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●決算特別委員会−はたの昭彦議員(2021年10月12日)
◆はたの昭彦 委員 共産党のはたの昭彦です。最後の質問になります。どうぞよろしくお願いいたします。
私から、まず、初めに、初日に捉えました発熱電話相談センターの対応についてお聞きします。
区は、我が党の本会議での感染者の発熱当日に長時間ミーティングを行っていた方が、発熱電話相談センターへ電話をし、検査を受けたいと言っても発熱などの症状がない限り受けられないと断った事実に、現在、御指摘のような症状がない方で、濃厚接触者に該当しなくても、陽性者と接触があった方については、連絡をいただければ検査できるよう、調整していると答弁いたしました。
実は、この検査を受けたいと連絡したのは、我が党の西の原議員なんですね。当日は陽性が確認された方のすぐ近くにいらして、この陽性された方がずっとせきをしていたと。コロナと判明をした翌日の朝から発熱電話相談センターに電話を1時間掛けても通じず、やっと通じたと思って、相談をすると、実に機械的に断られたとのことでした。
この本会議の答弁では、断っていた事実には全く触れず、あたかも、このような事実がなかったような不誠実な答弁だと言えます。本来ならば、このような対応していた事実があったことを認め、それを教訓化した上で、どう改善するのか。例えば現在は受けないように変更し、対応しているなどと答弁するべきではなかったんでしょうか。いかがですか。
◎足立保健所長 はたの委員おっしゃるとおり、お断りした事実があったということは確認しております。それを踏まえまして、現在の電話に出ておる職員については全てそのような対応がないように改善を図っているところでございます。
◆はたの昭彦 委員 今も、私は、本会議での衛生部長の答弁に対してどうですかということを聞いているんですね。今回の決算特別委員会の初日の質問でも、本会議での衛生部長の答弁に対して質問しているにもかかわらず、お答えしたのは全て今と同じように足立保健所長でありました。
本来、当然、答弁した衛生部長が答えるべきであって、自らの答弁に責任を負う態度とは到底思えません。この点でも、議会に対する不誠実な対応だと思います。改めるべきと思いますが、いかがでしょうか。
◎衛生部長 今、足立保健所長からも話がありましたが、確認不足でした。私から謝罪すべきでした。大変申し訳ございませんでした。
◆はたの昭彦 委員 是非、真摯に受け止めていただきたいとます。
次に、福祉バスについてお聞きします。
障がい者を区内の作業所や施設へ送迎を行っている福祉バスの運転手には、大型二種免許又は限定解除済みの中型二種免許、3年間以上の運転記録証明のほか、仕様書では、運転業務のほかに、指定された場所に利用者が不在の場合の確認や、センターへの連絡、事故を予防するための介助方法の指導を受ける、車内の衛生状態が悪化した場合の消毒等の措置、車内事故や車内で異常が発生した場合の臨機、いわゆるその時とその場に応じて適切な手段を取るということを求められています。添乗員と一緒に行うことが仕様書に書かれています。
これらのことからも、一般の運転手以上に高い意識性が求められており、当然、それを支えるだけの身分の保障と、一定の処遇が必要と思いますが、いかがでしょうか。
◎障がい福祉課長 今、はたの委員御発言のとおり、確かに運転手以外の業務が多いという意味では、そういう考え方があってもよいのかとは認識してございます。
◆はたの昭彦 委員 現在、区内の障がい者の送迎は、東京福祉バスが一手に担っています。この委託の契約が、来年4月に契約変更を迎えるに当たって、先日、入札が行われまして、令和4年度以降も同社が引き続き運行を担うことになりました。
令和3年度、先日の第4号補正予算の債務負担行為で、この入札における限度額を引き上げました。理由を聞いたところ、新規バスの購入や運転手不足による人件費の高騰とのことでした。
現在の契約、平成28年から令和3年における契約の委託費の算定に当たっては、運転手の人件費を厚生労働省の平成26年度賃金構造基本統計調査でのバスの運転手の平均年収455万円に法定福利費を足した546万円としているとのことですが、実際にどのくらい支払われているか、区は確認していますか。
