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●決算特別委員会−横田ゆう子議員(2022年10月12日)
◆横田ゆう 委員 皆さん、おはようございます。日本共産党の横田ゆうです。今日は総括質疑ということで、あちこち質問も飛ぶと思いますが、どうぞよろしくお願いいたします。
まず、初めに、竹ノ塚駅高架化の周辺整備について、伺います。
長年の願いであった竹ノ塚駅の高架化が実現して、地域の皆さんの喜びの声が聞かれています。駅周辺の整備や高架下の利用については、まだこれからという段階です。これから住民の皆さんの意見を取り入れながら進めていただきたいと思いますが、いかがでしょうか。
◎エリアデザイン推進室長 可能な限り、住民の方の意見を聞きながら、整備を進めてまいりたいと考えてございます。
◆横田ゆう 委員 高架化が実現し、車の移動が大変スムーズになり、自転車も歩行者も東西の行き来が本当に楽になりました。これまで開かずの踏切だったために、地域の住民の方々は踏切が下がっている間を抜けて、駅側から竹の塚一丁目に渡る方が少なくありませんでした。便利になったけれども、赤山街道を横断する方にとっては不便になったとの声が寄せられています。せっかく便利になったのだから、遠回りになったと言われないように、利便性向上のためにも、迂回しないで渡れるために、歩行者専用信号機は西友前の信号機と連動した信号機を設置してほしいと思いますが、いかがでしょうか。
◎鉄道関連事業課長 赤山街道の信号機の増設につきましては、警察と協議したのですが、今のところ、信号機の間隔が短いということで設置については困難という回答を受けております。
◆横田ゆう 委員 私は区役所に来るときに、通勤のときに、この開かずの踏切が解消されたために、毎日通っていて本当に楽になりました、早く着くようになりました。ですけれども、横断する人が後を絶たない状況なんですね。先日、高齢者の方が道路の真ん中で立ち往生しているような姿を見ました。やはり安全安心に渡れるように、少し、またもう一度警察の方に要望していただくことを求めます。
それから、竹ノ塚駅から西新井駅まで非常に長い距離があり、栗六陸橋はありますが、これまでの間は全く横断できない状況にあります。せっかく高架化が実現したのだから、東西の行き来が便利になるように、できるところで、赤山街道の南側で道路を1本通すべきと思いますが、いかがでしょうか。
◎鉄道関連事業課長 赤山街道の南側、昔、跨線橋があったところに、ほぼ同等の位置に、歩行者と自転車が通れる通路を設置する計画で、今います。
◆横田ゆう 委員 それは、道路ではなく、歩行者とか自転車が横断できるということ、道路ですか。
◎鉄道関連事業課長 横田委員御指摘のとおり、歩行者と自転車が通れる通路、昔、跨線橋があったのが歩行者、自転車通っていましたので、車ではなく、歩行者、自転車が通れる通路を整備する予定です。
◆横田ゆう 委員 それは、地域の皆さんは大変喜ばれると思います。私も大変便利になると思いますので、是非進めていただきたいというふうに思います。
次に、旧入谷南小学校跡地活用についてお伺いします。
区は、5月に行われた近隣住民説明会で、旧入谷南小学校跡地活用基本構想案が大幅に変更になったことを説明した際、参加住民から疑問の声と批判を受けました。我が党は、第3回定例会でこの問題を取上げ、追及すると、区は、5月に実施した住民説明会だけでは不十分と考えており、改めて必要なタイミングで開催し、より一層、地域の皆様への丁寧な説明、寄り添った対応に努めてまいりますと答弁がありました。今後、地元団体との意見交換、住民説明会はどのように行うのでしょうか。
◎資産管理課長 旧入谷南小学校跡地の活用につきましては、まず、横田委員おっしゃっているように、活用の方針につきまして、もう少し内部で検討させていただいて、スキームをある程度お示しできる段階になりましたら、委員会の方にお示しして、その後、説明会の方を開催したいと考えております。
◆横田ゆう 委員 是非、急がずに、こういった形で住民の声を聞くという形の姿勢に立ったことは本当によかったと思います。近隣住民の説明会の中で、建設に当たり、住民から、本部の防災拠点となるような重要な施設は公設公営で造るべきだという意見がありましたが、これについてはどうでしょうか。
◎資産管理課長 公設公営か民設公営につきましては、これから、またスキームの方をしっかり検討して、よりよい方を選んでいきたいと考えております。
◆横田ゆう 委員 是非よろしくお願いいたします。やっぱりこういった区の中枢になるような施設は、区が責任を持って建設するのが当然だと思います。それから、地元の住民の中には、この土地を減歩した方もいらっしゃって、「自分は学校を建てるために、足立区に減歩をした。どこかの知らない会社のために使うのは納得できない」と、このサウンディング調査の経過を見て、こういった発言もありました。この声についてはどう考えますでしょうか。
