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●討論−山中ちえ子議員(2025年3月24日)
◎山中ちえ子 議員 受理番号2 羽田新飛行ルート中止をするよう国へ意見書の提出を求める陳情、受理番号2の陳情について、建設委員会では不採択となりましたが、これに反対し、採択を求める立場で日本共産党を代表し、討論を行います。
陳情は、落下物の危険、墜落の危険性が科学的にある都心の住宅密集地上空を低空飛行する羽田新ルートは、万が一の墜落事故、落下事故の可能性から、住民の安全、命を守るため、中止させ、元の原則どおり、海上ルートに戻してほしいと願うもので、そのために、国に意見書を足立区議会が提出することを求めるものです。
国土交通省は、2020年東京オリンピックへの対応や首都圏の国際競争力の強化を理由に、羽田空港の離着陸コースを変更し、1時間当たりの発着回数を現行の80回から90回に拡大する計画を打ち出し、これまでの原則である海上ルートではない都心の住宅密集地を低空で飛行する新しいルートの運行を始めました。
今回、建設委員会で初めて審議されましたが、公明党の議員は、固定化回避の検討会を実効性のあるものの形で進めていただくよう要望するのが一番妥当な方向性、新飛行ルートの停止は現実とは捉えていないので、不採択でお願いしますと表明しましたが、固定化回避の検討会は、もともと新ルートと同じ滑走路の使い方を前提にしたもので、海から入り海から出るルートに基づく検討はされていません。つまり、残念なことに、固定化回避という名で、都心上空の飛行を固定化することを検討しているのです。4年以上もこの議論をしながら、固定化回避検討会は、住民要求に背を向ける姿勢であり、実効性あるものを求めると言いますが、海から入り海から出るルートに基づく検討をしない限り意味がありません。だから、関連各自治体で一つでも多く、新ルートの停止を求める意見書が上がる後押しがないと、実効性のある検討とはなり得ないということになります。実効性を固定化回避検討会に求めるのであれば、今回の陳情を採択することが重要で、早く空の安全を守れる最も実効性のある現実的な道が開かれます。
自民党の議員については、上空をという話です。飛行機に限らず落下物、事故があってからでは取り返しがつかないことになりますから、そもそも対策をしっかり見直さないといけないと思っています。本当に空路に限らず、この間の八潮の陥没事故を含め、道路、下水道、様々なもののインフラの老朽化が目立っています。老朽化に限らず、安全は更に高まっていかなくてはならないと思っています。
そんな中で、まず、この陳情にも寄り添うのは当然だと思いますけれども、現実的に今の段階でこの飛行ルートをなくしてしまおうということは、現在では厳しい、そういった意味では、固定化をまずさせない議論をしっかりして、経済的関連、国の政策的にも今現在ではでは厳しい区の立場を主張していく必要があると思います。
空路などのインフラ、安全・安心を確保するためにも、23区の特別区長会、建設部長会、全自治体を巻き込んでの議論をやっていただくのが前提の上で、今回の内容については不採択とさせていただきますとの表明でした。万が一の事故があってからでは取り返しがつかないというのなら、不採択などと悠長なことを言っていないで、早急に対応するべきではないでしょうか。
広大な空域を占用し続ける横田空域の存在が、もともと羽田空港の過密運航の原因になっています。羽田空港は、2009年12月から4本目の滑走路の供用を開始するため、民間機の離着陸回数が年間29万回から40万7,000回に激増しています。戦後80年にもなるというのに、米軍が首都を含む日本の空を支配し、日本の民間機が広大な横田空域を避けて飛ばなければならないということ自体、極めて異常です。政府は、全面返還交渉どころか、米軍再編の巨大経費の負担を約束して、一部の返還で済ます態度に終始しています。過密運航を解消するためには、横田空域の返還が不可欠であり、前提であるのに手つかずのままとなっており、改善も求めず付き従い、更に都心上空の新ルート撤回を区民が求めているにもかかわらず、固定化回避どころか固定化を進める検討会となっている固定化回避検討会に委ねることをもって不採択とした態度は改めるべきです。
是々非々の会については、まず、1日最大80便から130便への増便が可能となって、首都圏の国際競争力の強化が図れることは、私は日本経済にとって大変重要なことだと思います。千葉の友人と話し、従前の飛行ルートは千葉を通るわけで、今回の新しいルートは3時間程度がこの首都圏を通っていますけれども、それ以外の時間帯は、やはり従前と同じく千葉県上空を通っている。千葉県の友人からすると、県民だけが負担を強いられ、それは不公平になるではないかとの話があった。友人の話は、一理ある思う。ですから、それは、東京だけでなく、首都圏全体で議論していく問題でなかろうか。私としては、日本経済の強化というのは必要であろうと思いますから、不採択との表明でした。千葉県上空下でも、都心ルート同様に危険な兆候があるけれども、そのまま飛行を継続していることから被っているのだから、公平性の観点で、都心ルートの危険も被ることは仕方がない、我慢するべきというのでしょうか。羽田空港の過密化を改善する新飛行ルートの中止を求める議論は、東京以外の問題を排除したものではないことは御存じだと思います。
過去の事故、インシデントから、行政、会社が何を学んでいるのか。命を守るため、かつての事故の教訓を活かした対策がきちんと取られているのか。更に、利益最優先の発想で、間違った方向に動いていないかこそ、地方議会において、航空会社、行政に対して厳しくチェックの目を持つことが重要となります。この視点もなく、首都圏の国際競争力の強化をとりわけ重視する姿勢では、航空業界の事故を二度と起こさないツールをいつまでたっても我が国において確立できないこととなってしまい、経済どころか人の命を守れない国になってしまいます。
陳情に関連し、住民からは幾つも声が寄せられています。
「2分に1回、頻繁にジャンボ機が低空で飛んでいる、早朝にも轟音が続くことがある、そのために落ちるのではないかと怖い。」「轟音が聞こえてくるが、見上げれば、低空飛行していて怖い」と不安の声。「9月には、低空飛行調査を住民主体で行った。2分に1回飛んでいることが分かり、びっくりした。」「テレビで御巣鷹山の日航ジャンボ機墜落事故を取り上げていました。犠牲になった当時9歳の男の子の母親は、『空の安全は願うものではなく、つくるものだと分かった』と印象的だった。是非、政治の力で、空の安全をつくってください」と願いも寄せられました。
羽田空港増便に伴う低飛行ルートの新ルート中止の願いを空路の安全を求めながら、この陳情を否決することは、道理に合わないと思います。東京タワーより低い高さで、巨大旅客機が1時間に44便飛んでいく。騒音、落下物や墜落事故の危険性、大気汚染など、区民の生活が脅かされかねない事実を前に、都心上空を低空飛行する羽田新飛行ルート中止をするよう国へ意見書の提出を求める陳情は採択とし、ここ足立から空の安全をつくっていきましょうと各議員に呼び掛けまして、討論を終わります。