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●決算特別委員会−はたの昭彦議員(2021年10月8日)
◆はたの昭彦 委員 共産党のはたの昭彦です。
昨日からの震災の対応、本当に御苦労さまです。
私の質問の後、一時休憩になりますので頑張っていただきたいと思います。
[鹿浜昭委員長退席、西の原えみ子副委員長着席]
私は、まず初めに、住宅改良助成についてお聞きをしたいと思います。
快適で安全な住まいへの改良工事に対して一定の費用を助成する足立区住宅改良助成は、この間、高齢化とともに変わる生活様式へ対応するために、トイレの洋式化や畳からフローリングの変更などの工事、また震災対応として耐震ドアの設置や屋根の軽量化など、対象工事を時代のニーズに合わせて見直してきました。
これからも、こういったニーズに合わせた見直しは必要かと思いますけれども、いかがでしょうか。
◎建築安全課長 必要だと考えております。
◆はたの昭彦 委員 今年の予算特別委員会で、私は、あきる野市の新しい生活様式に対応した住宅に改良するための改修工事、この費用の一部、上限10万円を補助する住宅改修工事補助助成事業、コロナ特別型というのを紹介しました。
足立区で行っている住宅改良助成工事も、対象を非接触型の蛇口への交換など接触を低減する改修、換気に配慮した改修、抗菌部材への交換など新しい生活様式に対応した改修工事にも適用するように求めたところ、その当時の答弁が、財政当局とも相談をし検討するとのことでしたが、その後の検討状況はいかがでしょうか。
◎建築安全課長 いろいろ検討というか、非接触型とかという状況も踏まえて考えているんですが、今、改良工事でメニューが増えたということで、そちらの方の状況を確認して進めていきたいなというふうに思っています。
◆はたの昭彦 委員 検討していただいているということなんですが、そういった中でも、新しい生活様式に対応する改修工事に対する助成制度、いろいろな自治体で広がっています。
大田区では、今年度から、住宅改良助成に在宅勤務スペースの改修、固定式宅配ボックスの設置、インターホンの新設等、これまでの対象工事いろいろあったんですけれども、それとは別枠で10万円の助成、今の3つの工事等、新しい生活様式に対応した工事については別枠で助成制度をスタートしました。足立区でも、やっぱり新しい生活様式に対応した、こういった制度を早急につくるべきと思いますが、改めていかがでしょうか。
◎建築室長 これまで他区に比べて住宅改良助成につきましては、金額の面でも、メニューの面でもかなり改良したところでございます。今、御提案のあったものについては、いろいろ慎重に研究していきたいと思っています。
◆はたの昭彦 委員 早急に検討していただきたいと思うんですが、また今紹介をした大田区のほかに青梅市でも、新しい生活様式に対応するとして、こちらは宅配ボックスの新設工事を助成対象にと広げております。
宅配ボックスは、非接触だけでなく、CO2の削減や働き方改革、また経済循環と一石二鳥、三鳥にもなるメリットがあるということで、現在、区議会にも宅配ボックス設置費用の助成を求める陳情が出されているんですが、少なくとも、一石二鳥、三鳥になる宅配ボックス設置工事の助成については先行して実施するお考えはありませんでしょうか。
◎建築室長 環境の面では必要だとよく理解できますが、住宅改良というのは工事を伴うものを一応対象にしますので、宅配ボックスとしてはなかなか難しいのかなと思っています。
◆はたの昭彦 委員 大田区も工事を必要とする設置型の宅配ボックスを設定していますので、是非検討していただきたいと思います。
次に、私は、第2回定例会の代表質問で、昨年は年度途中で打切りになった、そして今年も年度途中で打切りになって、今年度も制度から2か月半でほぼ予算額に達してしまったということで、補正予算を組み増額をすべきと求めました。
そのときに答弁は、今後、助成の申請の状況を注視しつつ補正予算の必要性については検討するとお答えいただきましたが、今年度も、年度途中の10月1日に予算額に達したということで打切りとなってホームページに掲載されました。コロナ禍における経済対策として、この事業をやっぱり継続をすべきだったんではないでしょうか。