◎資産管理課長 住民の意見をしっかり踏まえながら、よりよい活用を今後検討していきたいと思いますので、そこら辺をしっかり踏まえて進めていきたいと思います。
◆横田ゆう 委員 是非、地元のいろいろな団体もありますし、それから、町会なんかもありますし、説明会も丁寧にやっていただいて進めていただきたいというふうに思います。
それから、第3回の定例会の我が党の質問に、防災拠点に避難所を兼ねるべきではないかの質問に対して、旧入谷南小学校における避難想定数は、入谷中学校及び入谷南中学校など、周辺の避難所に分散して受入れ可能と考えることから、現在のところ、避難所を兼ねることは考えていませんと答弁がありました。しかし、入谷中学校の避難受入れ人数は1,117人、入谷南中学校の受入れ人数は1,149人、両方合わせて2,266人です。それに対して、避難者は、入谷中学校は762人、入谷南中学校は949人、旧入谷南小学校は680人で、合計2,391人ですので125人の方が受入れ困難となります。これは舎人地区避難所再編ということで、平成30年の資料に基づいていますので、スフィア基準に換算すると、この3分の1の受入れ人数になるということで、もっと受入れ人数が少なくなるということだと思います。区内全域を見ても、圧倒的に避難所が足りていません。あらゆるところで避難所にしていこうというこの流れの中で、防災施設も地域の方が避難できる施設にするのは当然ではないでしょうか。
◎災害対策課長 平成30年度の試算のときにはやはり入谷中学校ですとか、入谷南中学校、それに足立入谷小学校も含めてですね、旧入谷南小学校の避難想定者数は受入れられるという試算になってございます。また、防災拠点は、本庁舎の代替機能も兼ねてございますので、災害対策本部としての機能を考えると、現在のところは申し訳ございませんが、避難所としての整備は予定してございません。
◆横田ゆう 委員 計算上合わないと思うのですが、これ計算していくと、125人の受入れが困難となっているというふうに思います。それから、あと、スフィア基準ですね、これに換算すると、もっと、避難所は足りなくなるという計算になると思いますけれども、その辺はいかがですか。
◎災害対策課長 地震のときには基本的に、地震に限らずですが、どこに避難しても構わないということと、試算の中では、これ、舎人地域全域で考えてございまして、入谷南中学校ですとか、入谷中学校、また、足立入谷小学校、もっと遠くなれば舎人小学校とかございますけれども、そういったところで吸収はできると考えてございます。
また、スフィア基準に関しては、やはり幅広く、1人当たりのスペースを取れればいいというところの考えもございますので、コロナ禍もおいて、分散避難など、避難所の避難については真に必要な方の避難というところで、分散避難を進めさせていただければということで考えております。
◆横田ゆう 委員 そうすると、この第3回定例会で質問したことに対しての回答というのはちょっと違ってきますね。それで、これいつまでやってもしようがないのですけれども、もっと深刻なことがあって、首都直下型地震の想定数では、足立区が地盤が緩いということもあり、揺れが激しく、被害も大きくなると言われています。避難する人が増えても、そういうことも予想されると思いますが、民間施設も避難所として活用するという協定を次々と締結している中で、やはり貴重な避難所となるというふうに考えますが、いかがでしょうか。
◎災害対策課長 繰り返しの御答弁で申し訳ございませんが、やはり避難所、第一次避難所、区内全域で見ると、15万5,000人という形で、受入れ可能数は試算しているところでございます。ただ、面積は広ければ広い方がいいというのは、これは当然のことでございますので、やはり避難所は増やしつつ、避難所に避難される方、首都直下地震の想定も含めて、分散避難、特に震災のときには御自宅が倒壊してなければ御自宅での避難生活も送れますので、そういったところの避難方法というのは、周知に努めてまいりたいと考えております。
◆横田ゆう 委員 私の方と、限界としてはやはり避難所は足りていないというふうに思いますけれども、それで、例えば、この近隣の人が、震災があって、この防災施設に駆け込んだと、そういうときは受入れを拒否するわけですか。
◎総合防災対策室長 横田委員おっしゃっていることを、水害の際は本庁舎は水没をしますので、どうしても拠点を動かさなきゃいけない。ただし、震災の場合は、こちらの拠点はそのまま機能するはずなので、そうすると、施設の方が空いていますので、一時避難場所として使うと、そういうことも可能だというふうに考えておりますので、これから地元の方々と協議を進めていく中で、そういうことも可能かどうか、皆さんのお話を聞きながら進めてまいりたいというふうに考えております。
