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●開会あいさつ−近藤やよい区長(2012年12月6日)
◎近藤やよい区長 まず、冒頭にあたりまして、本日午前中に、アレフが提訴していた過料処分取消請求事件について、東京地方裁判所で足立区勝訴の判決を受けましたのでご報告を申し上げます。
これも議会の皆様、区民の皆様のご支援の賜物であり、この場をお借りして厚く御礼を申し上げます。アレフが控訴におよぶことを想定し、油断することなく粛々と準備を進めてまいります。
それでは、所信の一端を申し上げます。
区では、これまで予算編成時にキーワードを設定し、施策を推進してまいりました。平成23年度予算は「縁をつなぎ明日への絆を結ぶ」として地域のちから推進部を立ち上げ、希薄化する地域コミュニティの強化を開始いたしました。また、今年度は「明日のために時代の変化に挑む」として、自殺対策や防犯対策の強化、ごみ屋敷の解消に踏み出し、これまで一定の成果を上げつつあります。
しかし、これらはあくまで対症療法であり、その他、孤独死やセルフネグレクト、心の健康問題、高齢者や子どもへの虐待などの現代社会が抱える深刻な課題の根底に共通して横たわる社会的孤立に正面から対峙しない限り、問題の抜本的な解決は不可能と考えております。
そこで、地域の力を結集し、社会的孤立に正面から挑むのがこの度の孤立ゼロプロジェクトでございます。
この取り組みでは、いまだ定義の定まらない社会的孤立や孤独死について区として定義を定め、目標を掲げて対策を推進してまいります。
また、これまでは町会・自治会などの地域団体の活動は個人情報保護が障壁となり、区から情報の提供を受けて広範な見守り活動などを行うことは制限されておりましたが、本条例の制定により、一定の条件のもと、区が町会・自治会に対し、実態調査のための住民リストを提供することなどが可能となります。
孤立ゼロプロジェクトを推進することで、足立区で暮らすことはみんなで支え合って暮らすことという下町の文化であるライフスタイルを改めて提案し、明日を信じられるまちづくり、夢と誇りの持てるまちづくりに確かな一歩を踏み出してまいります。
続きまして、窓口業務の外部化についてご報告いたします。
第三回定例会でご報告いたしました日本公共サービス研究会では、経費縮減と区民サービスの更なる向上を目的として新たな外部化手法を検討してまいりますが、区では現在、研究会における検討に先駆け、戸籍住民課と中央本町区民事務所のそれぞれの窓口業務を統合し、平成26年1月の実施を目途に、民間事業者に委託する検討を行っております。
今後、効率的な窓口体制を確立した上で、外部資源を最大限活用することにより、区民サービスの向上と行政コストの削減を目指し、着実に準備を進めてまいります。
次に、危機管理対策についてご報告いたします。
刑法犯認知件数は、11月末現在8,441件、前年比マイナス1,088件で、この状況を維持できれば年間1万件を下回ることがほぼ確実となっており、年末に向け引き続き対策を強化してまいります。
防犯カメラにつきましては、区が普及促進する状況がメディアに取り上げられたこともあり、設置機運が高まっております。この機運を逃すことなく、街角防犯カメラの設置を積極的に進めてまいります。
11月1日に足立区暴力団排除条例が施行されました。今後、区民の皆様への条例の周知と暴力団排除の機運を高めるため、12月13日に暴力団排除推進集会を開催する他、特に青少年の教育又は育成に携わる方々へ青少年を暴力団から守るためのテキストを配布するなど、暴力団排除を推進する啓発活動に取り組んでまいります。
次に、ごみの戸別訪問収集についてご報告いたします。
現在、区内の約2万カ所の資源回収場所・ごみ集積所で行政回収を実施しておりますが、お身体の不自由な方などにはごみの排出、集積所の管理が大変な負担になっております。
そこで、要介護3以上で近隣の方などの協力が得られない世帯を対象に、資源・ごみの戸別訪問収集のモデル事業を、来年2月から10月までの期間限定で実施してまいります。ごみ排出の困難度の高い方を抽出し、順次、戸別訪問収集を開始してまいります。また、収集の際に、1週間程度ごみ出しがない場合や何か異変がある場合には、緊急連絡先に連絡をとるなどの安否確認ができる体制も整えてまいります。
最後に、一般会計補正予算案の主な内容を申し上げますと、増額補正として、児童手当の支給事業2億8,000万円余、私立保育園施設整備助成事業8,000万円余、建築物耐震化促進事業8,000万円、私立幼稚園等園児保護者負担軽減事業5,000万円余などの経費とともに、減額補正として、密集市街地整備事業1億8,000万円余、保育室運営経費助成事業1億円余、子ども手当の支給事業7,000万円余などの経費をそれぞれ計上いたしました。
また、債務負担行為として学校管理維持委託、五反野小学校解体工事、戸籍・区民事務所窓口の業務委託などを追加計上いたしました。
ご審議いただく一般会計補正予算は1億2,000万円余の増額補正、国民健康保険特別会計補正予算は700万円余の増額補正、介護保険特別会計は46万円余の増額補正、後期高齢者医療特別会計補正予算は300万円余の増額補正でございます。
今回ご提案申し上げます議案は41件、報告3件、諮問1件でございます。各議案の提案理由につきましては、参与より説明いたさせますので、慎重にご審議の上、ご決定くださいますようにお願いをいたします。
●閉会あいさつ−近藤やよい区長(2012年12月20日)
◎近藤やよい区長 平成24年第4回足立区議会定例会の閉会に当たりまして、一言ご挨拶を申し上げます。
議員の皆様には、間に東京都知事選挙、衆議院選挙を挟み、大変ご多忙のところ15日間にわたり、平成24年度一般会計補正予算など多数の重要案件につきまして、慎重にご審議の上ご決定をいただきまして、まことにありがとうございました。
本会議並びに各委員会を通じまして賜りました皆様の貴重なご意見、ご要望につきましては、今後の区政運営、特に新年度の予算編成に十分生かしてまいりたいと考えております。
議員の皆様には、厳寒に向かう折から、くれぐれもご健康にはご留意の上、明るい新年をお迎えになりますようご祈念申し上げまして、閉会の挨拶とさせていただきます。
ありがとうございました。