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●足立区梅田八丁目13番都営住宅敷地内に認可保育園及び学童保育室の設置を求める陳情の採択を求め、委員会の不採択に反対する討論−はたの昭彦議員(12月20日)
◆はたの昭彦議員 ただいま議題となりました24受理番号23 足立区梅田八丁目13番都営住宅敷地内に認可保育園及び学童保育室の設置を求める陳情の採択を求め、委員会の不採択に反対する討論を行います。
本陳情は、東武伊勢崎線西新井駅及び梅島駅前の大規模開発により、多くのマンションが建設されるなど人口が大幅にふえ、就学前の児童も大幅にふえる中で、保育所が足りず、多数の待機児が発生する地域に、都有地を活用して認可保育所を増設することを求めるものです。
この陳情については、その前の委員会で東武線の高架下に認可保育園をつくることが明らかになったのを受けて、議会事務局を通して陳情者の意向を確認しましたが、陳情者は、これができるからといって量の面で保育需要を満たすという確信は得られないし、公有地であれば保育所をつくりやすいし、環境面でも良質なものになるという思いで提出したなどの理由で取り下げませんでした。待機児童や保育需要の多さ、また保育環境や質の面からいって、当然の主張です。
自民、公明などの議員は、委員会で、東武線の高架下に認可保育園ができることになったのだから不採択だと言いましたが、本陳情提出直後の25年4月1日現在では、認可保育所に入れなかった児童が足立区全体では856人に上り、認証保育所などの認可外保育所に入れた児童を除いても、294人が待機児となりました。
足立区役所には、保育所に入れなかった区民から、集団で異議申し立ても提出される事態となりました。その中でも、待機児童数は梅田地域28名、中央本町地域42名、綾瀬地域36名と、待機児童の多さは隣接するこの3ブロックでワーストスリーを占めており、この地域全体の対策が求められている状況です。
陳情では、両親ともにフルタイムで勤務していても認可保育園に入れない可能性が高く、就学前の子どもを持つ保護者は、経済的にも精神的にも困り果てている。認可保育園に入れず、仕事をやめる決断をしなければならない人もいる。共働きが継続できないとマンションを売却することも考えなければならないと、保育所に入れない親たちの願いは切実です。
こうしたもとで、都営住宅建て替えによって生じる都有地を活用して、認可保育園を設置して入れるようにしてほしいという要望は当然で、こういう願いのこもった陳情を不採択にするなどというのは、待機児解消の実態にもそぐわず、区民の願いにも背を向けるものと言わざるを得ません。
本陳情は、子どもの健やかな成長と待機児の解消、安心して働ける環境づくりのためにも、採択し、区政に生かすことこそ求められていることを訴えて、討論といたします。