◆横田ゆう 委員 是非、この防災拠点は、平常時には地域から求められる諸施設ということで、会議とか、マンホールトイレもありますし、やはり避難所として想定も考えながら進めていただきたいというふうに思いますし、やはりもう一度立ち返りますと、もともとの公設公営でやっていただきたいということ。それから、もう1回確認しますが、5月の説明会が行われましたが、あのような一方的な説明ではなく、分かりやすい資料なんかも提示しながら、住民と話合いながら進めるということで、これは確認していただいてよろしいでしょうか。
◎総合防災対策室長 横田委員おっしゃるとおり、5月の説明会のときには、急いでお話をさせていただいたというところで、皆さんの気持ちが整っていない中での説明会だった。これからは、御意見を聞きながら、どういう形で、その防災拠点を使用するのか、ふだん使いはどうするのか、そういうところも御意見を聞きながら進めてまいりたいと思っておりますので、今後、区の提案もございますので、それを示しながら、合意形成を図って進めていきたいというふうに考えております。
◆横田ゆう 委員 是非よろしくお願いいたします。
次に、環境問題について、お伺いします。
あだち再生館は、庁舎の大規模改修に伴い、庁舎機能を一部移転するために引っ越さなければならなくなり、令和6年4月から学びピア21に仮の再生館として移転する予定が示されました。学びピア21は仮の再生館だと思いますが、その後、環境学習施設を考えていただきたいというふうに思います。今、環境、気候問題は人類の未来が懸かった大事な問題を扱うという、そういった施設として再出発するべきと思いますが、いかがでしょうか。
◎環境政策課長 再生館、横田委員御発言のとおり、来年の10月に、学びピア21に移転する予定でございます。これの移転に関しましては、現状の再生館のアクセスが悪い等、様々な課題がありますので、これを解決するために移転をするものでございます。今後の、それ以降の再生館については、関係課等々と協議しながら、在り方については、検討していきたいというふうに考えております。
◆横田ゆう 委員 私は、代表質問や委員会で、ZEB化の必要性について繰り返し求めてきました。ZEB認証にもいろいろな種類があって、ZEBは省エネプラス総エネで、削減率100%以上、Nearly ZEBは75%以上、ZEB Readyは50%以上、ZEB Orientedは30%から40%と、いろいろな種類があります。どこを目指すのかも含めて検討する必要があると思います。日本共産党足立区議団は、7月に、全国の庁舎で初めて、Nearly ZEBを実現した開成町庁舎を見てきました。先日は、23区の公共建築物で初めてZEB認証を取ったエコルとごしも見てきました。共通しているのは、建物を建てる向きですとか、断熱効果の高い素材を使うこと、そして、長いひさしや、空調を保つ通気孔など、省エネできる構造になっていること、そして、屋上には太陽光パネルが設置してあることです。しかも、開成町の庁舎の視察のときに、建築費のことを担当者に聞くと、建築費用は少し高い程度、100年使うものとして建設してあり、特別お金が掛かるものではないということ、そして、建設した後は、電気料金などが非常に安いというお話でした。足立区でも改めて、ZEB化を実現してほしいと思いますけれども、決意をお伺いします。
◎施設営繕部長 何度か御答弁申し上げていますが、今後、大規模な改築及び新築の建物につきましては、設計の段階で、ZEBの、今言われました4種類のZEBのうち、どれかを目指すのかということを検討して、進めていければなと考えております。
◆横田ゆう 委員 是非お願いしたいと思います。
そしてもう一つ、開成町庁舎とエコルとごしの共通点があります。それは、自動販売機の飲物で、ペットボトルは一つも置いてありませんでした。並んでいるのは缶と紙パックだけで、コーヒーや水もペットボトルの形をした缶が並んでいます。プラスチックは販売していませんでした。こういった取組も重要と思いますが、どうでしょうか。
◎環境政策課長 ペットボトルレスの自動販売機の導入につきましては、ペットボトルの使用を削減する点で、大変重要なことであると考えております。他自治体の取組を参考に検討してまいりたいと思います。
◆横田ゆう 委員 よろしくお願いします。
そして、次に、ZEB化の施設は多くの人が出入りする施設で、どんな工夫がしてあるのかという表示なんかもして、そこを通るだけでも、こうやってCO2排出削減の実現に近づくんだということが分かるような施設になっています。足立区でも多くの人が利用して、見聞きして、うわさになるような施設でZEB化を目指し、そこを環境学習センターにしていくという考えはないでしょうか。
◎環境政策課長 ZEB化に関しましては、先ほど答弁させていただいたように、主関係所管とまず協議を進めながら、環境ロードマップにおいて、考え方などを整理していきたいというふうに考えております。
環境施設に関しましては、先ほども御答弁申し上げましたように、これから検討していきたいというふうに考えております。
