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●討論−山中ちえ子議員(2023年7月7日)
◎山中ちえ子 議員 ただいま議題となりました第48号議案 足立区リサイクルセンター条例を廃止する条例に対し、日本共産党区議団を代表し、反対討論を行います。
本議案は、区内唯一の環境啓発施設である、リサイクルセンターあだち再生館を廃止にするための条例です。再生館跡は本庁舎の大規模改修に活用し、リサイクルセンターあだち再生館の代替えは、生涯学習総合施設(学びピア21)の一角に設けるとしていますが、わずか36u弱の面積しかない、単なる間借であり、充分に機能を果たせるものではありません。
リサイクルセンターあだち再生館用地は、東京都の清掃事業用地でした。「向こう20年間は清掃事業目的に活用」することを条件に、2000年の清掃事業移管と同時に区に移管されたため、その後も清掃・リサイクル事業目的に限定した用途として、リサイクルセンター・再生館として活用されてきました。そのため、他の自治体のような温暖化対策や環境問題全体を考える施設にすることが制限されていました。用途制限が解除される2020年以降の活用が期待されていたにも関わらず、縮小しつづけ、今回の廃止案の提案にいたりました。
当初は、環境問題に熱心に区民団体が取り組んでいましたが、企業に指定管理委託し、民間の自主性や意欲をそぎ、当初実施して好評だった、粗大ごみのリサイクル品の展示販売など次々と終了してしまいました。
深刻となっている気候変動危機を打開し、持続可能な社会を目指すために、低炭素化、CO2削減が待ったなしの課題となっています。区長はかつて、日本で一番、地球に優しい人のまちになると掲げ、この目標を捨てていないと言います。我が議員の提案が実り、二酸化炭素排出実質ゼロ宣言も行いました。区が行うべきは、次の見通しも立てずに廃止することではなく、目標にふさわしく、気候危機打開、環境について学び体験する拠点づくりの方向性を明確にするべきです。
我が会派は、リサイクルセンターあだち再生館を子どもたちや区民が地球規模で考え、足元から行動に踏み出す体験施設として発展させるべく、様々な環境施策を提案してきました。江東区のえこっくる江東の取り組み、エコリーダーを養成する講座により育った方々が来館する子ども達向けの講座の講師になっていく住民参加、循環型の仕組みや、見て、触って、持って、体感し学べる子ども達の体験型の環境学習の整備。渋谷区のストップおんだん館も紹介し、地球環境を考える啓発施設が必要であり、リサイクルセンターあだち再生館の発展を提案してきました。また、せっかく養成した意欲のある環境マイスターを生かすこと、温暖化区民会議の実行委員会と区民環境フォーラムを統合したエコ活動ネットワーク足立EANA(いーな)の活性化、再構築をリサイクルセンターあだち再生館の発展と結び付けて行うなど、リサイクルセンターあだち再生館の発展方向も提案してきました。
区は議会の中で、どの提案にも積極的に受け止め答弁をしてきたものの、実際には結実することなく、今回の廃止提案に至ったことは納得できません。この廃止条例が新しい環境施策に結び付く、リサイクルセンターあだち再生館復活の方向性ある計画が打ち出される中、議案が提出されていたならば反対するものではありませんでしたし、大変残念です。
区は、議会においての再生館と共に環境施策を発展させていく提案を前向きに受け止めていても、発展させず、足立区リサイクルセンター条例の廃止のみ提案しているため、認められるものではありません。リサイクルセンターあだち再生館の単純廃止ではなく、エコのアイデアをたくさん詰め込んだ施設、環境体験情報館に発展させる方向性を明確にするべきです。
他の自治体のように、区民みんなが環境について考え、行動し、つながれることができる拠点づくりを強く求めまして、討論とさせていただきます。