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●決算特別委員会-山中ちえ子議員(2021年10月7日)
◆山中ちえ子 委員 よろしくお願いいたします。共産党の山中です。
初めに、通学路の安全確保について質問いたします。
千葉県八街市で小学生の列にトラックが突っ込み、児童5人が死傷した事故を受けて、全国で今後このような悲しい、痛ましい事故が二度と起きないよう、通学路の総点検や緊急対策、拡充、強化が広がっています。足立区では、毎年度当初に、各小学校で保護者からの意見を募り、安全マップを作成しています。教育委員会、各学校、PTA、地域と道路管理者、そして警察署が合同で通学路を点検し、安全確保策を実施していると言いますけれども、保護者に紹介しないと意味がないと思います。
そこで、我が党のぬかが議員が情報公開請求を行って、これだけの資料を取り寄せたんですけれども……。
[資料を提示]
各学校の全てのお母さんたちが、お父さんも含めてですけれども、子どもたちを守るために点検して出してくれたものを各学校がまとめてチェックしているわけですけれども、どうやってチェックして、どう公開しているのかとかいろいろ調べました。保護者には、安全マップが、何と届いていないということも、私も近所のお母さんたちから話を聞いて、私自身もそうなんですけれども、もらったことないなというのもあります。近所のお母さんが、今度新しい1年生になったんだけれども、お兄ちゃんのときも提出したと。でも、その危険度チェックが還元されたことはなかったと。下の子が心配だからずっとついて歩いて連れていってあげているんだというような心配の声もありました。
この安全マップを保護者に還元してこそ意味があると思いますが、還元すべきではないでしょうか、どうでしょうか。
◎学務課長 保護者の意見をいただいてせっかくつくった安全マップですので、必ずそれを保護者に返す、それが当然であるべきだと思っております。
◆山中ちえ子 委員 子どもの安全を守るために区として、各校の安全マップ、調査結果を保護者、区民に還元して見える化をするとともに、万全の対策を講じるよう危険箇所の改善を緊急対策として拡充強化すべきと思いますが、これはどうでしょうか。
◎学務課長 安全マップの見える化ですが、今回様々御覧いただいたとおり、各学校によってレベル感は様々あるところでございます。今後、より分かりやすくしていくために一定程度そのレベル合わせをするとともに、必ず保護者に返すこと、また学校のホームページ等でも公開していくように、各学校全てに周知徹底してまいりたいと思います。
また、今回の緊急点検等もございますが、通学路の緊急点検9月でようやく一段落したところでございます。これから必要な対応策について取りまとめ、都や国に提出していく予定でございます。
◆山中ちえ子 委員 交通事故を起こしやすい箇所がお母さんたちから指摘されていました。私も一つ一つ見て確認しました。中でも1つすごく、とりわけ、朝、通勤通学で竹ノ塚駅に向かう自転車の流れが強い交差点、こういったところの指摘が多かったわけですが、渕江小学校もすぐある交差点で旧道と舎人公園通り、舎人公園は遠いんですけれども、その通りはそういう名前なんですけれども、その通りと旧道との交差点、そこがとても危ないと、駅に向かう自転車は大急ぎでスピードを上げていきますから、遅刻しちゃいけないということで、そういうことがずっと繰り返されているわけですけれども、だから繰り返しそこは危ないよというチェックがお母さんたちから入っているわけです。
本当に登下校中の子どもたちが危険だと、警察と協議してどうにか安全を誘導する工夫をする必要があると思うんですけれども、この個別のところですけれども、この状況でどうでしょうか、そういう朝の通勤ラッシュ、通学ラッシュというようなところと重なって大変なところでの取組、特別に重視するというところではどうでしょうか。
◎交通対策課長 今、お話を伺いました件につきましては、所轄の警察と、それから私どもも協力して、また山中委員から詳しい状況を教えていただいて対応させていただきたいと思います。
◆山中ちえ子 委員 ですから、そういうチェックのお母さんたちの声をつぶさに生かすというか、それをすごく重視して、宝の情報だと思いますので、そういう仕組みをちゃんとつくっていくべきです。
警察がやるのは、交通安全週間のときなんかは、幹線道路、国道4号線のところの交差点なんかはやってくれているんです。でも小さい道路では、警察が声をかけるなんていうのは全くなくて、自転車と歩行者の危険や登下校中の危険の1つの原因になっているのかなと、言われないからいいんだというようなことで、小さな道路ではそういうスピードが出てしまうということが言えるんじゃないかなと思います。そういったところも1つ大きな原因になっているというふうに指摘させていただきます。
もう1つ、とりわけ重要なお母さんたちの声がありました。それは8つもの違反が重なっている生コン工場の大型車の通る道です。工場西側の南、緑道のところにチェックが入っていました。大型車が多くて怖いと、保護者の声が届いていました。
