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●千住西地区防災対策について、日暮里・舎人ライナーの混雑解消について、より住みやすい足立区になるようにについて、足立区の奨学金返済支援助成のことについて−西の原えみ子委員(2019年10月10日)
◆西の原えみ子 委員 おはようございます。最終日もよろしくお願いいたします。
私は、まず初めに千住西地区防災対策について、面的な感震ブレーカー整備についてお聞きをいたします。
感震ブレーカーを面的に整備しないと、1軒火が出たら周りに燃え移ってしまいます。我が党は、火災時危険地域を選定し、面的整備を行うようにと求め続けてきました。今回、10月1日から始まりましたこの新規制度は、防災まちづくりに取り組み、感震ブレーカーの設置に積極的な町会・自治会等が対象で、既存制度の条件によらず、町会が町会加入者を対象に取りまとめて、簡易型を購入した、設置した町会に10割の助成を行うというものです。
今回、この東京都の地域危険度調査で都内5,200カ所の町丁目のうち危険度ランクが2位という千住西地区の千住柳町がモデル地域として手を挙げて、そして町会長を先頭にこの設置を進めているとお聞きいたしましたが、この町会長に話をされに行ったのでしょうか。それと一緒に、また話をされたときにその手応えなどはどうでしたでしょうか。
◎建築安全課長 町会長のほうに説明に行って協力をお願いしてきました。お話の感触としては、前向きに町会内部で検討するというお返事をいただいております。
◆西の原えみ子 委員 私もちょっとお話を聞いた中で、町会長、このまちづくりということで、本当にまちを歩いて危険な地域だ、高齢者が多いということで、この感震ブレーカーがとても重要だ、面的に整備することが重要だと言って、工務店なんですけれども、自分のお店に実際のこんな小さなこんなものですよということを言って置いてくれて、普及もしたいと言ってくれているんですね。
我が党が予算修正で感震ブレーカーの設置助成についてずっと求めてきたんですが、金額が高いから普及しない、機種も機能性も強化されている簡易型の2、3千円のもの、そういうものでもより多くの家庭へ普及をさせていって欲しいということ、この面的整備をずっと求めてきたんです。それについて、このことについて、何もいいことはない、一つも賛成できないということで否決をしてきたのが自民党です。この新規制度は木蜜地域の防災対策を充実しようとして、そのことが実現をしたということで、本当に私はうれしく思っております。
更にモデル地域を増やして、区内全域に広げていって欲しいと要望いたしまして、次の質問に移らせていただきます。
次に、旧本木東小学校跡地問題についてお聞きをいたします。
9月末の総務委員会で、旧本木東小学校敷地内の民有地取得について報告がありました。民有地の取得手続が完了して、登記名義人及び相続人から承諾が得られ区の所有権移転が完了したということ、名義人4人で相続人が20名ということで、本当にご苦労されたと思います。完了して良かったと思います。
さて、そこで、旧本木東小学校跡地地域の周辺は、高齢化が進んで地域住民の交流もなかなか難しくなっていて、しかも木造密集地域です。地域住民は、学校統廃合が強行されて避難場所がなくなってしまった、こういう中で、この旧本木東小学校跡地を民間会社への売却は行わないで欲しい、住民の望む防災拠点や高齢者施設などにしてもらいたいというような声が上がっております。
地元住民の声を聞いて、地元の要望を最大限に生かすべきではないかと思いますが、いかがでしょうか。
◎資産管理課長 まだ敷地の整理がやっとついたところで、跡利用についてはまだ具体的に検討はしておりません。その中で、現在まだ学校で使っているということと、今、避難所になっているということもありますので、そこら辺も考えながら、あと敷地が取得されてはいますけれども、まだ構図ですとか地目が、荒れているところですとか地籍が正確に出ていないところがありますので、ここら辺も整理も必要になってきますので、少し土地の整理をしてから具体的な利活用について検討していきたいというふうに考えてございます。
