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●ながらスマホの防止に関する条例について−西の原えみ子議員(2020年6月30日)
◆西の原えみ子 議員 私は、日本共産党足立区議団を代表し、議員提出第5号議案 足立区ながらスマホの防止に関する条例についての討論を行います。
危険なながらスマホをなくしたいということは、誰もが願うことです。議員提案で、罰則ではなく、意識啓発を強めていこうということは、とても大切なことだと思っています。
議会で一丸となって取り組むためにも曖昧さや不明瞭さを残してはいけないと考え、建設委員会で、何点か質疑をさせていただきました。
条例は法律と同じであり、瑕疵があってはならず、十分質疑をしていく必要があると考え、継続して審査することを求めました。しかし、それが否決されたために、やむを得ず、現時点では、賛成はできないという結論に至りました。
第一に、意識啓発についてです。
罰則を伴わない条例だからこそ、制定段階から幅広い区民の意見を集約しながら、意識啓発を図り、合意形成をする必要があります。足立区自治基本条例では、「区は、重要な政策及び計画の策定にあたり、事前にその案を公表し、区民が意見を述べる機会を設け、当該意見に対する区の考え方を公表する区民意見表明制度(パブリックコメント)の手続を実施しなければならない。」と定めています。
法規制を超えて、区民の権利制限を行うことになる本条例は、まさに重要な政策です。歩きスマホ禁止条例を全国で初めて施行した大和市も当然、パブリックコメントを実施しています。議会にはパブリックコメントを行う執行権がないため、区を促して、区民の意見集約を行うことも必要であり、そのためにも継続して審議していきたいと考えました。しかし、建設委員会で、提案者の議員は区民の代表で、自民党16名が区民からの意見を聞いているから必要ない旨の答弁があり、残念に思いました。
第二に、足立区が地図アプリを見て歩きながら目的地を探してはいけないという規制をするということについて、世の中の法律の中では、そういう規制が全くない中で、足立区が行うということでの疑問も解けず、もっと議論を煮詰める必要性を感じました。
第三に、質疑の中で、画面を注視しながら歩くということが禁止とともに、注視ではなく、通話しながら歩くのも禁止するということが明らかになったことにはとても驚きました。注視ではなく、話しながら歩いてはいけないというのは行き過ぎていると感じています。
こういった疑問点を解決していくためにも、継続審査が必要です。
最後に、議員提出の議案だから、今後、育てていくものという意見もありましたが、条例は法律と同じで、議員提出だから不十分でいいというものではありません。決まったら守らなければなりません。曖昧さや不明瞭さを残したままでは、議員として責任を持つことはできないのではないでしょうか。
その後、住民に意見を聞くと、そんな厳しい区に住みたいとは思わないと言われてしまいました。今からでも遅くはありません。力を合わせ、危険な歩きスマホをなくすために必要な議論を十分に尽くし、継続して審議することを心から呼び掛け、討論を終わります。