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●鈴木けんいち議員(2017年3月7日)
◆鈴木けんいち 委員 鈴木です。よろしくお願いします。
初めに、国民健康保険に関して伺いたいと思います。
国保をめぐって、国は、足立区も行っている子どもへの医療費助成に敵対し国庫負担金を減らすという、罰則措置を行ってきました。これについては、足立区議会でも撤回するよう求める意見書を採択し、子育て支援に逆行する措置だと全国からの強い批判のもとで、未就学児までの分はこの罰則措置が廃止されることになりました。
その分の国庫負担金が今後、足立区にも入ってくることになるわけでありますが、実施は平成30年度ということでありますけれども、この歳入どのぐらいになるでしょうか。まだ正確にはわからないと思いますが、概算でどのぐらいになるかお聞かせください。
◎国民健康保険課長 平成27年度の子ども医療の金額から割り出すと、7,000万円ぐらいが減額されていると考えられます。
◆鈴木けんいち 委員 この減額された分が今度は交付されるわけですので、平成30年度からは自治体の財源は増えるわけです。この財源も生かして、子ども医療費助成を拡大していくことは可能だと思います。
平成29年度はこの財源は入りませんけれども、我が党は、今回の予算修正案で、当面、高校生の入院費を助成するのは3,300万円でできるとして、修正案を提出しております。その後、拡大することも展望して、平成29年度はまずここから足を踏み出し、子育て支援、医療の充実、そして健康の増進を図る区政として前進することを求めたいと思います。
次に、後期高齢者医療特別会計に関してお聞きしたいと思います。
この点では、安倍政権が、平成29年度から、この後期高齢者医療制度の保険料特例軽減について段階的に廃止することを決定いたしました。この後期高齢者医療制度は、高齢者を囲い込んで負担増と差別医療を押し付ける制度であり、まるで姥捨て山だと怒りの世論が広がりました。
そういう中で制度が導入されましたけれども、この導入時にそうした批判も受けながら設けられたのが、この保険料の特例軽減ということでありました。この特例軽減を、今度はいよいよ廃止をするということですので、極めて重大です。
今、後期高齢者医療制度の保険料は、これまで既に4回値上げされて、月平均で5,659円になっております。月でこれだけかかるわけです。そこから更に軽減制度を削っていくというわけです。
今度の特例軽減で影響があるのは、低所得者の軽減と元被扶養者の軽減の二つがあります。
まず、低所得者の軽減というところでお聞きしたいのですが、これまでは所得割の保険料はゼロだった年金収入168万円の方、これ所得割の保険料ゼロなんですね、現在は。この方が、今度、4月からは月340円の保険料が発生します。均等割分もありますから何千円となるわけですけれども、さらに、340円の負担が発生するわけです。この影響を受ける区民は何人ぐらいになるでしょうか。
◎高齢医療・年金課長 昨年、12月1日現在ですけれども、2,680余名いらっしゃいます。
◆鈴木けんいち 委員 わかりました。同じく年金収入211万円の方は、現在、所得割の保険料は2,190円ですけれども、これが3,510円になります。こういう影響を受ける方は何人いらっしゃるでしょうか。
◎高齢医療・年金課長 区民委員会にご報告させていただいた表の収入で173万円から211万円の方が5,911名いらっしゃいます。
◆鈴木けんいち 委員 そういう形で、さらに、173万円以下の方も影響受けますし、それ以外も受けますので、今の負担というのは平成29年度ですから、平成30年度、平成31年度と更に負担が増えていくわけです。
もう一つの軽減である元被扶養者の軽減の部分ですけれども、元被扶養者の軽減を受けている方は足立区では、今、区民委員会での報告とありましたが、そこで読みますと、2,145人が対象になっていると報告されました。
この方は、現在は月350円の保険料ですけれども、平成29年度は幾らになるでしょうか。それから平成30年度は幾らか。特に平成31年度以降は、資格取得3年目以降の方はどのぐらいになるか。すみません、三つぐらいになりますが、お聞かせください。
◎高齢医療・年金課長 今現在、所得割に関わらず、均等割が9割軽減されています。それが来年度は7割の軽減になって、平成30年は5割軽減、平成31年度以降は、政令で決まっている本則どおり、加入してから2年間だけ5割軽減ということになりますので、資料にお示ししたとおり、来年が月額1,060円、平成30年度が1,770円、平成31年度も同じですけれども、人数は、先ほど鈴木委員が言われたとおり、2,145人いらっしゃいまして、余り変わらない数になっていくと思います。
◆鈴木けんいち 委員 そうですね。金額的にはそのようなことで、今、350円ですから、平成29年度は3倍、来年は5倍、そして3年後は、特に資格取得3年目以降の方が3,530円になる。今、350円ですから実に10倍です。10倍以上です。