昭和48年に、そこは第一種住居専用地域に改定されたんだけれども、巨大化してしまった生コン工場ですけれども、これは建設委員会で、住宅地の違反工場をなくして住民と子どもたちの安全を守ることを求める陳情、これが全会派一致で採択されています。子どもたちの安全を守ろうという住民の願い、これが採択されたわけです。
でも、登下校中の子どもの危険を改善する陳情ですけれども、審議中に所管から、所管が違う縦割りの弊害で、この安全チェックは1回も報告されていませんでした。けれども、結局学校の安全チェックの結果を受けて対策を行うのは道路所管なのだから、しっかりつかんで、陳情を審議していただいたのだから対策を強めるべきだと思います。どうでしょうか。
◎建築審査課長 生コン工場に対しましては、これまでも、安全対策、十分な交通安全に注意をして行うようにということで工場に対して指導してきてございますので、今後も同じような姿勢で取り組んでいきたいと考えております。
◆山中ちえ子 委員 同じ姿勢だというふうに答えてしまうところが危機意識が低いなというふうに本当に思ってしまうんですけれども、具体的にこの場所での質問に少し入ってきますけれども、様々な違反を繰り返している、それを区が放置しているような状況になっている工場なんですけれども、ここの周りには小学校、中学校含めると4校あります。こういった地域に、通学時間にもかかわらず、例えば朝の7時から8時台だけでも大型車両は25台もの出入りがあると。今でも調査していますので、多少の台数の違いはあるけれども分かっていると思います。例えば、その横の西側の狭い道路も、警察は申請があればそれを断るわけにはいかないと申請を受理して、そこも通学時間に利用していいということになってしまっているわけです。
去年の予算特別委員会でも、この危険な状態に関して質問していますが、今と同じような答弁を繰り返しているという状況です。
せめてこの学校に通う子どもたちの保護者から提出のあった危険度チェックを生かして、子どもたちの安全を守るために工場西側の狭い道路に出入りする工場の大型車両を、保護者が危険ですよと示した緑道のところの道路、ここには交差点から入らないと、午前8時半までは入っちゃいけないと、入らないでくださいという指導を警察とも協議をしながらやるべきじゃないですか、どうですか。
◎建築審査課長 通学路の時間帯にしっかりと安全が確保できるように、できる限り操業を制限させながら安全に工場を稼働していただけるように、これからも指導していきたいと考えております。
◆山中ちえ子 委員 稼働していただけるようにというそういう、8つも違反を重ねている工場に操業していただくというような、そういう答弁はどうなんでしょうね。命守る。本当に痛ましい事故が相次いでいるわけです。だからもっとちゃんと考えなきゃいけない。
実は、この近くで事故も起こしているんですよ、この大型車に関連して、打ち明けてくれた方がいました。その後、療養を繰り返していたけれども結局は亡くなられてしまったという高齢者の事故にも関連していたということも私聞いています。地元の議員はみんな聞いていますけれども。やっぱり本当につらいなと、だからどうにかしてほしいと、子どもたちの危険も分かっていると、そういう住民の方もおっしゃっています。
次の質問に移らせていただきますけれども、これは早急に重視して改善を示していただきたいと思います。
次の質問に移りたいと思います。
私は、どの公園でもインクルーシブ遊具を広げるべきだと質問したんですけれども、同時に見える化させていくべきではないかというふうに質問したんです。ちなみに、見える化というのは、本当に必要な人がどこに行けばこの遊具があるのか分かって、いつでも遊びに行けるようにすることなんですけれども、こういうことが必要だと思いますが、どうでしょうか。
◎区長 御要望いただいた後に所管に確認をいたしました。当日、山中委員にも私自身もお答えしたとおり、まだホームページ等で、ここの公園にインクルーシブ遊具がありますよと御紹介できるほどの数がないということなんです。
例えば、南公園ですとか本当に限られたところですので、大型遊具等インクルーシブ的な遊具があるところも含めて、これから数は少ないながらも御紹介していくと同時に、どういうものがインクルーシブ遊具なのかというようなことも御説明も含めたホームページにしていきたいと思います。
これから計画的にやっていきたいと、数を増やしていきたいと担当が申しておりますので、それに合わせて見える化を進めてまいりますが、繰り返しになります、見える化するほどまだ数が整ってないという中で、ホームページ等の紹介は滞っているという現状でございます。
◆山中ちえ子 委員 インクルーシブ遊具もそうなんですけれども、例えば赤ちゃん用ブランコはあると聞いていると、やっぱり特徴のある公園や個性的な公園ということで、区はこの間、頑張ってこられておりますから、赤ちゃん用のブランコがあるそうなんだけれども、どこにあるのか分からないとか、こういう声が寄せられるんです。インクルーシブ遊具も含めて、赤ちゃん用のブランコだとか特徴のある公園というのが分かるようにホームページで記載していっていただきたいなと思います。
そういうふうに分かるようにしていくと、整った段階でやっていくという、今前向きな答弁が区長からもありましたので、是非よろしくお願いいたします。
公園の特色、個性を出すという方針ということは、イコール誰も取り残さない、誰でも遊べるような公園環境への配慮が重要だというふうに思います。