◎障がい福祉課長 そこのところについては確認してございません。
◆はたの昭彦 委員 実際に、東京福祉バスで働いた方にお話を聞きました。新規の募集に当たっては、24万4,000円のスタートで、賞与についての記載はありませんで、手取りだと20万円以下になりそうですので、年収でいくと、年間ですと、300万円届かない額だそうです。
新規の採用だからと思って、この額かと思って、このお話を聞いた方は勤続25年で、2回の賞与も含めて年収は400万円届かないというお話でした。そうすると、区の想定よりも、その400万円弱というのは150万円も低い金額しか渡っていないということになります。今でも区の想定を大きく下回っているのに、今回の補正予算で人件費の高騰を理由に、委託金額の上限を引上げましたけれども、これが反映される保障は全くないと言えるのかと思います。このような事態をどう受け止めますか。
◎障がい福祉課長 契約の見積価格においては、それなりの金額でないと、入札に対する応札といったことから出ませんので、そういった意味では、実際、結果、区の見積りと、それから、実際、事業者が職員に払う金額との差が出てしまうということについては、やむを得ないというか、そういう状況はあるのかなと認識してございます。
◆はたの昭彦 委員 先ほどの身分を保障する、一定の処遇が必要だということについては、そのような考え方もあるというお答えをしました。実際に、どうなのかということを更に聞くと、子育てなどをしている現役世代の年齢層では、給料が低く、やっていけないので、今、次々と退職をして、多くの年金受給世代、中には70代を超える方も運転業務に携わっているという話を聞きました。
東京都の福祉バスの運転業務の委託を受けている区内のほかの会社、ここも同じような実態があって、そこは、更に、80代の運転手もいるというお話を聞きました。
このような実態で、先ほど挙げた責任ある業務を、確実に、そして、こなしながら、安全な運行ができるでしょうか。
◎障がい福祉課長 今、御質問にあったとおり、運転手プラスそれ以外の業務の安全、お乗せしている障がい者の安全確保といった意味では、運転手1人でマルチタスクをするのか、それとも、それ以外の方を乗せるのかというところについても、事業者の判断に任せておりますので、そういったところについては確認をしてまいりたいと考えてございます。
◆はたの昭彦 委員 添乗員の方も非常に低い賃金で委託社員として働いている実態があります。
ちなみに、この東京福祉バス、もちろん、足立区以外の運行委託も受けているんですが、令和2年度の決算は1億1,000万円の黒字を出したということを聞きました。
本会議では、委託業者の法令違反は区の法令違反と認識しているとお答えいただきましたが、委託契約業務は区の業務であり、相応の処遇を保障するべきだと思います。区として実態の調査と安全運行を担える処遇に改善するよう、求めるべきだと思います。
更に、元管理職の労働裁判も、誠実に対応し、解決するよう、強く働き掛けていただきたいと思いますけれども、いかがでしょうか。
◎障がい福祉課長 今、御発言のあった労働裁判についても、まだ係争中でございますので、これまで東京福祉バスから事情の方は確認してございますけれども、その係争中の裁判の経緯、こちらについてはしっかり注視し、区として何ができるかというところについては考えてまいりたいと思ってございます。
◆はたの昭彦 委員 実態の調査と安全運行になる処遇に改善するよう求めるべきという方には答えていませんので、お答えいただきたいと思います。
◎福祉部長 今、はたの委員御発言の実態に関しては、まだ十分に、区として把握してない部分がございますので、それを把握した上で安全な運行というのは一番大事なことだと考えておりますので、その点については、きちっと申入れをしていきたいと考えております。
◆はたの昭彦 委員 公契約条例の精神からいっても、このような低い賃金は絶対おかしいと思います。本会議でも毅然とした対応すると答弁していただきましたので、是非、そのような態度でしっかりと対応をお願いしたいと思います。
次に、Wi−Fiの問題についてお聞きします。
コロナ禍において、人との接触をできるだけ避けることが求められ、様々な場面でリモート化が進んでいます。区内の団体が行う集会や会議も例外ではありません。それらの団体が使用する区内の施設のWi−Fi環境の充実が求められています。