こういう負担増になるというのが、今度の特例軽減の廃止ということで、これについては、東京都広域連合は独自の上乗せ軽減は継続する、あるいは足立区としては平成30年度以降もこの所得割軽減の継続を要望していくという姿勢ではありますが、いずれにしても区民に対してこのような負担増となりまして、これは非常に大変なこと、とても認められるものではありません。そのことを指摘して、次に移りたいと思います。
次は、感震ブレーカーに関してです。
間もなく東日本大震災から6年となります。この東日本大震災でも、それから阪神・淡路の大震災でも、発生した火災の6割が電気に起因すると言われています。
我が党は、この電気による火災の多くを占める通電火災を防止できるものとして、感震ブレーカーの設置を提案し、足立区では平成27年度途中からこの設置助成を実施してきましたけれども、この間の実績はどのくらいでしょうか。
◎建築安全課長 昨年度は試行的に始めまして50件、今年度は90件という実績になっております。
◆鈴木けんいち 委員 少ないですよね。火災は1カ所から発生すると燃え広がりますから、こういう対策というのは、一気に面的にやっていくことが重要だと思います。
足立区の感震ブレーカー設置助成は、始めたのはいいのですけれども、対象機器が高額なのと、対象建物とか補助対象者に様々な条件が付けられて、普及が十分進まないというふうに言わざるを得ませんが、その辺どうでしょうか。
◎建築安全課長 まず、対象建物については、昭和56年以前の木造建築としております。また、対象区域につきましても、特定区域ということで、東京都の調査に基づいて防災危険度の高いところを優先しております。
◆鈴木けんいち 委員 昭和56年以前、確かに危ない建物は多いですけれども、そういう条件をいちいち付けて、実は杉並区が感震ブレーカー設置助成を行っていまして、ここを見ますと、そういう条件、一切付けないんですね。それから所得要件も付けない。とにかく一定の区域にお住まいの方であれば、皆さん申請してくださいと。申請をした方に、これは簡易型と言って、送料も含めて2,900円で買える。国の審議会で専門家の方が簡易型ではあるけれども性能は大丈夫だというものを、とにかく無料でその地域の方に提供をするという、まさに面的に火災が防止できるような対策を講じました。
こういうことも含めて足を踏み出して、この感震ブレーカーを活用して火災を防ぐというふうにしていくことが必要だと思いますが、どうでしょうか。
◎建築安全課長 杉並区は杉並区の当然、考え方があると思いますが、杉並区が活用されているおもりタイプの感震ブレーカーつきましては、災害対策課であっせん用品として取扱っております。そのため、建築室のほうでは工事を伴うタイプのブレーカーを中心としております。
また、最近、地震時に3分間の発動するまでの猶予時間、避難時間を確保できる高機能のタイプの比較的、安価な感震ブレーカーも販売されていることから、来年度は、こういった製品の助成対象拡充も含めて、今、準備を進めているところです。
◆鈴木けんいち 委員 そうですね。今までとちょっと違って、安価なものをメニューに入れて、予定件数も大幅に伸ばすという予算措置になっているようですが、それにしても150件から200件ぐらいということで、杉並区が全てではないですけれども、杉並区のようにやると500件、600件ぐらいはその一定の区域に申請があるそうです。
実はこんな話をちょっと区民の方にお話をしたら、それいいね、無料でもらえて家でも付けたいので、隣近所にお話をして一緒に付けようというふうになると言うんですよね。
なお、その設置をする場合に、業者の方に設置をお願いして、その方には2,000円ほどお金を払って設置をする、確認もできると。区内業者の活用にもなりますので、そういう方向を是非、やっていただきたいと思います。
これについては、我が党の予算修正案にのせましたので、是非、参考にし、議員の方に可決をしていただいて、実施をさせていただきたいなと思います。
視覚障がい者が安心して車道を渡れるよう、横断歩道に点字ブロックを敷設して誘導するエスコートゾーンと音響式信号の設置についてお聞きしたいと思います。
視覚障がい者の方は、お聞きすると、点字ブロックと音響式信号があれば、大体、自分たちは移動ができる、社会参加ができるんですよとおっしゃっております。
そういう中で、昨年、私、9月の一般質問で、区役所本庁舎前の国道4号線にエスコートゾーンをと質問したら、公安委員会から設置の許可が得られたという答弁がありました。その後、すぐに音が出る音響式信号が付けられました。ところが、それがすぐ止まっちゃって、しかもエスコートゾーンは一向に付く気配がないのですが、どうなっているでしょうか。
◎企画調整課長 エスコートゾーンにつきましては、今、警視庁のほうと協議しています。
音響式信号ですが、11月4日に設置して作動したのですけれども、8日に近隣の方からうるさいという苦情が来まして、一応、音量かなり下げました。それでもやはりうるさいということで、今、警視庁と、あそこ国道なので3者で協議してございまして、押しボタン式で、常時、鳴るのではなくて視覚障がい者の方が使うときだけ音が出るような形でということで、今、協議を進めているところでございます。
また、エスコートゾーンに関しては、設置するのは警視庁……。
○白石正輝 委員長 時間です。
◎企画調整課長 以上でございます。
◆鈴木けんいち 委員 終わります。