◎建築安全課長 当初予算でいただきました574万円分、そちらに対して補正替え、9月補正を通りますと工事的に間に合わないということとか、あと1月、2月までに工事が終わって補助金の申請とかということございまして、中で流用ということで480万円ほど使わせていただいております。
◆はたの昭彦 委員 流用ということで480万円を追加していただいたということで、当初予算に比べると倍近い予算を執行していただいたということで、それは非常にありがたいなと思うんですが、来年度については、是非年度当初からしっかりとして予算を確保していただきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。
次に、あだち30買い物券についてお聞きをします。
あだち30買い物券は、コロナ禍において、区内経済の活性化を目的に発行、当初は紙券とデジタル券は7万5,000セットずつ計15万セットを発行しましたが、実際の購入申込みは紙券が12万7,000セット余で抽せんとなったわけですけれども、一方デジタル券は、申込みは5万5,000セットと、こちらは逆に余ってしまいました。
しかし区は、デジタル券に偏重して追加発行することになって、これが大口購入が発生するなど施策がゆがめられてしまったことにつながりましたけれども、このことについての認識について改めてお答えください。
◎産業政策課長 今、はたの委員から御指摘いただいたデジタル券の追加発行に係る大口申込みにつきましては、私どもが事前に設定する利用規約であるとか、そういったその制度設計のところに……。
◆はたの昭彦 委員 もう少し大きい声で。
◎産業政策課長 不備があったと、利用規約などに不備があったというふうに大変重く受け止めてございます。本来でありましたら、多くの区民の方々に御購入できる機会があったにもかかわらず、こちらの利用規約の不備があったというところで、そういったところができなかったというところで、大変申し訳なかったというふうに思っております。申し訳ございませんでした。
◆はたの昭彦 委員 代表質問での答弁で、利用に関わる規約等の定めが不十分であった、そして大口購入が発生し希望者が購入できなかったことについての謝罪はあったんですけれども、これはそういった購入できなかったことの謝罪であって、デジタル券への偏重によって公平性に欠けてしまったと。本来ならば、区内経済活性化ですとか区内の商店を応援するという施策からゆがめられたということで公平性に欠けたということについてお答えになっていないんですけれども、それについては改めていかがでしょうか。
◎産業経済部長 一連の御質問の中でお答えしているんですけれども、これからデジタル対応を進めていくことは、商店や商店街にとっても重要なことだというふうに考えております。
お客様がそういった方にどんどん切り替わっていく中で、やはり各個店の方でも、そういったものに追いついていただきたい、そういう思いからデジタル対応を進めているところでございます。
◆はたの昭彦 委員 デジタル対応を否定するわけじゃないんですよ。今回は、コロナから区内経済の活性化とかということを目的にしているわけですから、デジタル対応は徐々に進めていけばいいわけで、特に先ほど言ったように、今回はデジタルよりも紙券の方が申込みが多かったわけです。
ですから、区内経済の活性化とか地域の商店を応援するのであれば、デジタル券を増やすのではなくて紙券の発行を増やす、これこそ必要だと思いますけれども、この辺についてはいかがですか。
◎産業政策課長 様々な御意見があるかと思います。
このあだち30買い物券につきましては、事業終了後、きちんと事業の分析をして、議会の皆様にも御報告したいと思います。
ただ、今少し見えてきているところを申し上げますと、デジタル券の購入者が30代、40代、50代が多いというところでございます。したがいまして、いわゆる紙券は高齢者が多いというところとニーズが違うというところがあります。そういったところを私ども若干想定していて、こういったものを追加発行することによって、デジタル券の登録店、更に増えて新たな顧客を開発していただければという狙いもあったことも事実でございます。また、こちらの方は、きちんと分析終わりましたら、しっかりと御報告してまいりたいと考えてございます。
