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●討論−はたの昭彦議員(2020年10月20日)
◆はたの昭彦 議員 ただいま議題となりました第116号議案 足立区授産場条例の一部を改正する条例について、日本共産党足立区議団を代表し、反対の立場から討論を行います。
この議案は、足立区で唯一残されていた青井授産場を廃止するためのものです。
区は、廃止の理由を築50年以上経過した建物の老朽化、授産場のある土地は東京都から借りており、使用期限が令和6年と迫っていることを挙げましたが、別な土地に移転すれば済む問題です。
区は、平成18年に千住元町授産場を老朽化を理由に廃止しましたが、このとき、千住元町を廃止しても、「青井のほうに移させていただき、就労の場を確保、万全の体制を取っている」と説明しましたが、同じ理由で、今度は青井授産場を廃止することは、利用者のことを全く考えない、ご都合主義の在り方と言わざるを得ません。
青井授産場は、現在、施設で13名、居宅で3名の計16名が利用しており、平均年齢は79歳になります。区は、働く希望がある利用者には、シルバー人材センター、勤労福祉会館の内職、くらしとしごとの相談センター等を案内するとしていますが、利用者のほとんどは、職員のサポートを受けることができるこの場だからこそ、仕事が続けられるのではないでしょうか。
説明にあるシルバー人材センターの仕事は、ほとんどが立ち仕事で、体を使った働き方が大半で、授産場で働いている方にできる仕事はほとんどありません。
また、自宅で内職といっても、内職の仕事は小さいものだけとは限りません。「大きな箱で運ばれてきたら、玄関から運ぶだけで困難なのでは」と委員会でお聞きしたところ、高齢福祉課長は、「実際、現場に行ったら、そんな大きなものを扱っているわけではない。体の不自由な方でも、出し入れに不便を感じことはないと思う」と答えましたが、1回見ただけで問題はないと、物事を一面的にしか見ない、利用者の気持ちに心を寄せない、全く冷たい対応ではないでしょうか。
また、足立区授産場条例の第1条には、授産場の設置目的として「老人及び生計が困難である者の生活の安定と福祉の向上」とあり、居宅に移して福祉の向上をどう図っていくのかとの質問には「授産場に限らず、他の様々な施設で取り組んでいく」と設置の意義すら理解してないものでした。
本定例会の私の代表質問に、区はこれからの区政の在り方について「きめ細やかな相談体制と支援策を講じるなど、区民の悩みに寄り添い、一人ひとりを大切にする姿勢を持って、行政としての責務を果たしてまいります」と答弁しましたが、青井授産場の廃止はこの答弁とも矛盾するものです。
我が会派、議員に、利用者と思える方から、青井授産場を廃止しないでくださいと書かれたハガキが届きました。他の会派にも同じハガキが届いていると聞いています。
このような声に応え、体が不自由な高齢者でも働ける場を保障していこうではありませんか。そのことを呼び掛け、討論といたします。