◆横田ゆう 委員 私の本年第1回定例会の質問で「梅田八丁目複合施設に関しては、今後、設計計画に入る段階で、ZEB化に向けた検討をしてまいります」と、答弁がありましたが、その後、どのように検討されたんでしょうか。
◎施設営繕部長 来年度、まず、用地取得の方を先に進めさせていただいて、来年度設計に入る、今現在予定でございます。何しろ、その実施設計に入らないと、基本的な断熱材ですとか、あるいは熱反射のガラスとかが分からないので、その時点で検討させていただければなと思っております。
◆横田ゆう 委員 開成町では、庁舎建設に当たって、やはり庁内挙げてZEB化認証のために、プロジェクトチームを立ち上げ、25回以上の話合いの機会を持って検討したということです。足立区でも、庁内連携し、積極的に取り組んでいただきたいというふうに思います。
次に、地球温暖化をストップする課題は待ったなしです。区は、二酸化炭素排出実質ゼロ宣言を行い、ロードマップを策定中ですが、その中でも、太陽光エネルギー利用システム設置助成制度を積極的に活用することを推進することが重要と思いますが、どうでしょうか。
◎環境政策課長 太陽光発電の導入につきましてはCO2ゼロに大きく寄与するものと考えております。現在も行っている太陽光の補助金、継続していきたいというふうに考えます。
◆横田ゆう 委員 それから、CO2削減に大きく貢献する屋根貸し制度が地方の自治体で積極的に取り組まれています。自分の家や会社の屋上に太陽光パネルを置いて、屋根を貸すことで初期投資はゼロで、CO2削減に大きく貢献できるこの屋根貸し制度を重視して取り組むべきと思いますが、どうでしょうか。
◎環境政策課長 PPA、いわゆる屋根貸し制度に関しましては、自己負担なく太陽光発電を導入できるシステムであるというふうに私ども認識しています。今後、これの個人宅への導入につきましては、ロードマップにおいて、どのように支援していくか、検討していきたいというふうに考えております。
◆横田ゆう 委員 公共施設のZEB化は是非進めていただきたいということで、先ほども答弁がありまして、やっていくことということですが、公営駐輪場の屋根なども利用していただきたいなというふうに思っています。足立区は平たんな土地がらで自転車で移動する方が大勢おり、区の駐輪場がたくさんあります。そういうところの屋根を利用して太陽光パネルを設置し、蓄電、利用することも有効なのではないでしょうか。
◎環境政策課長 横田委員御提案のありましたように、駐輪場に太陽光パネルに関しましては、関係課と、可能性について研究したいと考えております。
◆横田ゆう 委員 やはり地球温暖化により、熱波や台風が度々起こる危機的な気候変動が起こっていますので、また、自然破壊も続いています。これを打開するためには、やはり区と区民が一丸となって取り組むべき課題として、今後取り組んでいっていただきたいというふうに思います。
そして、次に、介護予防チェックリストの調査項目について、お伺いします。
チェック項目のうち、身体情報については、歩行や転倒のこと、物忘れに関する事項、ふだんの生活の様子、気持ちや心の状態の質問項目があります。現在、聞こえの問題がクローズアップされています。聞こえないことで、人とのコミュニケーションが取りにくくなり、孤立していき、認知症になるなどのリスクが高まることが明らかになっています。早期に認知症を発見し、難聴を発見し、治療や補聴器利用につなげることが社会生活を送るうえで大変重要になってきています。3年に1度の介護予防チェックリストの質問項目に聞こえの項目を入れてほしいなと思いますが、いかがでしょうか。
◎地域包括ケア推進課長 今、横田委員、御発言ございました聞こえの項目の取扱いでございますが、介護予防チェックリストに関しましては、一連の流れといたしまして、このチェックリストを基に、地域包括支援センターの職員が直接個別訪問をさせていただき、その中で様々、直接聞き取りをさせていただいているところでございます。
現在、そういった聞き取りの中で、聞こえについての項目についても確認をさせていただいていることから、客観的な判断ができております。ですので、引き続き、実際に会って、対面して、聞き取りの中で把握することにより、聞こえを把握して、しっかり、それぞれの高齢者の方に合った支援につなげていきたいと考えているところでございます。
◆横田ゆう 委員 そうですね、チェックリストはやはり国とか、都の健康長寿医療センターで作っているものなので、項目を簡単に入れるということは難しいとは思いますが、今話されたように、地域包括支援センターの職員が対面して、その御様子を見ているわけですから、そこで、もし、要するに、例えば耳鼻科に行って、耳垢を取るだけで聞こえるようになったりする場合もあるし、本当に補聴器を使わなきゃいけない場合も、補聴器の必要な方もいらっしゃいますので、その辺は、対面で補っていただきたいというふうに思います。
以上です。ありがとうございました。