◆西の原えみ子 委員 報告でもこれから整理手続だとか、今おっしゃったことで1年以上は要すると考えられるとおっしゃっていたんですけれども、活用策を検討していくということですけれども、それまで、跡地なんですが、例えば防災ひろばなどに暫定利用する、こういうことをすべきではないかと思っているんですが、いかがでしょうか。
◎災害対策課長 現在、旧本木東小学校につきましては、避難所としての活用はさせていただいておりまして、訓練も実際に校庭で活動したりしておりますので、現在、そういった形で地域には活用されております。
◆西の原えみ子 委員 それでは、防災ひろばということも含めて、暫定利用は検討していくということでよろしいですね。
◎資産管理課長 暫定利用というよりも、もう避難所として活用しているという実態があるということでございます。暫定利用につきましては、可能かどうかということはまだ、それも含めて検討しておりませんので、土地の整理と含めて今後考えていければというふうに思います。
◆西の原えみ子 委員 本当に地域住民の方たちの声、こういうことをしっかり聞いて、すぐにでも対応お願いしたいと思っております。
次に、日暮里・舎人ライナーの混雑解消についてお伺いをいたします。
日暮里・舎人ライナーは、通勤時は混雑率187%、首都圏ワースト5です。私も6月に午前7時半頃、試乗いたしました。見沼代親水公園駅から乗りましたが、谷在家駅辺りから混んできまして、江北駅、そして扇大橋駅では身動きがとれなくなりました。日暮里駅まで覚悟を決めて我慢して乗車するしかない、そう思って乗ってきたんですけれども、こういうような状況を受けて、平成29年3月に日暮里・舎人ライナーの輸送サービスの改善を求める意見書、これが全会一致で議決をいたしました。
この意見書では、現在、1編成5両を6両から7両に増結を行って、ラッシュ時の根本的な混雑対策を要望しております。区は、この立場に立って増結を更に強く都に求めるべきだと思いますが、求めていらっしゃるでしょうか。
◎交通対策課長 今、西の原委員の方からご意見ございました車両連結の6両、7両につきましては、東京都としては非常に厳しいということでお返事いただいておりますので、それ以外の部分での、できることを早急に実施していただくようにお願いしているところでございます。
◆西の原えみ子 委員 今後、東京女子医科大学東医療センターも移転してきて、そういう中では本当に周辺に更に多くの人たちが増えてくる、そういう話はあっても減るということはまずあり得ないと思っています。そうやって増える一方の中で、もともと東京都が当初は6両から7両編成でやっていくと言ってきたものを乗降客が少ないとか、そういうことを言って下方修正をして、そして5両編成にした。このことが本当に混雑、今こうやって混雑をしていることの根本原因だと思います。そして、東京都がこうやって多額の費用を要することから設置が困難であるということを言っているというのであれば、長期的な展望を持って、今からでもやるべきだということを区から本当に協力に働き掛けるということ、言っていくということをしていくべきではないでしょうか。
◎交通対策課長 これまでもそうしたご意見を多数いただいておりまして、幾度も東京都のほうにもお伝えしてお願いしてきているところではございますけれども、一方、東京都としましても、そうした財政的にも膨大な費用それから時間のかかる内容でもありますので、そうしたことに取り組むというのはなかなか厳しいという中で、実施できる内容については、車両を新しくリニューアルしていくことですとか便数を増やすことですか、そうしたことについては取り組んでいくということでやっていっておりますので、そうしたところでは区としても協力して引き続きお願いしていきたいというふうに考えます。
◆西の原えみ子 委員 だから、その根本的なところでも改善が必要だということ、諦めずに言っていっていただきたい。それは区民の本当に切実な願い、それだと思うので、よろしくお願いしたいと思います。
次に、交通空白地域や交通不便地域を解消し、より住みやすい足立区になるようにお聞きいたします。
