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●討論−横田ゆう議員(2020年12月21日)
◆横田ゆう 議員 ただいま議題となりました元受理番号14 待機児童の解消とより良い保育の質の向上を求める陳情について、日本共産党を代表して、委員会の不採択に反対し、採択を求めて討論を行います。
12月15日の子ども・子育て支援対策調査特別委員会で、自民党は「1番目の保育施設は認可保育園を中心には十分願意を満たしている。2番目の質の高い保育というのは、どのレベルを指すのか議論の推移を見守っていたが、最終的に答弁等を考慮して、現状を踏まえて総合的に考えて十分現状でも願意を満たしていると判断し、不採択とする」という意見表明を行いました。しかし、陳情者の願意はまだ満たされているとは言えません。
陳情項目1「児童福祉法第24条1項の区市町村の責任をふまえ、保育施設は認可保育園を中心に進めてください」については、区は平成29年から認可保育園46園、小規模保育園4園を新規開設し、待機児童解消を行ってきました。
令和元年度の待機児童は3名となりましたが、しかし第一次不承諾の子どもたちは316人であり、不十分です。また、令和2年から6年にかけては、マンション等の建設により保育需要数が900人増加すると見込まれています。
幼児教育・保育の無償化や新型コロナウイルス感染拡大の影響もあり、見通しが難しい局面となっています。
陳情項目2の「子どもたちに質の高い保育を保障してください」については、今、正に質の高い保育を実現するべき議論を進めなければならないときです。この間の委員会で質疑となったのは、区内に在る無認可保育園のベビーホテルでの虐待事件や小規模保育園の虐待事件でした。
また、株式会社が運営する認可保育園においては、公園での事故報告の遅れや保育士の不適切な保育があり、園長が不在で保育士が次々と辞めていき、経営本部の保育に対する無理解から保護者とのトラブルが続き、区が何度も改善指導に入りました。
社会福祉法人が運営する認可保育園、新田三丁目なかよし保育園は、法人の不正経理で決算書も出さず、職員の給与の遅配を度々繰り返し、保育園の存続のために区の直営となった事件では、まだ十分に解決したとは言えない状況にあります。
同法人の南流山福祉会の運営する日ノ出町保育園についても、今後の対応については問題が出てくる可能性もあります。
今年4月に新規に開設した保育園は23園もあり、新設保育園の支援においては、開設直後の支援に始まり、毎月1回の巡回支援も行い、保育の質の向上を図っていかなければなりません。更に、12月の委員会では、公立保育園の役割を明確化し、教育・保育の拠点機能、地域のセーフティーネット機能、保育人材育成の機能として、医療的ケア児の受入れや発達支援児対応モデル構築など、今後ますます保育の質を向上させていく時期と考えます。
陳情者の切なる願いを酌み取り、子どもと保護者に質の高い保育を実現するために、採択を求め、討論を終わります。