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区長開会あいさつ − 近藤やよい区長(2019年6月20日)
◎近藤やよい 区長 令和元年第2回足立区議会定例会の開会に当たりまして、所信の一端を申し上げます。
初めに、今定例会に議案として提出いたしました保育所整備に関する和解につきましては、国からの通知内容の確認を怠るとともに、変更点を見落とし、区に約4,200万円もの多額の損害を与えました。区政の信頼を大きく損ねることになりました。深くお詫びを申し上げます。大変申しわけありませんでした。処分につきましては、私も含め、しかるべき対処を行ってまいります。
次に、災害対策の取り組みにつきましてご報告いたします。
近年、毎年のように、日本各地で記録的な豪雨が観測されており、当区でも昨年度、大雨による水防本部を4回立ち上げるに至りました。区では、これまで水防本部の設置や避難情報の収集等につきまして、民間の気象会社にこちらから連絡をすることで情報収集を行い、水防体制の構築等を判断してまいりました。
このような判断を下す中で、気象状況の正確な把握や避難情報発令のタイミングの判断など様々な課題が見えてまいりました。
そこで、今後発生が危惧される大規模水害に備えるため、これまでの民間気象会社からの情報に加え、気象庁OBなどが所属するNPO法人環境防災総合政策研究機構CeMIと委託契約を結び、気象防災の専門家からの支援を全国で初めて導入したいと思っております。この契約によりCeMIから足立区が必要とする、状況判断のサポート、避難情報等のタイミングの後押しを受けることで、区民の皆様により的確な避難情報をお知らせし、安全な場所への速やかな避難誘導を図り、いざというときの区民の生命や財産を守る取組みを一層強化できるものと考えております。
合わせて、今年3月に導入いたしました足立区総合防災行政アドバイザーである東京大学の松尾一郎客員教授の知見を生かして、危惧される南海トラフ地震や大規模災害などの発生に備え、区職員や地域の防災意識の向上に取り組んでまいります。
また、災害発生時の避難所となる区立小・中学校体育館のエアコン設置につきましては、第四中学校の独立型体育館に都市ガス利用のエアコン設置が完了し、入谷南中学校の校舎一体型体育館に都市ガス利用のエアコン、花畑北中学校の独立型体育館にLPガス利用のエアコン設置が7月上旬までに完了いたします。3校とも試運転を開始し、冷房能力の効果検証を行った上で、全校へと展開を図ってまいります。
これまで、区では令和3年度までに、全校体育館にエアコンを設置する予定と申し上げてまいりましたが、できる限り早めて学校体育館の環境を整えてまいります。
次に、平成31年4月1日現在の保育園の待機児童数についてご報告いたします。
今年度、認可保育所を新たに11園開設するなど、保育定員を787名増員した結果、待機児童数は前年度と比べて82名減の123名となりました。引き続き、令和2年4月の待機児童解消を目指して、6月1日に千住地域にステラ千住ふたば保育園が開設しました他、認可保育所21施設などで、保育定員1,751名分増設するなど、保育の量の拡大を図ってまいります。
なお、今後の待機児対策につきましては、幼児教育・保育の無償化の影響を見極めつつ、必要に応じて待機児童解消アクション・プランを改定してまいります。
待機児対策と合わせて、一層重要な保育の質の確保につきましては、指導検査の拡充や実地検査、研修等を通じて、足立区教育・保育の質ガイドラインに基づく実践的かつ具体的な寄り添い支援を行うことで担保してまいります。
次に、生活保護受給者の健康管理支援事業についてでございます。
生活保護法改正に伴い、令和3年1月から被保護者健康管理支援事業の実施が国から義務付けられました。このため、生活保護受給者の健康課題の解消につきまして、特定健診や健康増進健診とは別のアプローチの取組みを区独自に開始いたします。
まず、高い専門性とノウハウを持つ民間事業者に委託し、生活保護受給者の健康・医療受診状況などの現状を調査分析いたします。その上で、健康に関する課題や地域特性等を把握いたします。その上で、重点的に支援を必要な方に対してケースワーカーによる指導等を実施し、生活保護受給者の生活習慣病の発症予防や重症化予防等につなげてまいります。この取組みを契機に、生活保護受給者全体の健康管理の在り方等を抜本的に検討してまいります。
次に、プレミアム付商品券事業についてでございます。
消費税率の引上げに伴う影響の緩和及び地域における消費喚起を目的として、プレミアム付商品券事業が実施されます。区では対象となる16万4千人の区民の皆様が少しでも購入しやすい販売体制を確保するため、区内郵便局と足立成和信用金庫とのご協力により、商品券の販売場所を区内一円77カ所に確保することができました。平日は区内全郵便局で、土曜日は足立郵便局、特定の日曜日は足立成和信用金庫の最大10店舗で商品券の販売を実施いたします。
また、商品券を使用できる店舗につきましては、国の要請により公募といたしましたが、6月19日現在、584店舗からの申込みがございました。目標は、平成27年度に実施されたスーパープレミアム商品券事業の取扱店舗約1,500店でございますので、今後も強力に個別勧奨を続け、広く周知を図ってまいります。
最後に、今回ご審議いただきます補正予算について申し上げます。
当初予算編成後、特に緊急度の高い事業につきまして補正予算を計上いたしました。主な内容を申し上げます。
鉄道立体化の促進事業4億9千万円余、介護保険特別会計繰出金3億6千万円余、河川の整備事業8千万円余、子ども施設整備支援事務4千万円余の増などとともに、文化芸術施設改修事業5億4千万円余の減などを合わせ、一般会計4億6千万円余の増額補正でございます。また、介護保険特別会計は300万円余の増額補正となってございます。
今回ご提案申し上げます議案は27件、報告5件でございます。各議案の提案理由につきましては、参与より説明いたさせますので、慎重にご審議の上ご決定くださいますようお願いを申し上げます。