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●提案理由説明−浅子けい子議員(2023年2月24日)
◎浅子けい子 議員 ただいま議題となりました議員提出第1号議案足立区生きがい奨励金支給に関する条例について、提出者の日本共産党足立区議団を代表して提案理由の説明を行います。
本条例案は、70歳以上の高齢者に対し、生きがい奨励金年3,000円を支給し、もって、自らを高め、健康で充実した生活を送るために生涯学習活動や地域活動、福祉活動など社会参加を積極的に促すものであり、コロナ禍で体験した今だからこそ必要な施策と考えます。
同様の条例は、一昨年の第1回定例会で廃止されました。しかし、区民からは、その後も復活を求める声がやむことなく、令和3年4月1,006筆に始まり、5月1,644筆、6月1,181筆など、廃止されてから2年たった今でも復活を求める声は毎月区長に届けられ、その数は1万5,618筆にもなっているとわが党の代表質問で明らかになりました。つい最近寄せられた声を紹介します。
僅か3,000円で、それがないから困るものではないけれども、毎年もらえるから楽しみで生きがいになっていた、復活してほしい。一昨年の話になりますが、70歳を迎え、今年は主人と2人、奨励金がいただけると思って楽しみにしていました。それが廃止されてしまい悲しく残念に思います。年金が下がり、保険料が上がり、物価も大きく上がり、生活苦しいです。楽しみをなくさないでください。商店主からも、区はいろいろ景気喚起策をやっているようだけれども、うちにはほとんど関係ない。年寄りばかりの客層で、高齢者誰もが同じにもらえて使ってくれた生きがい奨励金はよかったね、議会はこうした声を改めて真摯に受け止めるべきではないでしょうか。
区長は、令和2年最後の生きがい奨励金支給時に、「新型コロナウイルス感染拡大に伴う様々な規制により不安やストレスをお抱えの毎日だったと察します」との手書きのメッセージを同封しました。しかし、コロナ禍の生活は今日までも続いています。そして、様々な規制や自粛のなかで多くの高齢者が心も体も不安やストレスを抱える日々を過ごし、物価高騰が追い打ちをかけて心穏やかな日々ではいられません。だからこそ高齢者の心身共に負担を軽くする生きがい奨励金が必要なのではないでしょうか。
区は、高齢者施策の再構築として、生きがい奨励金を廃止した代わりに、紙おむつ支給要件の更なる緩和など幾つかの施策の拡充を実施していると言いますが、これら高齢者施策は、生きがい奨励金とは全く別で、そもそも他区に比べて不十分な中身を他区並みに充実させることが求められていたものです。生きがい奨励金廃止の理由にするのはこじつけとしか思えません。
百歩譲って、区の言い分を認めたとしても、第4回定例議会のわが党の質問に、区長自ら生きがい奨励金廃止前の令和元年度の決算額約4億5,000万円余の50.6%、つまり生きがい奨励金の決算額の半分程度の組替えにとどまっていることを認めるとともに、新年度予算案でも真に再構築と言えるものになっていないことからも分かるように、既にその言い分は破綻しています。
高齢者施策の再構築というのであれば、一般会計に繰り戻した昨年度の介護給付の剰余金4億4,700万円余こそ再構築に使うべきです。
議員の皆様には、あらためて今日の状況のなか、14万3,600人余の高齢者がいつまでも元気で健康な生活を送ることの糧になる生きがい奨励金の復活に御賛同いただきますことを訴えまして提案理由といたします。