◆はたの昭彦 委員 ですから、デジタル対応とか新たな顧客を確保するのは大事ですよ。だけれども、今回はコロナ対応ということで、コロナ禍の経済回復ということが第一義的だったということでゆがめられたんじゃないかということを指摘しておりますので、その辺は真摯に受け止めていただきたいと思います。
次に、今回のデジタル券、500円単位であったために、買物をすると端数が発生した場合には結局現金で支払わなきゃいけないということで、完全な非接触型にならなかったということで、中にはとてもデジタル対応とは言い難いという声も一部からいただいていますけれども、今後については改善必要と思いますが、いかがでしょうか。
◎産業政策課長 はたの委員御指摘のとおり、区民の方々からも同様な意見、伺ってございます。こちらのことにつきましては、大きな課題だというふうに認識をしてございますので、次回のデジタル券の方には1円単位で使えるような制度設計で進めてまいりたいと考えてございます。
◆はたの昭彦 委員 是非よろしくお願いしたいと思います。
10月1日から緊急事態宣言が解除されまして、飲食店をはじめとした商店の自粛要請も徐々に解除に向かいつつありますけれども、商店の中から、一度離れたお客さんがどこまで戻ってくるのかという不安の声も非常に寄せられています。
区としても早急な支援策が必要と思いますけれども、我が党の代表質問で、商店街振興組合連合会からプレミアム率20%の商品券発行について要望を受けているということで、そういった要望を受けているとの答弁にとどまっているんですが、はっきり区として、来年度、プレミアム分を支援すると示すべきだと思いますけれども、それについていかがでしょうか。
◎産業経済部長 要望を受けているというところは、生きがい奨励金との関係の御質問だったように記憶しております。
私ども、今、従業員規模別のアンケート調査等を分析しておりまして、しっかりとそういったところの分析結果から、必要な施策については、来年度の予算も含めて反映してまいりたいというふうに考えておりますし、アンケート結果を見て、そういった必要な経済対策考えてまいりたいというふうに思っております。
◆はたの昭彦 委員 何か今の答弁聞くと、商店街振興組合連合会の方たちがっくりしちゃうような気がするんですけれども、先ほど言ったように、本当に、今年1年、今後1年、そして来年、コロナからどう区内経済を守っていくかということでは非常に大事な時期になりますので、しっかりとした対策、応援策を策定していっていただきたいと思います。
先ほども言ったように、デジタル対応の推進については否定をするわけではありませんけれども、高齢者のスマホを持ってない方、あるいは障がいをお持ちでスマホ等の操作に困難な方もやっぱりいるわけです。
今年のあだち30買い物券でも、申込件数は、紙券とデジタル券の割合は2対1というふうに、先ほども言ったように紙券の申込みの方が多くなっています。今後の発行についても、一定の割合で紙券の発行というのは必要かと思いますけれども、いかがでしょうか。
◎産業政策課長 はたの委員御指摘のように、紙券を求めるお声は依然として高いところがございますので、商品券の事業につきましては、そのことにつきましても十分加味して進めてまいりたいと考えてございます。
◆はたの昭彦 委員 あだち30買い物券は、前年度の商品券の発行ができなかったということで、その分を予算に繰り越して今年度と合わせて3割のプレミアム率をしたわけですけれども、今回デジタル券を増やしたということで、都から補助金が一定入るということで、区としての負担がその分しなくて済んだというこの部分については、令和4年度上乗せして活用すべきじゃないかと思いますが、いかがですか。
◎産業政策課長 はたの委員、冒頭御発言の昨年度プレミアム商品券ができなかったというところでございますが、令和2年度、商店街振興組合連合会の方の実施事業という形でプレミアム率20%でやってございます。
後段の方の御質問が、もう一度……確かに東京都の補助の要綱が今年度のゴールデンウイーク明けに出てきたところでございます。確かにそこのところでは想定できなかったところではございますが、そちらの差異の使い道というんでしょうか、そちらにつきましては、全庁の中でどういったような政策展開に使っていくべきものなのかなというふうに考えるところでございます。
◆はたの昭彦 委員 産業対策に確保した予算ですので、是非その分野での活用を引き続きお願いして質問を終わります。ありがとうございました。