区は、足立区総合交通計画改定を進め素案を発表して、パブリックコメントを行って現在、集計中だということです。我が党は地域公共交通検討会(仮称)、これを一刻も早く立ち上げて、交通不便地域の解消を目指すべきだと第2回定例会の代表質問で質問したときに、今後、足立区総合交通計画を着実に推進していくためにこのパブリックコメントの意見を伺った上で、10月を目途に地域公共交通検討会(仮称)立ち上げを行うと言ってまいりました。
この素案の中にも、こういうカラーでとてもわかりやすく書いてあるんですが、この素案では、単にこの路線が必要だというだけではなくて、必要度の高いエリア、エリアとして示して捉えております。それらについて、実際に交通空白を解消するに当たって、地域公共交通検討会(仮称)、これを行政や交通事業者、地域が連携して、そして住民も一緒になってこの運行計画の検討、検証運行、こういうことを本当に行って、本格運行までこの事業、守り育てていく、地域みんなでこの空白地域解消に乗り出していく、やっていくということで理解してよろしいですか。
◎都市建設部長 実際にバス路線をつくっても、やはり乗っていただくのは地域の皆さんですので、路線も含めて、具体的なご意見をお聞きしながら進めていきたいという考えでございます。
◆西の原えみ子 委員 そうですよね、つくれつくれと言っていて住民が乗らなかったり知らなかったりということでは、本当に不便地域の解消にもならないし、本当に地域が丸ごとになって、住民が一緒になってやっていくということが凄く重要だと私も感じております。
だとしたら、この地域公共交通検討会(仮称)、この検討会を必要の高いどの地域でも同時に行っていくという、その必要があるのではないでしょうか。
◎都市建設部長 今回、総合交通計画の中で検証運行をやるというのが区としても初めてのことでございます。今回は、一つやらせていただいて、同時に複数区域で進められるかどうかについては、今後、検討していきたいなというふうに考えております。
◆西の原えみ子 委員 本当に高齢者とか、一方でというか、今、免許を早く返納しなさいという、そういう流れもある中で、やはり移動の自由というのは確保していかなければいけないと思う。まさにこの計画、福祉的な措置としても地域交通を確保するということでは、このエリア全体でやっていく、こういう全体でやっていくという、そういう事業になるのではないかと思うんですけれども、いかがでしょうか。
◎都市建設部長 今回は、アンケートをもとに区域をある程度指定をさせていただきました。その区域の中でどういうルート、どういう方策が一番最適なのか、そういうことを住民の皆さんと考えていきたいというふうに考えております。
◆西の原えみ子 委員 是非お願いして、実効性あるもの、空白地域、不便地域を解消するようよろしくお願いしたいと思います。
次に、先日、質問し残した部分で、足立区の奨学金返済支援助成のことについてお伺いをいたします。
平成30年度から足立区の奨学金返済支援助成が始まりました。内容は第一種奨学金貸与額の2分の1、100万円上限ですが、留年しないで卒業して、卒業後10年以内に2年分以上の区民税を納付した場合、100万円まで助成をするというもの。昨年は40名の枠に倍の申込みがあったと聞きます。
息子の友人に美術大学を卒業して570万円の奨学金を借りた子がいます。利子だけでも110万円、月々2万3,000円を20年間返済し続ける、働いておりますが、手取りが本当に多くなくて、毎月月末に近づくとひやひやしながら生活をしている。今後の人生を考える上でもこの奨学金返済は重くのしかかっていると言います。こういう子が本当に区内でも多くいると思います。返済に苦しむ若者に対して、足立区の奨学金返済支援助成のこの40名の枠、これをもっと広げるべきではないでしょうか。
◎学務課長 今年度、国の高等教育無償化の制度を受けまして、検討委員会を立ち上げて育英制度資金について検討しているということはこれまでもご答弁差し上げてきました。その中で、やはり委員の方から、そういったご意見もございましたので、40名という枠につきましても今、検討を進めているところです。
○高山のぶゆき 委員長 時間です。
◆西の原えみ子 委員 よろしくお願いいたします。ありがとうございました。