数年前に予算を投入いたしました地域BWAは、導入されれば、区内のどこでもネット環境ができるというお話を聞いていましたが、どうなっているのかと思っていたら、先日、生涯学習支援室が所管をしている地域学習支援室等で、ルーター貸出しによるWi−Fiサービスが、10月9日から制度としてスタートをしたと聞きました。地域BWA活用したので、サービスで解消、本当にありがたいんですが、台数はどうなのかなというふうに思いました。特にギャラクシティは未来創造館の貸室と文化ホールがあるにもかかわらず1台、エル・ソフィアは研修室も多く、要望も強いが、ここも1台です。他の地域学習センターも複数の会議室やホールがあり、現状では、1組が借りてしまうとあとは利用できないところがほとんどであります。台数を増やすべきと思いますけれども、いかがでしょうか。
◎生涯学習支援室長 はたの委員御質問の台数につきましては、1台ずつ今回、入れさせていただきました。今回、何分初めてのことでございますので、その利用状況等を検証、分析した上で、今後の増設については検討していきたいと思います。
◎区長 御指摘を受けまして、今、それぞれの施設でどのくらいの利用需要があるかということを調査しております。こういった子どもが1人1台持つ時代でございますので、全ての部屋というわけにはいきませんが、需要を捉えながら、適切に早期に対応してまいります。
◆はたの昭彦 委員 今、区長の方から答弁いただいたんですが、生涯学習支援室所管以外にも、区内には貸室がいっぱいありまして、それらの貸室についてはどういうふうにお考えなんでしょうか。
◎区長 今、地域施設全体で実態の把握に努めております。
◆はたの昭彦 委員 是非、デジタル化を推進する立場から言えば、本当に必要なものですので、障がい福祉館ですとか、あるいは、こども支援センターげんき、あるいは庁舎ホールなんかも、是非、検討の俎上に載せていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
次に、エネルギー消費を軽減、効率化し、更に創エネと両立することで、エネルギー収支をゼロにすることを目指す建物ZEB化を区内の公共建築物から進めるように、本会議質問で求めたのに対し、ZEB化については、既に一部実施しているが、今後も推進すると答弁いたしました。
先ほど言ったように、ZEB化とはエネルギー収支をゼロにすることを目指す建物のことなんですけれども、区内のどこの施設を指して言ったんでしょうか。
◎環境政策課長 ZEB化についての御質問でございますが、今、申し訳ありません、手元に資料がありませんので、後で確認してみたいと思います。
◆はたの昭彦 委員 本会議で答弁した内容なので、責任を持っていただきたいなと思います。
それで、先ほど言ったように、一部で断熱効率を上げたとか、太陽光発電を整備したというのはZEB化ではないということは理解をしていただきたいんですけれども、足立区議会は、足立区と共同で、第1回定例会で二酸化炭素排出実質ゼロ宣言を議決しました。これを掛け声だけにしないために、まず、区内の施設を1か所ZEB化して見える化を図るべきかと思いますけれども、いかがでしょうか。
◎環境部長 ZEB化については、推進すべき、いくべきものと考えておりますので、所管の方の施設営繕部になると思いますけれども、そちらの方と相談しながら、どこのところでできるか、研究していきたいと思います。
◆はたの昭彦 委員 なかなかね、今この場で、どこのとは言いづらいかと思うんですけれども、現在、東綾瀬中学校、ここの改築計画が進められております。8月の文教委員会で、基本構想や基本計画案が報告されました。
基本方針の中に、環境への配慮として、可能な限り省エネルギー化を努め、自然環境の負荷の低下に配慮した施設としますとあります。これはこれで重要なんですけれども、東綾瀬中学校、足立区の公共施設としてZEB化第1号を目指して、区として、SDGsの象徴として位置付ける考えはありませんか。
◎施設営繕部長 我々もZEB化というのは、はたの委員の方の御質問から、いろいろ勉強しているところでございます。しかしながら、基本計画、基本設計の中にはZEB化ということ自体までは踏み込んでいませんが、勉強して、可能であれば、取り入れられるかどうか、ちょっと考えていければなと思っているところでございます。