次の質問に移ります。
我が党のぬかが団長の代表質問で、休校となった際の学童保育について質問しました。一部屋に最大50人を詰め込む密状態を解消する必要があると。学校内学童はもとより民間学童も含めて密を避けた学童保育を行うために、学校や近くの公共施設の広い場所、校庭とか体育館とか、これを使用して、使用管理責任者とあらかじめ相談しておくべきだということで質問しました。地域のちから推進部からは、民設学童保育室を使用するためには、施設の使用に関する検討を進めるよう働きかけを行ってまいりますと、だから学校です、学校に働きかけを行っていくという答弁があったんです。でも、実際には、学校長が権限を持っているので、学校として密を避ける姿勢で協力していただきたいと思いますけれども、学校長の判断に関わることなのでお願いします。それをやっていただきたい。
◎教育長 私もそういうお話をお聞きしまして、校長会の方で、そういう御相談があった際には、学校施設の中で融通を利かせていただけるようにということで、口頭ですけれども、各校長にはお話をさせていただいたところでございます。
◆山中ちえ子 委員 話をしていただく先がやはり検討を続けてよりよい、コロナ禍の危機がいつ収束するのかといったところでは備えと、やっぱり大きな感染の波を抑えなくてはいけないと、この2つをやっていくという中で、こういった子どもたちの一つ一つの環境を整えていくということでは、今までできなかった部分ですから、やってくださいと伝えていたのに。ですから、連携して、是非学童で各学校の施設も利用できるような密を避ける計画、子どもたちの命を守るといったところでお願いしたいなと思います。
花畑検証バスについてです。
ようやく区では、初めて公共バス実現に向けた花畑検証バスの運行が今月1日から始まりました。この路線の実現も大事なんですけれども、これは検証バスなのであって、次の計画も必要だと思います。
5年以内に実現するとされていた路線である、空白地域だとされて5年以内に何とかしていこうといったところの実現を示した地域がありました。具体化されずに放置されているという状況ですが、みんなこの地域の方々はそう感じているんです。空白解決に急いで力尽くすべきだと、こういうところの解決を急いで、その件についてはどうでしょうか。
◎交通対策課長 今、山中委員の方からございました5年以内にというのは、平成23年の計画の中で空白地域をつなぐような形でということで提案されていた路線だというふうに考えております。なかなか実現が難しい中で空白地域をなくすのは難しいと、では、交通に不便を感じていらっしゃる方の不便を解消する方向で検討しましょうということで、令和元年に新しいこの新総合交通計画ができたところで、今その内容で進めているところでございます。
◆山中ちえ子 委員 やはり検証バスということで、ここだけの公共バスを実現するための検証バスではないはずですよね、そうですよね。
◎交通対策課長 そうですね、花畑で今始まりましたこの検証運行につきまして、知見を集めまして、次の検討のための材料にしていきたいというところで取り組んでいるところでございます。
◆山中ちえ子 委員 是非是非、台風の日の次の日、よく晴れた日なんですけれども、一緒に地域の方々と検証バスに乗ったんです。桑袋行きの方に乗って、桑袋でまた乗って帰ってきたんですけれども、すごく満員でした。だから座れなかったんだけれども、すごいなと思ったんですけれども、その方々の中で、この1か月に頑張って乗らないと、もうやらせてもらえなくなっちゃうから必死に乗っているんだという方がいらっしゃいました。でも、それちょっと違うと思いますよと言って、こういう紙を東武バスが置いてくれているんです、何枚も。それをみんなに見せて、ここに書いてあるとおり2年ですよというふうに言ったんですけれども。
そういううわさが広まっちゃっているみたいなんですけれども、そういうことではないと、長い目で区も見てくれて、収支率も含めて、皆さんが福祉的なバスの要素を重視して区はやってくれるんだということですというふうに説明したんですけれども、それでいいんですよね。
◎交通対策課長 福祉バスの部分はちょっとあれなんですけれども、これまでもニュースを発行しまして地域の皆様にお知らせしてきましたけれども、やはり誤解している皆さんもいらっしゃるようなので、そうしたことを継続しながら、皆様に地域にお知らせしながら検討を進めていきたいというふうに考えます。
◆山中ちえ子 委員 すごく晴れていて、そういう感染も収束してきた時期だったということで、みんな笑顔で乗っていたんです。中にはお子さんが乗っていて、タブレットを持って乗っていました。知っていたからと言って、繰り返しその子は乗っていました。桑袋でも私たち降りて乗ったときも一緒に乗ってきたということで、あと、ある女性はベルクスに行けるのがうれしいんですと言っていました。だから、ちょうどあの橋を渡ってすぐにあるんだけれども、橋も渡りづらいし、結構距離があるからスーパーに行けなかった。近くにはコンビニしかありませんし、大きな橋渡ってから行くところしかないんです。だからすごくうれしいとおっしゃっていました。どうぞ福祉的な視点で、是非広げていただくようよろしくお願いいたします。ありがとうございました。