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●開会あいさつ−近藤やよい区長(2013年6月11日)
◎近藤やよい区長 平成25年第2回足立区議会定例会の開会に当たりまして、所信の一端を申し上げます。
まず、昨日から始まりましたコンビニエンスストアでの諸証明の発行でございますが、幾つかシステム上のトラブルはございましたが、おかげさまで順調にスタートを切らせていただきました。昨日、1日だけの実績でございますけれども、全区的に187件の証明書の発行がございまして、特にセブン−イレブン、区内105店中の50店以上で交付の実績が確認されるなど、一地域に固定することなく区内全体で発行が進んでいるということでございます。
他の諸証明の交付のスタートと比較しても、順調なすべり出しだというご評価もいただいておりますので、今後とも更にキャンペーン等を通じて、区民の皆様方のご理解をちょうだいしてまいりたいと考えております。
昨年8月に通達いたしました平成25年度行財政運営方針の中で、区政は大きな岐路に立たされていると申し上げました。
少子高齢社会が急速に進行する中、区民ニーズの多様化や社会保障費の増大、公共施設の更新問題など、行政需要が増加の一途をたどる一方で、区の経常収支比率は、平成21年度以降3年連続して適正水準である80%を超え、財政の硬直化が進んでおります。
そのため、区政が本来担うべき事業領域を見極め、限りある資源を効率的、効果的に活用していくことが、これまで以上に厳しく求められております。
そこで、緊急かつ集中的に取り組むべき経営改革の内容を明らかにするものとして、第二次経営改革プランを策定いたしました。このプランでは、「確かな明日に区政をつなげる公共サービス改革」「持続可能な行政基盤の確立」「確かな明日を育む戦略的な資源活用」という三つの柱を掲げ、ソフト・ハード両面にわたる改革に取り組んでまいります。
特に公共サービス改革では、これまで行政固有の領域とされてきた、専門性はあるものの定型的な処理を繰り返す専門定型業務の外部委託化を展開し、変化する社会構造や区民ニーズに的確に対応するための人員と財源を生み出してまいります。こうした改革を着実に進め、将来に向け、区政運営を支え得るしっかりとした土台を構築してまいります。
続きまして、風しんの予防接種事業につきましては、5月中の成人の申し込みが、女性1,802人、男性580人、計2,382人に達しました。
区内における風しんの患者報告数は、本年1月から5月までの5カ月間で51件と、昨年1年間の20件を大幅に超えており、引き続き流行が認められました。そこで、19歳未満の風しんの未罹患の方やワクチンの未接種の方につきましても、予防接種を実施できるよう対策を講じました。
次に、治安対策についてご報告申し上げます。
刑法犯認知件数は、5月末現在3,331件で、昨年同時期に比べ264件7.3%減少しており、対策の効果は着実にあらわれているものと考えております。目指すワースト圏からの脱却に向け、今後も、全体の3割を占める自転車盗難対策を強力に推進するとともに、規範意識向上策の一つとして、万引き対策を強化してまいります。
共同住宅街角防犯カメラ設置費用助成につきましては、受付開始の平成25年5月15日に当初予定の3倍に当たる約150件の申請がございました。これは、区内でも防犯カメラの記録映像により犯人検挙につながった事例があるなど、本事業の効果が不動産関連事業者の皆様に認められ、想定以上に需要を掘り起こしたものと推察しております。そのため、本定例会に提出した補正予算案に必要な経費を計上させていただきました。
次に、開会まで残すところ100日余りとなりました国体についてご報告申し上げます。
剣道競技と柔道競技を合わせて、全国47都道府県から選手、監督、大会役員などの競技関係者が約2,000人、そして、各県の応援団の方が連日1,000人から2,000人、東京武道館に来場されると想定しております。
また、国体をともに支え、盛り上げていただける国体ボランティアも、高校1年生から80歳の方まで、600人を超える区民の皆様にご活躍いただく予定となっております。
全国各地から人々が集い、それらを多くのボランティアがお迎えするイベントは、これまで区では例がなく、まさに地域のちからで運営する大会であると考えております。
剣道競技、柔道競技に先立ち9月23日には、総合スポーツセンターにおきまして、デモンストレーションとしてのスポーツ行事としてトランポリンが開催されます。足立区はトランポリンが盛んな自治体として有名であり、競技会には東京都全域から参加者が集い、北京オリンピックやロンドンオリンピックの日本代表選手も出場予定と聞いております。
会場に足をお運びいただき、54年ぶりに東京で行われる国体を是非体感していただきたいと願っております。
最後に、一般会計補正予算案について申し上げます。
今回の補正予算は、特に緊急度が高い経費2億4,000万円余を計上させていただきました。
主な内容を申し上げますと、戸籍住民関係一般管理事務7,000万円余、生活安全支援事務4,000万円余などの増額の他、公共工事設計労務単価の上昇による9,000万円余の増額でございます。
今回ご提案申し上げます議案は16件、報告2件、諮問2件でございます。各議案の提案理由につきましては、参与より説明いたさせますので、慎重にご審議の上、ご決定くださいますようお願いを申し上げます。
●閉会あいさつ−近藤やよい区長(2013年7月3日)
◎近藤やよい区長 平成25年第2回足立区議会定例会の閉会に当たりまして、一言ご挨拶を申し上げます。
開会の所信でも触れさせていただきました、6月10日から始まりましたコンビニエンスストアでの諸証明の発行の実績についてでございますけれども、諸証明の取得に不可欠な住基カードは、6月末現在、6,500名を超える方々から申請があり、4月からの3カ月間で昨年度1年間の交付実績を上回る結果となっております。
また、証明書の発行につきましては、6月10日から6月末までの21日間に交付した諸証明は約1,400通であり、これは小規模の区民事務所が1カ月に発行する諸証明の数を上回っております。
当初は幾つかのシステム上のトラブルがございまして、大変ご迷惑をお掛けいたしましたが、今後も安定した運用の確保とともに、引き続き広く区民の皆様にご利用いただけますよう、更なる周知に努めてまいります。
議員の皆様には、都議会議員選挙を挟み23日間にわたり、重要案件につきましてご審議の上、ご決定をいただきまして心から御礼を申し上げます。
本会議また委員会で賜りましたご意見、ご要望につきましては、その意を体しまして、区政進展に努力をしてまいります。今後ともご指導賜りますようお願いを申し上げまして、閉会の挨拶とさせていただきます。
ありがとうございました。