◆はたの昭彦 委員 是非、本当に時代が求めるというか、環境問題について言えば、このままでは人類の存続にも影響を及ぼすというような事態ですので、区が率先をして、そういった方向に、かじを取って、区民に示していただければ、ありがたいなと思います。
次に、今年の予算特別委員会で、歩行者専用とする佐野一丁目、六木二丁目付近の中川堤防道路へのベンチの設置を求めたところ、今後、地域の方の御意見を聞きながら、設置も含めて検討すると答弁をしていただいたんですが、検討状況はどうなんでしょうか。
◎企画調整課長 河川管理者と交通基本管理者の方に協議をさせていただきました。ただ、現状、幅員が6mという中で、緊急車両と管理車両が通る中で、通常のベンチやスツールだとちょっと難しいというお話を伺っております。ですので、今は、ちょっと幅員に邪魔にならないようなベンチの形状として、ちょっと寄り掛かれるような施設、そういったものを検討している最中でございます。
◆はたの昭彦 委員 その後、私の方に、結構、あそこの堤防の道路、ウォーキングとかジョギングをやっている方がいて、中間でちょっと休みたいなと思うときに、何もなくて、非常に困っているということで、その後も要望を寄せられていますので、是非、そういうことも含めて御検討いただけたらと思います。
次に、以前にもちょっとお聞きをしたことがあるんですけれども、地方税の一部国税化などについては、国が都市部から財源をはがすやり方というのは、地方税の本旨を侵すものであり、限られた地方財源を奪い合うことを助長するのなく、国の責任において、地方税財源の充実、強化をするべきということで、御質問しましたけれども、その考えに変わりありませんか。
◎財政課長 その考えに変わりはなく、特別区長会事務局等からも、国や都へ要望しているところでございます。
◆はたの昭彦 委員 私の初日の経常収支比率における目安は、団体の財政構造を踏まえた検討が必要であり、70%から80%が適当とする経常収支比率については、検証の余地があるとの質問の中で、全国比較で足立区は財政力があると指摘をした、このことに対して、区長は、いろいろ、今おっしゃったようなことが国会で議論され、税制改正につながり、東京都の財源が地方へ分散されていると、あたかも私が言ったような主張で、財源が地方へ分配されたかのように主張されましたけれども、これは正確ではありません。
要は、税財源がきちんと活用されずに、膨大な基金に積まれていることを捉え、都市部には余裕があると判断され、正に我が党が指摘してきたため込め過ぎの結果で、地方税の国税化が進められた、しまったということを、是非、認識していただきたいと思います。
次に、我が党は、この間、第一次避難所への段ボールベッドの導入を繰り返し求めてきましたが、かさばる、重いなどの理由で困難とずっと答弁をされてまいりました。
いろいろ、私たちも、その答弁を受けて調べまして、今年の予算特別委員会では、かさばらず、値段も安いエアマット、この提案をしたところ、ベッドの代わりではなく、マットの対応で検討するとの答弁でしたので、改めて今決算特別委員会で、エアマットの備蓄を第一次避難所に求めたところ、区は、使いやすく、いろいろ、日々新しいものが出ているが、スペースも限られている、小さくて使いやすいものが出たとき、検討していくと答えました。
区も言っているように、そういったものは日々進化するのは当たり前で、より小さくて使いやすいものが日々出てくるわけですね。ただし、ただ、そんなことを言って待っていたら、結局、何も導入できなくなってしまう、そういうことではありませんか。
◎災害対策課長 おっしゃるとおり、日々新しいものはできておりますし、日進月歩で進んでおりますので、避難所で必要とされるような備蓄については、検討を進めながら、どこかで何が真に必要かということで判断をしていかなければいけないと考えております。
◎総合防災対策室長 その答弁は、私、多分したと思います。日々いいものが出てきているという事実と、段ボールベッドは、なぜ段ボールベッドがいいのかというと、あの高さが必要だと。舞い降りたほこり等菌が、人が歩くと舞い上がってしまう。それが、あの段ボールベッドの高さがあれば、その上に寝ていた方には降り注がないということで、エアマットにすると、薄いので、それは段ボールベッドの代わりにならないという、そういう意味も含めてお答えをしたつもりでございます。
