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●討論−ぬかが和子議員(2024年6月27日)
◎ぬかが和子 議員 ただいま議題となりました第49号議案 令和6年度足立区一般会計補正予算(第2号)について、日本共産党足立区議団を代表して、討論を行います。
本補正予算案が必要最小限で区民ニーズからのものであれば賛成できたものでしたが、どうしても看過できない点や指摘すべき点があるため、反対することとしました。
本補正予算案に当然盛り込まれると思っていたのが、昨年まで連続して実施していた、介護・障がい・保育施設への物価高騰支援です。物価高騰が収まらない中、新年度の当初予算に盛り込まれると思っていましたが盛り込まれなかったため、予算修正案も提案して実現を求めました。
区は予算特別委員会で実態を精緻に把握すると答弁しました。ですから、当然今回の補正予算に反映されると期待していました。
私たちが第2回定例会に向けて調査しただけでも、利用者の昼食代を値上げせざるを得なくなった、法人全体で昨年よりも光熱費だけで1,000万円の負担増が見込まれる、子どもたちにモヤシばかり食べさせるわけにはいかないなどの実態、現場の苦労が痛いほど伝わってきました。
しかし残念なことに、補正予算には盛り込まれず、精緻な情報把握にスピード感を持って取り組むことは、行っていなかったことを区も認め、今後アンケートを実施し、検討すると表明しました。
また、歳入予算では、東京都が学校給食費の無償化支援を実施したことにより、9億5,000万円、都から入ることになりました。
例えば、教材費の無償化の求めに10億円掛かると答弁していましたが、正にほぼ同額が新たに歳入されたのです。
多くの子どもたちのために活用しようとは思わなかったのかと委員会で質問したところ、子どもたちのために有効に活用する旨の答弁でした。私は、子どものためと言っても、特定の学校のために費やすのではなく、広く子どもたちのために活用することを求めました。
この約10億円の新たな歳入をめぐっては、他会派議員から、残念だ、年度当初から入ることは分かっていたのに、そういう視点はなかったのかという旨の質疑がありました。
正に、年度当初から歳入されることが分かっていたからこそ、我が党は第1回定例会の本会議で、新年度予算に歳入されていないことを指摘し、予算特別委員会の冒頭で、東京都からの予算の概要というもので、詳細が示されていないために、正確な歳入としては見込んでいないという区に対して、多摩地域では歳入として見込んでいることを指摘し、歳入として予算に組み込めば、もっと大規模に子どもを応援する予算が組めたんじゃないかと強く求めてきました。
私は執行機関と共に、私たち議会もしっかりチェック機能を果たし、指摘する役割の重要性を改めて感じています。
物価高騰支援10億円の歳入増の2点に共通しているのは、質疑の中で検討を表明はしたものの、後手後手に回っているということで、子ども・障がい者・高齢者分野の実態に真摯に向き合い、スピーディーに対応することを強く求めるものです。
第2の問題点は、貴重な税金の使い方で、1円でも無駄にはしないという姿勢に欠ける問題です。
本庁舎改修事務のうち、地下駐車場の駐車場管理システムの更新の設計委託費用が盛り込まれています。地下駐車場の機器の劣化は激しく、券売機の交換は必要なことですが、概算工事費の中で検討の上、導入の判断をする項目に、車番認識システム7,180万円、事前精算機最大17台の設置4億2,000万円余があります。駐車券発券機等の交換費用の概算が1,369万円であるのに比べても多大です。全自動精算機の交換や案内等の更新に1億5,000万円弱掛けると見込んでいます。
一方で、いつでもどこでもつながる行政というように、庁舎に来なくても手続できるように進める中で、多大な経費を掛けることを検討すべきではないし、真に必要性がある工事なのかを精査し、無駄のない使い方をすべきです。
また、東綾瀬中学校の改築費用において1億3,000万円余の増額になった理由がひどいものでした。
東京都の中間検査を合格し、建築基準法上確認済みで何も問題がないのに、コンクリート打設の前日になって、東京都の別の検査員が来て、指摘したためにコンクリート打設ができず、工事が遅れました。コンクリート打設は、各分野大勢の業種が一斉に対応する建築分野での一大作業です。すぐに翌日、1週間後に実施などというわけにはいかず、約1か月遅れたことにより増額になりました。
私は、東京都はひどい、賠償請求などできないのかと繰り返し求めましたが、抗議はしたが、賠償は求められない旨の答弁でした。区民の貴重な税金が費やされることへの申し訳なさ、そして痛みが区の発言からは感じられず、こういった姿勢を改めていただきたいと思います。
第3に、本補正予算に賛成できない最大の理由は、東渕江小の建て替えの在り方の問題です。東渕江小の建て替えは、10年近く前から統廃合による統合新校建設の優先のあおりを受け、改築が後手に回っていることを指摘し、早期の改築を求めてきました。
今回の予算増によって、ついに改築に関わる総事業費は96億円を超えました。もっと早くに実施していれば、こんなことにはなりませんでした。
仮設校舎の入札不調を繰り返す中、直線距離で1.7km離れている綾瀬駅前の仮設校舎を利用することに、異論が続出しました。
ボタンの掛け違いのように、地区としては別の地区である綾瀬エリアデザイン地域の旧こども家庭支援センター跡地の仮設校舎を活用することを、当該地域に了承もなく、既定の事実のように教育委員会が進めてきたことに、地元からは強い反発が寄せられました。そもそもリース校舎の入札不調が原因なのに、当初予定になかった人工芝への変更なども、工事費増額の要因になりました。
そして、今後学校の建て替えは自校内建て替えでいくと言ってきたその矢先に、自校内建て替え方針を変更し、そういった中で工事総額が96億円にまで膨れ上がったのです。それが今回の補正予算です。
これは今後の学校改築にも影を落とすやり方です。とりわけ仮設校舎問題は大きく、今回の補正では仮設校舎の賃借料が4か月分、1億842万円です。
通常リース契約は、その期間内に減価償却して期間終了後は無料になることが多い中で、期間終了後の1か月のリース料が2,700万円も掛かることの説明を求め、質問しましたが、納得できる説明は得られませんでした。
東渕江小の子どもたちは2年3か月にわたり、一旦東渕江小まで登校し、借り上げバスに乗って、綾瀬駅前の旧こども家庭支援センター跡まで行くことになり、子どもたちにとっても保護者にとっても大きな負担で、スクールバス方式とは全く異なるものです。その負担を和らげるために、東渕江小のバス乗降場に新たな上屋、トイレリース料も掛かり、1,100万円を計上すると言います。
保護者にとってみれば、最初から分かっていれば、東渕江小を選択しなかったという声も多くあったように、行き当たりばったりのやり方に大きな問題があります。
しかも、特別支援学級の子どもを含む全児童をバスで送迎するために、観光バスを毎日6台分借り上げて、6名の運転手をフルに待機させると言います。そのバス事業者は日立交通と決まりました。公共交通では、同じ日立交通が運行するはるかぜ10号が、運転手がいないと廃止になっており、矛盾しています。
老朽化した東渕江小の改築がこれ以上遅れないことを願いつつも、今回の地域を二分するような行政のやり方は絶対に認められません。
以上、今後の学校改築における仮設校舎の在り方、公共交通を含む方向性をしっかりと定め、区民の貴重な税を投入する重みをしっかりと認識し、子ども・障がい者・高齢者など、今の区民の実態に即応した補正予算計上などを強く求め、討論を終わります。