いろいろなことについて修正はかけるにしても、継続していく考えでございます。
◆さとう純子委員 多少選択指定校変更は混乱を招くと今おっしゃいましたけれども、以前はこれを柔軟にやっていたのが、全都でも一番柔軟にやっていたのが足立区だったのです。何の混乱もありませんでした。そのことをご存じないのかもしれませんが、そういうことです。
それから、本当に杉並区では地域とともに学校をつくるため、そういうことで49.2%の人が答えているわけです。
やはり、野外レクリエーションセンターは廃止する、学校選択制で地域の絆もずたずたにする、これが私は区長の政治姿勢のあらわれではないかと思います。
小台地区の児童の通学バス運行や路線バスの増発を
次の質問に移ります。宮城小学校への通学についてです。
私たちがやった区民アンケートに、小台地区に住む子育ての家庭から、児童生徒の通学についての要望が数件寄せられました。小台・宮城地域というのは、小学校は宮城小学校が学区域であって、小台二丁目全域と一丁目の一部分は宮城小に徒歩で通学できるのは可能です。ところが日暮里・舎人ライナーの足立小台駅周辺からは、安全に通学できる遊歩道、隅田川沿いにあるのですが、その遊歩道を利用すると片道約2キロメートルです。あと車の行き交いが激しい荒川土手の下は、それでも1.3キロメートルあります。とても児童が歩いて通学できる距離ではありません。
小台という住所に在住の児童の現状がわかりましたら、教えてください。
◎学務課長 今年度就学した方の行き先でございますけれども、宮城小に行かれた方が47名、他の足立区立の小学校に行かれた方が11名、荒川区立の小学校に行かれた方が52名、私立の小学校に行かれた方が3名、こういった現状でございます。
◆さとう純子委員 そうなんですね。113人も小台というところで子どもがいるのに、児童がいるのに、宮城小学校に行けているのはたった47人です。これが現状です。
小台一丁目は荒川と隅田川に囲まれていて、宮城小に通学しない限りは橋を渡らなければ他の学校には行けません。私も朝の扇大橋を通勤、通学の自転車が行き交う中で、小学生が保護者に見守られながら歩いている姿を見るたびに、本当に心を痛めてきました。
特に雨や強風の中を歩く姿は、本当に体を守るのが精いっぱい、そんな状況です。
そこで伺いますが、住民の要望は宮城小学校に通学するための通学バスの運行をして欲しいということですが、どうですか。
それから、続けて質問いたしますけれども、現在、北千住駅西口から小台・宮城循環のはるかぜが運行しています。通学可能な時間帯の7時台には、何と20分間隔で3本しかありません。このバスを増発するように、バス事業者に働きかけることはどうでしょうか。
そしてまた、このバスを利用するために、区が支援して無料のパスを発行すべきだと思いますが、いかがでしょうか。
◎学務課長 私から通学バスの運行についてお答えします。
現在のところ、特定の地域に通学バスを走らせる予定はございません。
◎交通対策課長 宮城循環につきましては、7時台が3本、8時台に3本あります。
事業者の方も、要はバスの中で運行しておりますので、そういう要望があるということはバス事業者には伝え、そういうお話はします。
それと、割り引きについては、それは多分学校との話がありますので、うちの方の単独ではちょっと難しいと思います。
◎都市建設部長 コミュニティバスの運行に関して、区の財源を投入するという考えはございません。
◆さとう純子委員 これ、教育的にどうなんですか、足立区は通学距離をどんなふうに考えていらっしゃるのかと思うのですね。ですから、教育委員会として、きちんとこの子たちを学校に行けるように、安心して学校に通学できるようにするのが、足立区の教育委員会の責任だと思っています。是非、取り組んでいただくように、検討していただくようにお願いいたします。
南宮城公園のトイレを洋式に、応急給水層の増設を
次に、防災対策事業について伺います。
区は震災後の事象に対して、応急的に対応するため、平成27年度末までに50カ所の区立公園、一次避難場所に防災井戸、災害緊急トイレ及びソーラーLED照明等を整備するとしました。設置する防災井戸は飲料水として使えるのか、また、防災緊急トイレ4基は通常は使用できるものなのかどうかお答えください。
◎企画調整課長 飲み水としては使用できません。
それから、トイレについては、倉庫に鍵が締まっておりますので、それを使って洋式の便座等も入っておりますので、それを使用することは可能でございます。
◆さとう純子委員 トイレは、普段は使えないということですね。
10カ所のうち、南宮城公園が入っています。この公園のトイレは今現在和式です。それで、以前は手すりもなくて中で転倒して救急車騒ぎになったこともあって、洋式にしてくださいとお願いをしたら、予算がないと断られました。手すりだけは付けてもらった状況ですが、公園整備と合わせて、車いすでも利用できるトイレに改修すべきだがどうか。
また、東京都に対して応急給水槽の設置を要望すべきだと思いますが、いかがでしょうか。
◎みどり推進課長 トイレの洋式化については、議会に陳情等も出されていますが、その中で今トイレ全体の設置状況を見ながら、この洋式化等もどう進めるか検討しております。
応急給水槽については、区内の基準がありまして、5カ所か6カ所、整備が完了していると考えております。
◆さとう純子委員 私は現状を聞いたのではなくて、せっかく防災用の改修をするわけですから、全部それも入れてくださいとお願いしました。
それから、26年、27年度の整備予定公園でも、新田、興本地域、北千住地域などにも設置すべきだと思いますが、いかがでしょうか。
◎企画調整課長 今後、選定に当たっては地域間のバランスをとりながら配慮していきますので、そうしたことについても検討させていただきます。
◆さとう純子委員 最後に、原発ゼロのことですけれども、前回は同じ答弁でしたので。