◆はたの昭彦 委員 先ほど言ったように、我が党は、段ボールベッドを導入しようと、最初に言ったところ、かさばるとか、重いとかと言うから、いろいろ探して、調査をして、こういった別のものがありますよという提案をしたわけですよ。それを今になって、段ボールベッドの方がいいと言ったら、最初の話に戻っちゃうじゃないですか、段ボールベッドに入れろという話に。
◎総合防災対策室長 備蓄倉庫、学校の中に備蓄をさせていただいているところで、かさばるという事実は本当にございます。ほかにもいろいろ備蓄をしなければいけないところもございますので、必要最小限の段ボールベッドは備え付けさせていただいているところでございます。
◆はたの昭彦 委員 必要最低限というお話が出ましたので、是非、少なくとも、第一次避難所内に開かれる福祉避難室、ここには段ボールベッドを備蓄していただきたいと思いますが、いかがですか。
◎総合防災対策室長 できる限り、必要な分だけ備蓄倉庫に入れたいということで、入れられないところも実はございます。なるべく入れるように努力をさせていただきたいと思います。
◆はたの昭彦 委員 是非、福祉避難室は、要介護者ですとか、そういった体が非常に困難を抱えている方が入るところですので、いろいろ、十分あると思いますけれども、是非、素早い導入をお願いしたいと思います。
次に、本決算審議で不納欠損処理や、公金の徴収問題が度々議論にのぼりました。区の滞納対策は、国、厚生労働大臣が答弁しているように、払えない人から無理な取立てはしないという対応に切り替えてきました。とりわけ、国税徴収法同様の運用を行うことで、払えない人をきちんと見極めて、徴収猶予や不納欠損処理を行うことで、分母を減らし、過年度の収入未済を減らしてきた、滞納者にしても、過去滞納を猶予してもらえたから、現年分だけでもきちんと支払おうという効果が出て、現年分の収納も上がっていると思いますけれども、いかがですか。
◎区民部長 はたの委員おっしゃるような面もございまして、ちゃんと、きちんと見極めをさせていただいて、払える方はちゃんと払っていただける、そうでない方については、猶予など、他措置を取った結果、収納率も上がった、そういう状態でございます。
◆はたの昭彦 委員 こういった方向性、非常に大切です。引き続き他の公金も連動して、真に払えない人、困難を抱えている人、こういった方のSOSの発信を見逃さずに、生活再建支援と連動していただきたいと思いますけれども、いかがですか。
◎区民部長 せっかく、区においていただいて、いろいろな困難な問題をお抱えの区民の皆様については、私ども、できる限り御支援させていただきたい、そのように考えております。
◆はたの昭彦 委員 最後に、発災時、実際に通るときに、携帯電話が非常につながりにくく、公衆電話が重要となることは東日本大震災の経験からも明らかになりました。近年、採算が合わないと公衆電話がまち中から減っており、いざというときに利用できるように、公衆電話の位置を防災マップに表示するとともに、区として設置目標を持ち、NTTに対し、要請すべきと思いますけれども、いかがでしょうか。
◎災害対策課長 災害時の連絡手段としては、非常に確保することは大事だと思いますので、防災マップ&ガイド等ございますので、そういったところで表記できるかは検討していきたいと考えています。
◆はたの昭彦 委員 是非、よろしくお願いしたいと思います。
最後に、昨日の市川委員の質問に関連して、一言発言をさせていただきたいと思います、本人も帰っていらしたので。
共産党の名前を出して、反対というのは、すごく楽だ。ただ、反対と言えばいいんだからと。賛成、推進というのは面倒くさいと断定をしておられました。私たちからすれば、賛成するのは実に簡単で、議会で一言も発言しなくても賛成はできます。日本共産党は議案の大半には賛成をしておりますが、反対する場合には、何が問題か徹底的に分析、議論をし、なぜ反対するのかを明確にしてきました。それぞれの感じ方に違いがあるのは当然なわけですけれども、我が党の名前が出されましたので、一言申し上げておきたいと思います。
ありがとうございました。